平成24年4月1日制度改定QAndA




ホームページに戻る
電送日付データについて
@インスリンなど患者に渡す薬剤は処方しなければなりませんが、これらを注射欄に入力して<在宅薬剤>とすると従来の紙レセプトでは問題にはなりませんが、日付情報はエラーになります。(→このエラーは現在修正されています。)
インスリンなど処方する薬剤が注射諸薬剤マスターにあるため処方欄に出ないときは、マスター保守の<注射薬>ボタンで注射諸薬剤マスターを開き、目的の薬剤を選択して、<薬剤マスターへ追加>ボタンをクリックしてください。その後、<システム設定>ボタン→<コンピュータ設定>ボタン→<OK>ボタンをクリックすると処方入力欄から入力可能になります。

Aある処方薬剤を同一月に<3回内服毎食後>のように保険で処方し、
別の日に同一患者に<公1・3回内服毎食後>のように負担区分を変えた場合、日付データが重複します。
Bある薬剤を単剤または同じ組み合わせで同量を、<3回内服毎食後>と<3回内服毎食前>のように異なる投与法で処方した場合は、日付情報が重複します。
この現象は回避できませんので、レセプトの<Dendou患者一覧>フォームから<日付データ>ボタンをクリックし、重複した日付情報を削除したのち電送データを作成してください。
C上記ABの場合のように日付データのエラーの場合、カルテの入力での変更で対処できる問題ではありませんので、直接日付データの編集が必要になります。
日付データの編集方法は以下のようにしてください。
電送ファイル作成中の<Densouフォーム>から、<A摘要レコード編集>ボタンをクリックします。
開いた<Densou患者一覧>フォームの、<日付エラー一覧>ボタンをクリックして開く、 <DQ電送日付データのエラー一覧>クエリーにレコードが表示されていれば、日付データのエラーがありますので、
<Densou患者一覧>フォームで表示される患者名に移動し、<日付データ>ボタンをクリックして、日付欄のある<Densou摘要情報編集>フォーム内で日付欄に数字を入力するか、入力された数字を変更するなどして編集してください。
なお、日付データのエラーの編集作業は、他のエラーを修正して最後に電送レセプトデータを作成する直前に行ってください。
(日付データの編集を行った結果は保存されませんので、後に再度レセプトを作成しなおすと再度日付データの編集が必要になります。)

日付欄の画面の例



Q001:
薬剤の一般名処方について。一般名処方するには薬剤名は自動で変わらないのですか?

A001:事務の方からの質問ですが、薬剤の一般名というものがどのようなものかを考えてみますと、
自動的に一般名を処方内容にするのは簡単ではないことがわかります。
そのため厚生労働省が提供している薬剤一般名データベースもまだ薬剤数218個とわずかなもので、今後年2回のペースで配布するとしています。

内服薬でも外用薬でも同じ一般名をもっています。
(例)
リンデロン−Vクリーム0.12%(単位g)→ベタメタゾン吉草酸エステル(=一般名)
ノルコットクリーム0.12%(単位g)→ベタメタゾン吉草酸エステル(=一般名)
デルモゾールローション0.12%(単位ml)→ベタメタゾン吉草酸エステル(=一般名)
トクダームテープ6μg/cm2 0.45mg7.5cm×10cm(単位なし)→ベタメタゾン吉草酸エステル(=一般名)

商品名リンデロン−Vクリーム0.12%を処方しても、商品名トクダームテープ6μg/cm2 0.45mg7.5cm×10cmを処方しても一般名はベタメタゾン吉草酸エステルです。このままでは一般名処方しても、クリームなのか軟膏かテープなのか、どの薬を示すのかはわかりません。
しかも商品名は名称と規格が一体化していますので、 一般名にするには以下のようにする必要があります。

(例)
リンデロン−Vクリーム0.12%→ベタメタゾン吉草酸エステルクリーム0.12%
ノルコットクリーム0.12%→ベタメタゾン吉草酸エステルクリーム0.12%
トクダームテープ6μg/cm2 0.45mg7.5cm×10cm→ベタメタゾン吉草酸エステルテープ6μg/cm2 0.45mg7.5cm×10cm

以上のように結局は商品名の一部を付け加えなければ一般名処方は不可能ですので、 自動的に商品名が一般名に入れ替わるということはありません。DrugIppanmei.mdbで必要な薬剤についてレセプト用薬剤名を編集してください。
Q002:
MDrugIppanmei.mdbでレセプト用薬剤名を一般名を含む名称に変更しても元に戻ってしまいます。

A002:
MyProdocの電子カルテを起動するときにNOTABLE版を使用しなければならない場合にこのようになるようです。<MDrugIppanmei.mdb>でレセプト用薬剤名を一般名を含む名称に修正したあとに登録ボタンをクリックしても<レセプト用薬剤名>がそのままで、登録ボタンをクリックしたときに<致命的なエラー>が発生していることがわかりました。
原因はインストールされているODBCファイルが問題無く動くバージョンではないからです。
正常に動くようにするには、<MDrugIppanmei.mdb>をデータベースウインドウが開くようにSHIFTキーを押しながらダブルクリックして、いったんリンクテーブル<薬剤点数マスター>を削除し、改めてmasterから <薬剤点数マスター>をリンクしなおしてください。
A004: でNOTABLE版なしで動くODBCドライバをダウンロードできます。

Q003:
院内処方では使い慣れた商品名で処方し、院外では一般名処方をしたい。

A003:
たとえば、ヘルベッサー錠30 30mgは一般名<ジルチアゼム塩酸塩>で、
ジルチアゼム塩酸塩錠30mg「ZE」・ジルチアゼム塩酸塩錠30mg「CH」・ジルチアゼム塩酸塩錠30mg「タイヨー」というような末尾の「ZE」・「CH」・「タイヨー」を取り去ればそのまま一般名処方ができる最低薬価の後発品があります。ジルチアゼム塩酸塩錠30mg「ZE」のレセプト用薬剤名をジルチアゼム塩酸塩錠30mgにして院外処方に用い、院内処方はヘルベッサー錠30 30mgなどを処方するなどの方法があります。

Q004:NOTABLEカルテでなく通常のリンクをしたカルテがそのまま起動するようにするには?

A004:
下記のODBCドライバを解凍してインストールしてください。 すでに別のバージョンのODBCドライバがインストールしてあっても問題ありません。

mysqlのODBCドライバ(myodbc-2.50.lzh)

上のODBCドライバを使用するにはWindowsの管理ツール→データ ソース (ODBC)で、システムDSNをdatum・master・supportなどをいったん削除して登録しなおして使用します。登録時にドライバとしてドライバタブに MySQLのバージョン2.50.19.00として表示されますので、これを選択します。
すでにインストールされているバージョンが3.51.10.00など他のバージョンのMySQLドライバを選択せず、バージョン2.50.19.00のMySQLドライバを選択してシステムDSNを作成しなおします。


ホームページに戻る