COVID-19関連で第3公費が必要になった時のファイルの修正方法 修正する場所は、 1 RE行の左から3番目の4桁の数字(レセプト種別コード)を変更 2 SI行の左から3番目の一文字を変更(負担区分コード)(これは複数行あります) 3 追加する行はKOから始まる2行の次の行に追加 ------------------------------------------- 1 RE行の左から3番目の4桁の数字を変更 RE,323,1134,・・・ 上記1134を以下を参照してこの患者の保険内容に応じて変更します。 1142 医保/国保と3種の公費併用・本人/世帯主 1144 医保/国保と3種の公費併用・未就学者 1146 医保/国保と3種の公費併用・家族/その他 1148 医保/国保と3種の公費併用・高齢受給者一般・低所得者 1140 医保/国保と3種の公費併用・高齢受給者7割 医科・医保/国保と3種の公費併用・高齢受給者7割 1232 3種の公費併用 1348 後期高齢者と3種の公費併用・一般・低所得者 1340 後期高齢者と3種の公費併用・7割 1442 退職者と3種の公費併用・本人 1444 退職者と3種の公費併用・未就学者 1446 退職者と3種の公費併用・家族 ---------------------------------------------- 2 SI行の左から3番目の一文字を変更(これは複数行あります) COVID-19関連では診療内容に応じて負担区分が決まります。 SI,11,1,111000110・・・・ 上記1を診療内容に応じて以下のように変更します。 (1) 通常の保険診療 初診料(288 点)、院内トリアージ料(300 点)、二類感染症患者入院診療加算(外来・臨時的 取扱)(250 点)、鼻腔・咽頭拭い液採取料(5 点)は公費の対象とはならず、通常の保険診療 となるため、患者の一部負担金が発生します。 保険のみは1ですが通常は第3公費にも該当しますので、 医保+公費3→E 保険がない公費のみの場合(用紙区分が公費単独の場合)は→B (2) 検査の公費(第1公費) 抗原検査(定性)(300 点)、免疫学的検査判断料(144 点)は「検査の公費」として請求できます。 医保+公費1→2 保険がない公費のみの場合(用紙区分が公費単独の場合)は→H (3) 治療の公費 (第2公費)※宿泊・自宅療養(外来を含む) 処方せん料(その他)(68 点)、一般名処方加算2(5 点)、救急医療管理加算1(950 点)等は 「治療の公費」として請求できます。 医保+公費2→3 保険がない公費のみの場合(用紙区分が公費単独の場合)は→J ---------------------------------------------------- 第3公費の行を二番目の公費の行の次に挿入する。 KO,28300606,9999996,,3,1000,,,,,, KO,28300507,9999996,,1,68,,,,,, ←この行に追加 追加する公費3は KO,負担者番号,受給者番号,,診療実日数,合計点数,,,,,, 負担者番号 受給者番号 診療実日数 合計点数 の部分を入力します。 診療実日数・合計点数は保険分の内容と同じです。 保険がない公費のみの場合(用紙区分が公費単独の場合)は 全ての点数の合計です。