PostgreSQLへの移行手順の概要 (1)新サーバーにPostgreSQLでデータベースを作成する。 @新サーバー機を選定。 APostgreSQLをインストールする。 Bデータベースを作成し、テーブル・インデックス・シーケンスをデータベース内に作成。 →当社提供のスクリプト文で作成します。 ご自分の施設内でのデータベースがテーブルの追加などされている場合がありますので、 自院用のスクリプト文を作成する方法も記載します。 作成されたスクリプト文は多少整形が必要です。 (2)現在使用中のMySQLからデータを取り出し、PostgreSQL用に整形する。 @MySQLのデータをdumpする。→→当社提供のスクリプト文で作成します。 Adumpしたテキストファイル内のデータを秀丸エデイタで置換などで整形・文字コード変換→当社提供の手順で整形します。 この際に、秀丸・NKF(文字コード変換プログラム)を使用しますので準備が必要です。 (3)MySQLのデータをPostgreSQLに移植する。 @PostgreSQLに付属のPgAdminIIIで(1)Aで作成したデータをPostgreSQLのデータベースに取り込む。 Aこの際に、問題が出る箇所が発生するたびに元データファイルを開き、修正する。 Bデータ移植終了後シーケンスの番号を設定(当社提供のスクリプト文で実行します) (4)各クライアントでPostgreSQLに接続して電子カルテ・レセプトが稼動するようにする。 @ODBCファイルのインストール。 AODBCの設定。 Bリンクテーブル名の変更(自動変更します) C電子カルテ・レセプトの起動実験。 概要はこのようになりますが、(2)(3)の処理は実際の業務上の移行の前に何度か行うことになります。 本番の移行(最新のデータの移植)にはデータ量によっては丸1日〜2日かかるかもしれません。 データ量が多い場合は(3)のAで手間がかかる可能性がありますがPgAdminIIIではデータの取り込み自体は早く確実で、 あらかじめ問題の出る箇所を記録しておき修正すればスムーズです。