MySQLをサーバーデータベースとするMyProdocのQAndAです
MyProdoc Q And A




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Q:開業が間近なのですが、MyProdocはすぐに使えますか?

A:
Windowsパソコンでアプリケーションのインストールを行った経験がある人であれば、
かならず半日でMySQLを稼働させて、電子カルテMyProdocを使用出来るようになります。
パソコンのヘビーユーザーであっても、たとえばLinuxをインストールしてただ単に使えるようにするだけでも1日で済むことは少ないでしょう。
しかし、MyProdocで必要なデータベース・その他のファイルはすべてWindows上で稼働するものです。
当社で用意したファイル説明書その他をご使用になって、その通りに進めれば数時間で稼働が可能です。
あわてる必要は全くありません。


Q:MyProdocとはどんなものですか

A:
MyProdocは、インターネットの世界で有名になったオープンソフトである高性能SQLデータベースであるMySQLをデータベースサーバーに使用する電子カルテです。
すでに10年の実績を持つ、我が国で最初の電子カルテレセコン一体型の電子カルテ<プロフェッショナルドクター>が、MySQLをデータベースエンジンにしてスケーラブルで高性能に変化したものです。
最古にして最新という信頼性抜群のシステムです。
後発・大手電子カルテメーカー製品と違って、わずか24万円で導入できるSQL電子カルテですので、
MyProdocはプロフェッショナルドクターを含め、近々導入医療機関が日本で最初に1000施設を突破するSQLデータベースの電子カルテとなるでしょう。

SQLデータベースを選択されるMyProdocのユーザーは、医学・医療のプロフェッショナルであるだけではなく、
コンピュータに対する造詣の深さを兼ね備えたインテリジェントなドクターでもあることが当社の誇りです。
Q:MyProdocはプロフェッショナルドクターとどこが違いますか

A:
ユーザーインターフェースはプロフェッショナルドクターと大きな違いはありませんが、
@MySQLをデータベースサーバーにするので高速
Aクライアントコンピュータの数が何台であっても高性能
Bデータ量が多くなっても大丈夫
C堅牢
以上のように、プロフェッショナルドクターがスケーラブルな電子カルテに変化して性能が大幅に向上したものです。

Q:病院でも使えますか

A:
MyProdocはMySQLという本格的SQLデータベースサーバーを使用していますので、
ベッド数1000の大病院でも使用できる性能をもっています。
自病院用に数千万円もかけて開発・導入する必要は全くありません。

MyProdocは、数千万円もかけて開発・導入する余裕のない中小の病院にもっともおすすめしたい電子カルテです。
なにしろレセコン1台分もしない50万円で導入できるSQLデータベース電子カルテ+レセコンですから。

Q:MySQLとは何ですか

A:
全世界でもっとも多く使用されているオープンソースのSQLデータベースです。
インターネットからダウンロードでき、検索速度が速いのが特徴です。
数多くのOS上で稼働しますが、同じオープンソースのPostgreSQLよりもWindowsでの実績が長いのが利点といえるでしょう。
また、無料で使用できるので、院内データベースを無料で構築できます。
データベース管理が簡単で、テーブルの作成・変更などが簡単にできます。

Q:MySQLを導入する利点は

A:
@無料であること(これが最大の利点)
A導入・管理が簡単であること
B処理が高速であること
C堅牢であること
D全世界で使用されているので、消滅するおそれがないこと
E他のデータベースからの移行も簡単であること
F日本語テーブル名・フィールド名が使用できること
Gブラウザを使用して、電子カルテ業務を高速に行うことができます。
たとえば、Server機にMySQL、Apache、PHPをインストールして、すべて無料の環境で院内業務に関連したイントラネット上のサーバーサイドシステムを構築することが可能です。
また、ここで重要なことは、OSに依存しない環境を作り上げることが可能になるということでしょう。
HMySQLという独立したデータベースサーバーが起動して、電子カルテのデータの追加・更新などを行うので、多数のコンピュータの同時接続でも高速に処理されます。
Iビジュアルにデータベースを管理出来る有償・無償のソフトがそろっていること。

以上のような、たくさんの利点があります。

Q:MySQLの導入は難しいですか

A:
データベースサーバーは単なるソフトウエアの一つに過ぎません。インストールも簡単で短時間にすみます。
設定も1,2分ですむほど簡単です。
データベースの作成・テーブルの作成・フィールド属性の変更なども簡単にできます。
なお、MyProdocを使用するために、データベースやテーブルをスクリプトファイルを作って1から作成する必要はありません。
必要なものはすべてそろっています。
データベースファイルは当社で作成したファイルをドラッグドロップするだけです。
ホームページを作成するアルバイトをしている学生などがMySQLを気軽にインストールして使用している時代です。
難しく考える必要はありません。
また、SQLデータベースを研究に使用したり、電子カルテなどとして診療などに使用したりが出来ないようでは、今後大きな遅れを取る事になるでしょう。
このように医療・医学分野でのデータベースの利用は重要な課題となっています。

Q:院内で電子カルテ以外のシステムを電子カルテと連動させて構築するのにMySQLを利用できますか

A:
データベースをシステムの目的毎に作成して、異なるデータベースのテーブル同士を同一のアプリケーションで使用できますので、いままで院内LAN用のデータベースを構築されていない場合、MySQLをデータベースサーバーに統一することをお勧めします。

Q:MySQLの管理は難しくないですか

A:
MySQLの管理は簡単です。一度インストールして、環境を簡単に設定すれば、後はほとんど放置しておくのと同然の手軽さです。
MySQLのビジュアルな管理ツールはいくつかありますが、無料のかねやんMySQLAdminを使用することをお勧めします。
日本語環境で簡単に操作ができます。
データのバックアップなども簡単です。

Q:MyProdocの導入にかかる時間は?

A:
院内LAN環境が構築されていれば、1時間でMySQLのインストール・データベースの稼動・クライアントからの電子カルテの稼動が可能になります。
プロフェッショナルドクターからMyProdocへの移行のほうが時間も手間もかかります。
ゼロからはじめる場合は却って、簡単にシステムの導入は簡単です。


Q:MyProdocの動作環境は

A:
Windows ME・NT4.0・2000・XPです。

Q:プロフェッショナルドクターからMyProdocに移行することはできますか

A:できます。移行のためのデータ移行ツールを使ってください。

Q:レセコンからMyProdocに移行することはできますか

A:
レセコンから患者データをExelファイルやCSVファイルなどに落とすことができれば、MyProdocのデータとして取り込むことができます。

Q:専任の管理者を置かなければなりませんか

A:
もともとMySQLの管理は簡単ですので、ある程度コンピュータが操作できる人がいれば管理可能です。
そのような院内の職員が本来の業務と兼任で管理可能です。
ただ、パソコン初心者には無理です。

Q:インターネットに接続して業務運用することが必要ですか

A:
インターネットに接続する必要はありませんし、むしろ院内業務を行うコンピュータをインターネット接続することはすべきではありません。
基本的に電子カルテなどの運用上、インターネットに接続することを前提とするようなことは不必要であり、かつ有害と思われます。
その理由は、
@いかなるOSでもセキュリテイホールを完全にふさぐことは不可能。
A患者データがひとたびインターネットの世界に流出した場合、データの回収は不可能なため、医療機関として取り返しのつかないダメージを受けることになること。 最近では患者データ流出時の損害を保障する保険が出現しているほどです。
Bコンピュータにウイルスが入り込み、コンピュータの動作異常による業務の停滞・データの流出の危険があること。
C紙カルテ時代であっても、外部とのデータのやり取りは、紹介状など、特定の場面で必要であっただけであり、電子カルテになったから急にインターネット上のデータのやり取りが必要になる、という必然性はないこと。


Q:専用サーバー機が必要ですか

A:
MySQLをデータベースサーバーにすることになりますので、できれば独立してサーバーとしてだけ稼動するサーバーコンピュータを導入したいところです。
サーバー機といっても、現在10万円以下で購入できます。
ただ、安くなったといっても、もっとも大切なものはデータそのものですから、ミラーリング可能なHDDを備えたサーバー機をおすすめします。
もちろん、毎日のデータのバックアップは必須です。

Q:サーバー機のOSはServer仕様でなければいけませんか

A:
OSはServerである必要はありません。

Q:往診先から電子カルテに入力できますか。

A:
ノートパソコン内の電子カルテから、携帯・PHSを介して直接院内サーバーにアクセスしてデータを入力することが可能です。

Q:PDAからの入力をしたいのですが、可能ですか。

A:
病棟内を移動する看護婦にVaio Uのようなコンパクトなコンピュータをもたせて電子カルテにバイタル・看護記録などを入力させることができます。
PDAを使用する場合はブラウザを介して入力することになります。
ブラウザによるデータ入力はインターフェースの自由度が低いですが、データの参照・入力が可能です。
現在、いくつかの入力フォームを作成中です。
MyProdocとブラウザを併用して診療する診療スタイルができつつあります。

Q:24時間運用は可能ですか。

A:
もちろん可能です。
24時間運用する場合は、24時間運用用に設定の変更が必要です。

Q:サテライトクリニックと病院とのデータの共用は可能ですか。

A:
もちろん可能です。
最近病院がサテライトクリニックを設置する事例が増えてきました。
MyProdocはTCP/IPプロトコールによるLAN上で稼動するスケーラブルな電子カルテですので、当然可能(地球の裏側にサーバーがあっても可能)ですが、その場合は、 データベース・アプリケーションともに、カスタマイズが必要です。

Q:プロフェッショナルドクターとMyProdocとは結局どのように違うのでしょうか?

A:
プロフェッショナルドクターは、共有ファイルデータベースを使用するもので、いわゆるデスクトップデータベースといわれているものです。
デスクトップデータベースは住所録や顧客管理程度のデータ処理を想定しているもので数万から多くて数10万程度のレコード保持が限度と考えた方がよいでしょう。
データは単に共有フォルダーにおかれた共有ファイルで、データファイルそのものが何らかの機能を持つものではありません。
テキストファイルの一種と考えるとわかりやすいでしょう。 FileMaker Pro,dBase,Paradox,Accessなどはこのようなファイル共有型データベースです。 いわば原始的なデータベースと言えるでしょう。

このようなデータベースはパソコンに不慣れな方でも手軽に導入・運用ができるという長所があります。
しかし、デスクトップデータベースはデータファイルサイズが100MBを超えるとファイルの破損を起こしやすくなります。
また、端末数はせいぜい10台程度がぎりぎりの限度と考えてください。
デスクトップデータベースはマルチユーザーで使用すると、速度も遅くなり、データの破損の可能性も増大します。
従って、コンピュータ(データベース)初心者向きの電子カルテとして位置づけられるでしょう。
またデータが蓄積してゆくシステムの場合は長年に渡って使用できるものではありません。
プロフェッショナルドクターが10年近くの長きに渡って継続して使用されているユーザーも多い、という事実は例外的にその設計に依存するもので、通常は3,4年で継続使用に耐えられなくなるでしょう。


一方、共有ファイルをデータにするのではなく、独立したSQLサーバーが稼働して、
クライアントコンピュータからのデータの検索・追加・変更・削除などの要求に対応してデータを管理する、
DB2,Oracle,Sybase,Interbase,SQL Serverなど数多くのシステムがあり、SQLデータベースと呼ばれます。
そしてこれらが、

@数千数万の同時接続ユーザー対応、
A高速性、
Bスケーラビリテイ、
Cネットワークトラフィックの減少、
Dデータの堅牢性

等々を可能にする真のデータベースというに値するパフォーマンスを持つのです。
その中で、MySQLは現時点で一部の面では世界最高の性能を持つSQLデータベース(Googleも採用しています)です。
またMySQLは時とともに急速に機能を拡大しつつあります。

MyProdocはそのMySQLデータベースを使用するもので、端末数の制限はありません。
院内LAN上で何台のコンピュータが同時にMyProdocを運用していても、全く同じ高速でデータを処理します。
このようにMyProdocは、SQLデータベースをサーバー上で起動させる必要上、パソコンのスキルが高くない方やSQLデータベースに不慣れな方には運用は難しい面があると思われます。
しかし、10年前とことなり、ドクターもパソコンに不慣れという方は少なくなりつつありますし、フリーのSQLデータベースが電子カルテでも今後ふえるのは間違いありません。
数年前と異なり、今やOracle,SQLServerなどライセンス料のかかるSQLデータベースを電子カルテで使用する必然性もありません。
自分で管理できないデータベースであれば、常に運用に他人を当てにしなければならず、心の安まることがありません。
この点でもMySQLは自分で簡単に管理運用ができるデータベースとして電子カルテに最適です。

プロフェッショナルドクターの使用歴が長いヘビーユーザー、コンピュータスキルの高いユーザーほど早期にMyProdocへの移行を開始されています。

今後電子カルテの導入を考えられる場合は、プロフェッショナルドクターよりもMyProdocをお勧めいたします。

Q:ファイル共有型データベースよりもSQLデータベースが必要な理由は何ですか?

A:
ファイル共有型データベースは本来の意味ではデータベースと呼ぶべきではありません。
ファイル共有型データベースはテキストファイルのようなファイルにデータを保存しているわけですが、
これを各コンピュータ内のフロントエンドアプリで同時に共有的に開いて操作しているわけです。
WORDのDOCファイルを考えて見ますと、これは単なるファイルであって、それ自身はデータを保持する以外の機能はありません
巨大なDOCファイルをいくつかのコンピュータのWORDで同時に編集している状態を考えてみてください。
ファイルが巨大であればあるほどデータは破損しやすくなります。
これはファイル共有型データベースの現実の姿とまったく同じです。

SQLデータベースはこれと異なり、独立して存在するデータベースアプリケーションが、適切に定義されたデータベースファイルを直接管理することになっています。
複数のコンピュータのフロントエンドアプリからのデータの挿入・更新・削除などの要求をデータベースアプリケーションが一手に引き受けて処理を行うのです。
従って、データはデータベースサーバーにより一元的に管理されるので、データの破損の可能性は非常に低くなり、処理速度も飛躍的に向上します。
医療事務にせよ何にせよ、もっとも重要な物はデータそのものですから、データが破損する可能性の高いファイル共有型データベースを使用する事自体が、データを軽視していたり、データの重要性に対する無知のあらわれともいえます。
ファイル共有型電子カルテを使用していて、医療機関のIT化うんぬんと語る人々も過去にはいましたが、
もはや現在ではファイル共有型データベースを使用しているからといってIT化とはいえないでしょう。
データがいつ吹き飛ぶかわからないからです。
SQLデータベースサーバーを使用することによって初めて院内の複数の業務の安全な連携が可能になり、それで初めてIT化ということが可能になると思われます。
Q:他の電子カルテシステムに比べてなぜ、安いのでしょうか?

A:
10ほど前、当時高価だったレセコンを駆逐するために日本で初めて生まれた電子カルテレセプト一体型電子カルテがプロフェッショナルドクターです。
以後約10年たった現在、レセコンを導入して紙カルテ併用の開業というスタイルはほぼ消滅しました。
そして現在、レセコン各社は同時接続端末数2・3台で500万円というような電子カルテを販売しています。
中には別に自社のレセコン接続まで必要というところもあるようですが、このようなスタイルもいずれ消滅するでしょう。

また、ファイル共有型データベースを使用する電子カルテも永久にそのままの状態でいられるわけも無く、
SQLデータベースへの進化を避ける事は出来ません。
その理由は、人間が常に変化・進歩を求める存在であることに尽きます。

もうすでにお気づきのように、今後コンピュータなどハードは高性能・低価格化の一途をたどり、
ソフトは無料化への道を歩みます。そして情報提供に主力が移ってゆきます。
そして現在、企業内のシステムといえども、世界的な規模で世に出回るフリーソフトを組み合わせて構築するスタイルに変化しています。
要はIT化にハード・ソフトともに金をかけない、金をかける必要がない、という状況になりつつある訳です。
なぜコンピュータソフトが無料に近づいていくのか、理由はよくわかりませんが、
自分の必要とするソフトを作成したら、それを他人に使ってもらいたい、
というような本能が人間にあるのでしょう。
コンピュータ文化そのものが内蔵している傾向なのかもしれません。

MyProdocは10年ほど前から存在する実績のあるプロフェッショナルドクターに手を加えて、
MySQL対応版にして、高速化・大規模化に成功したものです。
いわば開発費はすでに回収し終わった製品ですが、制度の改定などのために、メンテナンスを継続してゆく必要があります。
そのため、製品は導入しやすいように安く、そのかわり、メンテナンス料をいただき制度の改定に対応してゆきます。
また、現今のフリーソフトを活用して、ユーザーがカスタマイズ可能なシステムを複合的に構築してゆく予定です。
従って複数のアプリケーションによる複数のユーザーインターフェースをもつ電子カルテとなるのが今後の目標です。

Q:当院では、画像のデジタル化処理をしているのですが、DICOM画像を電子カルテ内で開いたりできますが?

A:
MyProdocがデータベース化可能なファイルはあらゆるファイルですので、もちろんDICOM画像ファイルもMyProdoc内でデータベース化されます。
また、端末にDICOM画像ビューアーがインストールされていれば、カルテ上からその画像を開いてみることが可能です 。
Windows用のDICOM画像ビューアーはフリーソフトが各種ありますが、何でも結構です。
MyProdocとは別に画像ファイリングソフトは必要ありません。
MyProdoc自身が画像をファイリングしデータベース化する機能を持っています。



Q:サーバーや端末の設定を行うサービスはありますか?

A:
MySQLのインストール・設定その他端末の設定などをすべて行うサービスがあります。
新規購入されたコンピュータを当社に送っていただいた上で、当社ですべての設定を済ませるサービスもあります。
費用については(株)ノーバメデイコにお問い合わせください。 (サーバーにMySQLをインストールするにはライセンスの購入が必要になります)
Q:当院では患者の保険証をスキャナーで読み取り、それをデータとして保存しているのですが、
それを電子カルテに取り込めますか

A:
可能です。スキャナーで読み取り、そのままのファイルでも、PDFファイルなどに変換してもよいですが、患者のデータとして保存・呼び出しが可能です。
それにより、院内のぺーぺーレス化が可能になります。
また、患者の顔写真を保存している施設もあると聞きますが、これも同じデータとして患者登録名簿などから、登録・呼び出し可能です。


Q:データのバックアップはどのようにすればいいですか?

A:
難しく考える必要はありませんが、業務終了後、データベースファイルを他の記憶媒体にドラッグ・ドロップするだけです。
リアルタイムにデータを第2サーバーに複製する、レプリケーション機能を使用すれば、
サーバーがダウンしても、他のスレーブサーバーをサーバーとして、そのまま業務を継続できます。

Q:院内のペーパーレス化を実行したいのですが、カルテは印刷しなくてもいいのでしょうか?

A:
共有ファイルデータベースであれば、データの信頼性に難点がありますから、最終的なバックアップとしてカルテの印刷ということになるでしょうが、MyProdocでは印刷は不要です。


Q:データの真正性が必要だといわれますが、その点は?

A:
MyProdocではいったん過去のデータになった診療に関するデータは、削除・変更・追加を行うと、削除前・更新前のデータの内容が日時とともに保存されます。追加したデータも同じです。


Q:LAN disk(NAS)上でMySQLを稼働させることは可能でしょうか?

A:
できません。
通常のパソコン上で稼働させてください。

Q:モニター2台で表示することは可能でしょうか?

A:
可能ですが、電子カルテの内容を表示するのに、モニターが2台必要であれば、
非常に融通が利かず、拡張が不自由なシステムになると思われます。また費用もかかるでしょう。
MyProdocの開発コンセプトとは相容れないものです。
2台のMyProdocを同じ机上に起動しておいて別々の画面を開く方が簡単ではないでしょうか。
Q:同じコンピュータで同時に別々の患者のカルテを開いておくことができますか?

A:
できません。
MyProdocを二重起動でもすれば可能ですが、
何のためにそのようなことが必要なのか理解できませんし、
長年電子カルテを使用されてきたドクターからその様なご要望をお聞きしたことはありません。
但し、MyProdocでは通常の電子カルテを開いておいて、同時にブラウザから電子カルテを開くことが可能になりますので、別のアプリケーションを起動して、ということなら可能です。

Q:保険登録は無制限に可能とのことですが、どのようにして複数保険の登録をするのですか?

A:
その患者の患者登録名簿を開くと、保険新規作成ボタンがあり、そのボタンをクリックすると、
その患者IDをもつ新たな保険が作成されます。
最小限8個の項目を入力するだけで、とりあえずその保険の登録が可能になります。
保険の登録数の制限はありません

Q:同じ患者のカルテを受付や診察室で同時に書き込みなどをしても大丈夫ですか?

A:
データ更新の競合を心配されているのだと思いますが、
同一患者のカルテを複数のコンピュータで同時に編集しても競合は起きませんので全く問題ありません。
同時に何台のクライアントから同じ患者の同一のデータに対する更新が発生しても迅速に処理されます。
この場合、更新の順にデータが変更されます。


Q:実際にMyProdocの処理速度はどんな程度のものですか?

A:
データベースを使用するアプリケーションの場合は、やはり、処理速度はデータベースの能力に大きく依存します。
SQLデータベースでない、ファイルデータベースの場合は、一呼吸置いてフォームが切り替わる感じになりますが、
MyProdocでは、たとえば一昔前の、CPUがPentium333MH、メモリー120mbのWindowsNT4.0というような、
パソコン 上で稼働させても、フォームはマウスのクリックに即座に反応して、画面がパッ、パッ、と切り替わる感じです。

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