LAN設計の具体例

プロフェッショナルドクターのLAN設計



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プロフェッショナルドクターのLAN構築例は次のようになります。これは一つの例でシステム構成によりいろいろなバリエーションがありえます。




HUB

HUBはLANボードと一体になったものもあります。独立したHUBはデータの送受診状況が表示されますので、ネットワークトラフィックのトラブル時には有用です。通常一つのHUBから3から8端末程度に接続することができます。 HUB同士をカスケード式に接続して複数のコンピュータ群を1本のLANケーブルで接続することもできます。(たとえばクリニックに3台のコンピュータがあり、隣接する自宅に2台のコンピュータがあり、これらを一つのLANに組み込むような場合です:下図参照)




プリンタ

プリンタはA4サイズまで印刷できるレーザープリンタがよいでしょう。一般の医療事務やレセプト印刷をする分にはカラープリンタを備える必要はありません。 プリンタの印刷効率はプリンタの能力に大きく依存します。また事務処理の能率はプリンタの印刷効率に依存します。できればプリンタが院内に2台あったほうが便利です。


クライアントコンピュータ

クライアントコンピュータは診察室・受付が主なものですが、この二つのクライアントコンピュータの能力は同等のものがよいでしょう。なお図ではコンピュータを4台使用していますが、必ずしも4台必要ではありません。診察室のコンピュータをサーバーにして受付のコンピュータをクライアントにして最小限2台のコンピュータを使用するシステムということも可能です。


サーバーコンピュータ

サーバーコンピュータはできるだけ高性能のコンピュータであることが必要です。プリンタの管理のみをさせておくことも、プロフェッショナルドクターのアプリケーションファイルをインストールして使用することもできます。しかし、通常サーバー上でアプリケーションを使用しないほうが高速に運用できますし、システムの安定を重要視すればアプリケーションを使用しないほうが良いでしょう。


無停電電源装置

図には出ていませんが、無停電電源装置は必需品で、各コンピュータに1台必要です(ノートパソコンには不要です)


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