一般名処方の対応法


平成24年4月改定で、院外処方箋の中で1剤であっても一般名処方をすると一般名処方加算の算定ができるようになりました。
■MyProdoc・プロフェッショナルドクターでは一般名処方に対応するために、薬剤点数マスターに個別薬剤の一般名を追加しました。
ただ、一般名は薬剤の用量・規格の記載がありませんので、そのままでは処方ができません。

(1)一般名処方をどのようにするかについては、厚生労働省のホームページに記載がありますので、ご参照ください。

厚生労働省一般名処方について

(2)また、そのホームページにある一般名処方の例をご参照ください。

厚生労働省一般名の名称例


(3)上記リンクから一部を抜粋して下に掲載いたします。
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 (凡例)
区分:内用薬及び外用薬
一般名処方の記載例:【般】+「一般的名称」+「剤形」+「含量」
   「一般的名称」については、添付文書における有効成分の一般名を基本としつつ、これをもととした既収載品の販売名も参考にして一部簡略化したものもあります。
例:アトルバスタチンカルシウム水和物 → アトルバスタチン
        ジクロフェナクナトリウム  → ジクロフェナクNa
一般名コード:薬価基準収載医薬品コード(厚生労働省医政局経済課の分類コード)の上9桁に続き、3桁「ZZZ」を付記し、12桁としています。

成分名: 当該医薬品の有効成分の名称
規格: 有効主成分の含有量(5mg、10mgなど)や剤形(錠剤、カプセル剤などの別)を示しています。
同一剤形・規格内の最低薬価: 同一の剤形・規格のうち、最も低い薬価(経過措置として使用期限を定められた医薬品を除きます)。
ただし、同一の含量の錠剤(普通錠・口腔内崩壊錠)とカプセルについては、「同一剤形・規格」として整理しています。 備考(効能違いなど): 同一剤形・規格内の医薬品のうち、効能・効果、用法・用量が異なる場合、具体的な効能・効果等を記載しています(平成24年2月22日現在)。
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■MyProdoc・プロフェッショナルドクターでの準備

(1)厚生労働省の方式にしたがって一般名処方をするには、その準備として、
<DrugIppanmei.mdb>をご使用ください。
(2)(M・P)DrugIppanmei.mdbを修正して、薬剤名の変更画面を追加しました。
また、レセプト用薬剤名欄をクリックしたときに、前部に一般名が表示されるようにしました。
カルテ入力用の薬剤名もこのファイルから変更できるようにしました。
詳しい使用法については後日説明文の記載を変更します。
MyProdoc用一般名処方のための準備ファイル<20120406MDrugIppanmei.mdb>(masterに接続)のダウンロード

プロフェッショナルドクター用一般名処方のための準備ファイル<20120406PDrugIppanmei.mdb>のダウンロード


(M・P)DrugIppanmei.mdbの使用法(右クリックしてファイルとして保存してください)(増えたフォームの説明がない古いファイルです)

(備考)DrugIppanmei.mdb内の使用法の記載の中で、当初処方用一般名として
ハルシオン0.125mg錠⇒【般】トリアゾラム0.125mg錠

としていましたが、厚生労働省の一般名の記載例としては規格が0.125mg 1錠のような場合に、錠0.125mgを一般名の後につけるようですので、

ハルシオン0.125mg錠⇒【般】トリアゾラム錠0.125mg
というように内容を変更しています。

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