Professional Doctor ユーザーのための情報ボックス




(最終更新平成21年1月20日)


■お知らせ
プロフェッショナルドクター用電送レセプトファイルダウンロードサイト(更新2009-01-20)

平成20年版のダウンロードサイト(更新2008-12-02)

平成20年版マスターの医療材料のマスター編集追加ファイル<EditZairyou.mdb>(2008-04-01)

EditZairyou.mdbについて(2008-04-01)



平成20年4月制度改定版のお知らせ(2007-03-10)


ACCESS2000(prodoc2007)使用上の注意事項+QandA(重要)(2007-03-19)


プロフェッショナルドクター2007バージョンアップ版ダウンロードサイトが出来ました。
プロフェッショナルドクター2007バージョンアップ版ダウンロードサイト(2007-02-07)

サイトへのアクセスはユーザー名・パスワードの両方に、医療機関コード(数字のみ7桁を)入力してください)
情報が追加されています。(2007-01-03)


○スパムメール対策のため平成19年5月5日以降、<ibara@po.iijnet.or.jp>のメールアドレスを廃止いたします。
代わりに当分の間、<steppen9491@yahoo.co.jp>に変更いたします。


○19年9月からの薬剤マスターの経過措置薬品のマーク用ファイルを使用して
新規薬剤をマスターに追加したときに、
レセプト集計用マスターの新規追加薬剤の薬価が全部1円になるエラーがあることが判明しましたので、
レセプト集計用マスターを修正するファイルをアップロードいたします。
大変ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、ダウンロードの上ご使用ください。
レセプト集計用マスターの新規追加薬剤の薬価を修正するファイル<psyuusei2007.mdb>のダウンロード(2007-09-21)



19年9月からの経過措置薬剤のマーク用自己解凍圧縮ファイル<2007pyakuzai.EXE>のダウンロード(2007-08-31)
@上記ファイルはマスターそのものではありません。
A使用する前にファイルをダブルクリックして解凍してください。
BC:\Program Files\Professional Doctor Ver5\マスター.mdbにリンクしています。
C変更する<マスター.mdb>を、
C:\Program Files\Professional Doctor Ver5\において、
<2007pyakuzai.mdb>を起動してください。 <2007pyakuzai.mdb>はどこに置いて起動しても結構です。
D9月1日から廃止される薬剤の先頭に×をつける機能などを持っています。
E念のため、<マスター.mdb>をバックアップしてから作業をしてください。
19年4月制度改定対応版カルテファイルダウンロードサイト(2007-03-30)
@19年4月制度改定版は現在の所、18年10月版と変りありません。
また、レセプトも現在の所、18年10月版を変更する必要はなさそうです。
A従いまして、18年10月版をご購入いただいた上で、19年4月制度改定版をお申し込みいただいた場合は
お申し込みを取り消し扱いとさせていただきます。
詳しくはお知らせを郵送いたします。
B上記ファイルをダウンロードされる場合は、18年10月版のダウンロード時のID/パスワードをご利用ください。

19年4月からのマスター変更用ファイル<20070401master.mdb>のダウンロード(2007-03-29)
上記ファイルはマスターそのものではありません。
C:\マスター.mdbにリンクしていますので、<マスター.mdb>をC:ドライブ直下において、
<20070401master.mdb>を起動してください。 <20070401master.mdb>はどこに置いて起動しても結構です。
主に4月1日から廃止される薬剤の先頭に×をつける機能を持っています。

◆お知らせ(2007-03-26)◆
平成19年3月25日にお送りした4月改定版のお知らせの記載事項に誤りがありましたので、訂正いたします。
平成19年4月からの改定内容は、70才未満の在宅時医学総合管理料・在宅末期医療総合診療料について高額医療費が現物給付されることが主のようですので、
@平成18年10月版カルテレセプトをご使用の場合は、平成19年4月以降も同じファイルで、そのまま使用可能です。
A平成18年4月版カルテレセプトをご使用の場合は変更が必要です。

新たにお申し込みになった先生には後日、現状を確認していただいて、
ファイルの変更が不必要であれば、お申し込みのお取り消しの手続きをさせていただきます。

●お知らせ●
@支払い基金から、OCRに患者生年の月日を表示するお願いが届いている県がありますが、これは今後全国に拡大いたします。
医療機関では特に急ぐ必要はありません。
現バージョンのプロフェッショナルドクターでは9月中に修正いたします。

Aレセプトファイルの設定フォームにはダミーデータが入力されていますので、 レセプトファイルを作成前に自院データを入力・確認をお願いいたします。


Bカルテファイルのダウンロードサイトは入院用・外来用共通となりました。


@18年4月改訂入院版・外来版カルテ共通ファイル+マスターファイルダウンロードサイト
A18年4月改訂マスターファイルのみダウンロードサイト

■(最新)

●18年制度改定対応レセプトファイルをアップロードしました(2006-04-27 21:00)

●カルテは4月25日版になりました(2006-04-25 21:00)
院内処方多剤投与の場合に、項目別領収書・領収書明細の表示がエラーになるのを修正しました。

●カルテは4月21日版になりました(2006-04-21 15:00)
@過去のカルテで会計処理時に時間がかかる詳細領収書作成を省略する、簡易保存ボタンを新規に追加しました。
簡易保存ボタンは、項目別領収書を作成しない場合や過去の診療内容の修正時に使用してください。

●カルテは4月10日版になりました(2006-04-10 17:00)
@同じカルテで複数の同じ注射の場合、会計表示がエラーになるのを修正しました。
A同じカルテで複数の同じ検査の場合複数行の入力が可能になるようにしました。
B解凍後、名前を<カルテB.mdb>に変更してください。

●カルテは4月3日版で修正しました(2006-04-03 23:40)
@在宅時医学総合管理料に対応しました。従来の在宅時医学管理料をそのまま流用しますので、
在宅時医学総合管理料対象患者については従来の在宅時医学管理料を選択してください。
A診療欄に同一項目を複数入力する場合の会計を修正しました。
B解凍後、名前を<カルテB.mdb>に変更してください。


●4月2日<カルテB.mdb>を修正しました(平成18年4月2日17:00)
包括の小児外来で療養担当手当がその他の欄に表示されないエラーを修正しました。
その他の修正履歴は同梱されております。

●<カルテB.mdb>は4月1日版修正しました(平成18年4月1日17:00)
領収書A5などを修正しました。
修正履歴は同梱されております。

●<カルテB.mdb>で丸め検査項目が新規に作成された後、カルテ上に項目が表示されないのを修正しました(平成18年3月31日22:40)
修正履歴は同梱されております。

●<カルテB.mdb>で丸め検査項目が新規に作成されないエラーを修正しました。
丸め検査作成フォームも1個追加されました。
18年4月制度改定版カルテファイルの処方箋+領収書関係のいくつかのレポートの体裁を変更してアップロードいたしました。
最新カルテは2006年3月31日版となります(平成18年3月30日22:40)



●18年版プロドクについて
18年版プロドクではインターフェースの大きな変更はありませんが、会計計算でのみ変更があります。
カルテの会計計算ボタンをクリックすると、新たに、会計計算入力をするフォームが開きます。
そのフォームの右下の、<データ確定・会計>ボタンをクリックすると、会計結果が表示されます。

そのデータをもとに、患者負担金等を入力してください。
入力が終了したら、<保存>ボタンをクリックしてください。
ここまでの処理により、領収書の項目別のデータが作成されて、レポートの領収書に反映されます。
カルテ上で確認できる会計内容は変更することはできません。

大変遅くなり、申し訳ありませんでしたが、18年4月制度改定版カルテファイルをアップロードいたしました。
下記、
@18年4月改訂入院版・外来版カルテ共通ファイル+マスターファイルダウンロードサイトからダウンロードしてください。

ダウンロードサイトへ入れない場合は、ノーバメデイコまでご連絡ください。
バグその他不具合はお知らせください。早急に修正いたします。

■3月24日のマスター改定ファイルにエラーがあり、注射の単位が誤って入力されます。
修正ファイルを本日11時にアップロードいたしましたので、ご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんが、 再度ダウンロードの上、処理の再実行をお願いいたします(2006-03-27)

カルテファイル・マスターファイル更新ファイルのダウンロードが可能になりました。

平成18年4月1日からの制度改定に関する<プロフェッショナルドクター>のバージョンアップのお申し込みのお知らせ兼申込用紙を2月22日に郵送致しました。
2月末までに、届かない場合は、(株)ノーバメデイコにメールにてご連絡ください。

(これはMyProdocに関するお知らせではありません。
MyProdocユーザーの方はMyProdocユーザー情報サイトをご欄ください)

なお、
@改定版カルテは、ACCESS2000版のみです。ACCESS2002、ACCESS2003では機能しません。
A改定版カルテでは老人用のコード一が一部を残して廃止され 、コードが変更されるのに伴い、自動入力機能を変更します。
B明細付き領収書・院外処方箋の書式変更に対応します。
従来のカルテでは自動入力が新制度上のコードの入力に対応しませんので、ご注意ください。
マスターのみならず、カルテファイルの変更も必要ですので、両方のお申し込みをお勧めいたします。

お問い合わせメール


MyProdocに関するご質問集(2003-12-10)

MySQLで院内データベースサーバー構築

【情報インデックス】


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(最新)乳障母 関係データをカルテ・院外処方箋に表示するカルテをアップロードしました(2005-07-07)

レセプトファイルを改訂しました(2004-10-29)
レセプトファイルを修正しました(2004-06-01)
41老人の負担率(給付割合)を院外処方箋に表示する方法(2004-05-24)
マスター項目の分類番号変更のお願い(2004-04-30)
16年最新レセプトファイルのお知らせ (2004-04-28)
16年基本マスター修正のお知らせ (2004-04-05)
16年改定カルテファイル修正のお知らせ(2004-03-29)
16年4月改定マスター・カルテファイルのダウンロードのお知らせ(2004-03-23)
16年4月改定マスター・カルテファイルのお知らせ(2004-03-09)
MyProdocファイルダウンロード時期のお知らせ(2004-01-25)
MySQL対応版アップサイズオプションの多数のお申し込みありがとうございます(2003-12-24)
ACCESS97版からのバージョンアップ終了期限のお知らせ(2003-12-10)
MySQL対応版について(続報5)ユーザーネットワーク・キックバック制度のご案内(2003-12-10)
MySQL対応版について(続報4)(2003-11-15)
MySQL対応版について(続報3)(2003-10-28)
MySQL対応版について(続報2)(2003-10-14)
MySQL対応版について(続報)(2003-10-08)
MySQL対応版について(03-09-14)
重要なお知らせ 平成15年6月1日よりの再診料逓減制廃止対応法(03-05-27)
平成15年4月30日版レセプトファイルをアップロードしました (03-04-29)
平成15年4月1日からの制度改定への対応法について(03-03-24)
平成14年12月27日版レセプトファイルをアップロードしました(02-12-29)
平成14年12月19日版カルテファイルにバグがあります(02-12-26)
平成14年12月19日版カルテファイルをアップロードしました(02-12-22)
平成14年11月27日版レセプトファイルを再度修正しました (02-12-3)
レセプトファイルを使用される場合の確認事項 (02-11-29)
平成14年11月27日版レセプトファイルを修正しました (02-11-29)
平成14年11月27日版レセプトファイルのダウンロード可能になりました(02-11-27)
平成14年10月分対応のレセプトファイルの2回目修正ファイルのダウンロード可能になりました(02-11-2)
平成14年10月分対応のレセプトファイルのダウンロード可能になりました(02-10-30)
平成14年10月1日からの修正版の追加について(02-10-06)
平成14年10月1日からの健康保険制度の変更とプロフェッショナルドクターへの影響 (02-09-25)
14年10月1日からの制度改定対応ファイルのご案内発送(02-09-20)
14年10月1日からの制度改定関連ニュース(02-09-17)
カルテ事務入力処理モジュールの変更ファイル(02-06-10)
理学療法関連のコメント (02-05-21)
レセプト.mdbの最新版その他レセプト関連情報 (02-05-01)
レセプト.mdbオブジェクトの変更情報の修正 (02-04-29)
分類番号の誤り-追加情報 (02-04-29)
診療実日数が足りない・主病名パラメータ画面が出るなど (02-04-26)
205円ルールの変更法 (02-04-26)
レセプトNewでの摘要欄表示の問題(02-04-26)
診療マスターの実日数の誤りなど訂正用ファイルに一部データの誤りがありました(02-04-26)
レセプトファイル発送完了のお知らせ(02-04-25)
理学療法を同一日に複数単位実施した場合の入力法について(02-04-24)
マスターの処方せん料の分類番号の修正のお願い(02-04-24)
カルテ修正モジュールおよびファイル(02-04-22)
後発医薬品の訂正情報(02-04-17)
再診料の回数の算定方法が変わりました(02-04-15)
自賠責・労災レセプトシステムできました(02-04-10)
新レセプトについてお知らせ(02-04-10)
マスター提出・消炎鎮痛処置の逓減・実日数の誤り・旧丸め検査の点数など(02-04-10)
マスターの経過措置薬剤を使用しないようにするための更新ファイル(02-04-01)
マスターの後発品項目の更新のためのファイル (02-03-31)
マスター点数でご注意 (02-03-31)

コンパイルエラーがでてカルテB.MDBが起動できない場合(02-03-27)
14年度用自院用マスター更新ファイルの使用法についてお知らせ(02-03-26)
14年度保険制度改定の内容について(02-03-25)

インフルエンザウイルス関連のコード(02-01-29)
ACCESS 2002(Office XP)上でのプロドク運用について(01-09-20)
バイタルデータ移動関連のバグ(01-08-07)
指導のためにカルテを持参される場合 (01-04-24)
マスターの外来管理加算区分の編集ファイル(01-04-24)
カルテの外用薬剤一部負担金関係モジュールの修正ファイル(01-04-24)
Windows2000版レセプトファイル(01-04-05)
13年版(老人一部負担金対応版)第2回修正版発送のお知らせ(01-01-25)
ノーバメデイコが株式会社になりました(00-12-25)
Linux Database版プロドクへの移行ツール開発を開始(00-11-29)
ACCESS2000サービスリリース1のバグについて(00-07-24)
Linux Database版プロドク試験運用開始決定(00-070-10)
データ切り離しソフトが出来ました(00-07-03)
プロフェッショナルドクター最新版(01-07-18)
急ぎのサポート・ご連絡時の方法についてお願い(00-05-17)


LANのエラーと回復の実例(00-05-15)
究極的なデータの破損
電子カルテの異常
データの異常
今日のカルテのデータが消えてしまった?(00-04-21)
どうしてもサーバーのデータが表示されない(00-04-21)
レセプトの印刷の異常
ProfessionalDoctor32のフォルダーがいつのまにかいっぱいになるのはなぜ?
お知らせ・情報
Delphi版プロドク体験後感想座談会
紙カルテを印刷しないデータ保存法(更新99-6-15)
電子カルテ認知の背景にプロドクの普及(99-5-27)
OCR印刷のご注意(00-02-01)
正常なOCR印刷可能なプリンタ(00-02-29)
Ver5使用時の疑問とおしらせ(00-2-26)
Ver5新マスターの項目の名称(00-01-04)
Ver5でレセプト作成準備中にエラーが出るとき(00-02-01)
Ver5の内容(00-03-09)
困ったときの対処法いろいろ(00-11-01)
カルテ改造法(00-03-02)
開発室から(00-02-14)
Ver5の起動に極端に時間がかかるとき
Professional DoctorVer5の最新版を使用する方法(00-04-20)
旧バージョンで国保レセプトにOCRを表示する方法(00-04-07)
旧バージョンご利用の皆様へお願い(00-04-20)
継続管理加算を再診欄に表示する方法(00-04-29)
Ver5に移行したときにデータがあるのにレセプトデータがありませんというメッセージが出る場合(00-05-11)
生保で老人の場合のレセプト表記(00-05-16)

C/S電子カルテ構築実践講座
個別指導を受けた体験談
質問のまとめ集(01-11-22)
時期プロドクについて(01-10-12)
穴蔵コンピュータ室から(03-05-15)



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カルテ会計欄・院外処方箋に乳障母情報を表示するカルテをアップロードしました。
@患者登録名簿の乳障母の給付割合が負担割合に変換されて表示されます。
A乳障母欄の自己負担額が限度額として表示されます。

<20050705prodoc.txt>4KB→変更内容の説明です(右ボタンクリックでファイル保存します)

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2004年10月から、乳・傷・母関係の患者負担額が患者によって、定額の場合と定率の場合に分かれる地域があるため、
その区別を、領収画面の患者負担額の累計をみて判断するように集計関係レポートの修正をいたしました。 入院用は10月30日アップロードいたしました。
(2004-10-30)


(戻る)



レセプトファイルの摘要欄のみ印刷時に、項目名の末尾が印刷できないエラーがありますので、
レセプトファイルの摘要欄のみ印刷用のレポートを修正しました。修正したレポートは以下の5個です。
@<レセプト摘要欄のみ20以上>
A<レセプト摘要欄のみ40以上>
B<レセプト摘要欄のみ60以上>
C<レセプト摘要欄のみ全>
D<レセプト摘要欄のみ範囲指定>


(戻る)



調剤薬局から41老人の負担割合を院外処方箋に表示してほしいと要請されている医療機関では以下をご参照・またはダウンロードしてください。

<41roujin.txt>2KB→41老人の負担割合を院外処方箋に表示する方法・および<41roujin.mdb>の使用法の説明です(右ボタンクリックでファイル保存します)
変更オブジェクト入りファイル<41roujin.mdb>280KB


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マスターの分類番号の誤りがありますので、以下の項目の分類番号の変更をお願いいたします。
@診療点数マスターの
130000210 精密持続点滴注射

分類番号:300を330に変更してください

A診療点数マスターの
120003270 長期投薬加算(処方せん料)
の分類番号:800を802に変更してください

ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが、よろしくお願い申し上げます。


(戻る)



16年版最新レセプトファイルをアップロードしました。
16年制度改定フアイルダウンロードサイトからアクセスしてください。
当分の間、16年4月分以降のレセプトを従来のレセプトで提出しても問題はありません。

変更は以下の2点です。
@摘要欄のみ印刷レポートの変更(保険者番号などを表示)
Aレセプト療養の給付欄の薬剤一部負担金欄を削除

(戻る)



新マスターで処方薬剤の後発品欄が空欄になることがあります。
16年制度改定のために、<基本マスター.mdb>を使用して自院のマスターの点数などを更新された場合で、
自動処理フォームの、<選択処理>タブのオプション:<保険薬剤を全部登録する>ボタンをクリックされた場合、
登録された処方薬剤の<後発品>フィールドが空欄になるというバグがあります。
これを修正するために、基本マスターファイル(kihon_master.mdb)を修正しました。

<usagekm.txt>2KB→kihon_master.EXEの使用法の説明です(右ボタンクリックでファイル保存します)
<kihon_master.EXE>3636KB→kihon_master.EXEです

(戻る)




@改定版カルテの<事務入力処理>モジュールに、
初診後、同じ日に再受診したときに同日再診が入力されるべきが、再診が入力される、というバグがあることが指摘されました。28日に修正しました。

A<カルテB.MDB>をコンパイルする場合、<変換後Gのコンパイル>が選択できない状態の場合はコンパイル不要です。そのままご使用ください。


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16年4月からの制度改定版マスター・カルテのダウンロードが出来るようになりました。
@プロフェッショナルドクターのホームページの最初のページ(左側のページの<目次>の下)からお入りください。

A再診料・外来管理加算のコードが変更されていますので、従来と同じカルテを使用した場合、自動入力すると、廃止された
×再診料
×外来管理加算
のような項目が入力・表示されますので、ご注意ください。
新<カルテB.MDB>を使用しない場合は、これらの項目の点数をご自分で変更することが必要です。

Bマスター自動更新のための<基本マスター.mdb>を配置する場所が
C:\ProgramFiles\Professional Doctor Ver5
となっているのは、作業のための場所を設定しているだけで、単なる便宜上の処理ですので、現在使用しているカルテのバージョンとは無関係です。

Cダウンロードの場所がわからない、パスワードがわからないなどの場合はお問い合わせください。

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(株)ノーバメデイコでは平成16年の保険制度改定によるマスターの改定作業に入りました。
制度改定関連のお知らせは、(株)ノーバメデイコよりMyProdocのアップサイズオプションをご購入されなかった
ユーザーの先生がたにのみ今週中にお送りいたします。
今回の改定で、マスターファイル・カルテファイルの変更が必要です。

MyProdocアップサイズオプションをご購入の先生は、現行<プロフェッショナルドクター>用マスターファイル・電子カルテファイルのお申し込みは不要です。

MyProdocアップサイズオプションをご購入の先生には現行<プロフェッショナルドクター>用の4月改定ファイルは<MyProdocユーザー用ページ>にアップロード予定です。


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MyProdocアップサイズオプションご購入の皆様へのファイルダウンロードについて

MyProdocアップサイズオプションご購入の皆様へのファイルダウンロードを、1月26日に予定しておりましたが、
@機能追加のため仕様を変更
AOffice2002に対応
以上のため、2月中旬以降に延期いたします。ご了承ください。

MyProdocアップサイズオプションの有効期限は、当初、2004年12月末としておりましたが、ユーザーの皆様にMyProdocファイルダウンロードが可能になった日から1年間、ということに変更・延長させていただきます。


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MySQL対応版アップサイズオプションのお申し込みを多数いただきました。誠にありがとうございます。
今週中にお申し込みをいただいたこと先生にご確認のご連絡をさせていただく予定です。
また、領収書の発行をご希望の場合はご一報ください。

12月23日の段階でお申し込みをいただいていない先生方に2度目のご案内をお送りいたしました。


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平成11年にACCESS97版からACCESS2000版へのバージョンアップのお知らせをいたしましてから平成15年12月で丸4年経過いたしましたので、
平成15年12月31日をもちましてACCESS97版からのバージョンアップを終了いたします。
バージョンアップ予定の方は急ぎご連絡ください。

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MyProdocの既存ユーザー向けご案内を先日お送りいたしました。
MyProdocはシステム価格を安価にして、導入しやすくした一方、ノーバメデイコの財政的な基礎を固めて確実にバージョンアップに対応できるようにユーザーアカウント料をいただくということになりました。

また今後は電子カルテをまだ導入されていない新規ユーザーのMyProdocへの取り込みに力を入れてゆくことになりました。
そこで、MyProdocのユーザーの先生方の費用負担を軽減すると同時にユーザー獲得のために、ユーザーネットワーク・キックバック制度を平成16年から開始させていただきます。

プロフェッショナルドクターの現ユーザーの先生がMyProdocに変更された場合に、電子カルテをまだ導入されていない知人友人のドクターにMyProdocをご紹介していただいた結果、紹介により新規プロフェッショナルドクターユーザー・もしくはMyProdocユーザーになられた場合、紹介していただいた現ユーザーの先生のユーザーアカウント料を1年間無料とさせていただきます。

詳細・紹介用資料などは近いうちにMyProdocユーザー用ページに掲載いたします。

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MyProdcで多少変更のある部分をお知らせいたします。

@起動時のデータベースの接続先の設定がなくなりました。これはサーバーコンピュータのデータベースを、端末のODBCデータソースアドミニストレータ-に記載しておけば自動的にサーバーデータベースに接続するためです。そのため、今後サーバーのデータベースのテーブルを利用して、小さなユーテーリテイーアプリケーションを作成して使用することが容易になります。
A薬剤情報のコードによる登録も可能にしました。同時に剤形などの画像の登録も出来ます。
Bカルテ番号によるID検索・電話番号による患者検索のようなちいさな機能を付加しました。
C併用禁忌薬剤情報機能を追加しました。
D従来画像データベースのサイズの限界に比較的短期間で到達する問題がありましたが、ほぼ解決しました。
E複数保険の登録が無制限に可能になりました。

MySQL採用により、データベースサーバーに対する負荷を増加させることが可能になりましたが、そのために電子カルテ本体で機能を追加してゆくよりは、今後は別に独立したファイルを作成して別々に起動するような形にする予定です。


(平成15年11月15日)

(戻る)



プロフェッショナルドクターのMySQLへの移植作業は順調に進行しています。
SQLベースのデータベースの例に漏れず、データの追加・更新・削除などはSQLから行いますので、従来のプロフェッショナルドクターに慣れたユーザーの皆様にはカルテデータなどの入力では多少煩雑に感じられると思われます。
しかし直接テーブルデータを加工することはほとんどありませんので、データの破損の可能性は大幅に減少しました。
また、クライアント数にかかわらず、処理は高速化されます。
体感的には従来の10倍以上で、ストレスを感じる場面がほとんどなくなりました。
自院LANでの端末数を増やして、しかも処理を高速化したい、堅牢で拡張性の高いシステムが欲しいと言うパワーユーザーの先生のご期待に充分こたえることが出来るものと確信しています。
新しいシステムはMyProdocという名称になりました。

(平成15年10月28日)

(戻る)


プロフェッショナルドクターファイルをMySQLデータベースサーバーの動作にあわせて変更を施して稼動させますと、たくさんのサブフォーム(1対多の子テーブルレコード)を連結している過去のカルテの1ページを開くような場合でも瞬時にカルテが開くことからも、確かにMySQLの性能はすばらしいものがある、ということがよくわかりました。

(株)ノーバメデイコでは現在鋭意新ファイルの作成作業中ですが、ユーザーの皆様に体験していただくために、出来次第ダウンロードが可能にしたいと考えております。
その前に院内LAN環境でMySQLを稼動させて使用するためにはいくつかの準備が必要です。
この点に関する情報を作業の合間に随時アップロードいたす予定です。
なお、MySQL版プロフェッショナルドクターはバージョンアップではなく、まったく別系列の電子カルテシステムとする予定でおります。
従いまして、既存ユーザーの皆様にMySQL版への移行を強制するものではなく、従来のプロフェッショナルドクターはそのままバージョンアップされます。
(平成15年10月14日)

(戻る)



(株)ノーバメデイコでは、MySQLをプロフェッショナルドクターのバックエンドのデータベースサーバーに使用することでどのような問題が発生するかを検証してまいりましたが、最終的にGoサインが出ました。
予期しない突発的な事態が発生して、計画自体が消滅する可能性も残されていますが、
一応、ユーザーの皆様には出来れば今年中にご提供できるようにしたいと計画しております。
(平成15年10月8日)


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(株)ノーバメデイコでは、プロフェッショナルドクターのデータを堅牢にし、スピードアップを図り、接続するコンピュータも増加させる、という目的と、現在のままのカスタマイズ可能性を残して拡張性を持たせる、という目的を両方同時に達成するために、MySQLをバックエンドのデータベースに使用する計画を進めています。
フリーデータベースのMySQLは、堅牢性、スケーラビリテイ、検索速度の速さ、などきわめて優れたSQLデータベースです。
まだいくつかの問題をクリアする必要がありますが、現在検証作業を進めており、近い将来に結論を出す予定です。
(平成15年9月14日)


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平成15年6月1日よりの再診料逓減制廃止対応法(重要)

(1)現在使用中の自院マスターを、別フォルダーに保存しておき、再診料・外来管理加算の項目の点数だけを変更し、
6月からそのマスターを使用し、現在使用中の<カルテB.MDB>ファイルもそのままで使用する、という方法が簡単ですが、レセプトの表示が不自然になりますので、お勧めできません。

(2)お勧めする方法としては、
@14年3月まで使用していた、マスターの再診料・外来管理加算の項目を再度復活して使用する。
その上で、
A自院の<カルテB.MDB>の自動入力のモジュール(=事務入力処理)を変更して使用する。
あるいは
B<カルテB.MDB>の自動入力のモジュールを変更したカルテ(5月29日から、ユーザー専用ダウンロードサイトにてダウンロード可能です)をダウンロードして使用する。

@+A または、
@+Bのいずれかを行ってください。

上記@Aを行うために必要なファイルは、下の4個です。
ダウンロードしてご使用ください。
なお、@用ファイルはBの処理を行う場合も必要ですので、必ずここでダウンロードしてください。
(ダウンロード後、*.EXEファイルはドラッグドロップでは移動できません。必ずコピー・貼り付けを行ってください)

@用ファイル<changemaster.txt>4KB→changemaster.EXEの使用法の説明です(右ボタンクリックでファイル保存します)
@用ファイルchangemaster.EXE→マスター変更用自動解凍ファイルです>65KB
A用ファイル<module.txt>2KB→module.EXE の使用法の説明です(右ボタンクリックでファイル保存します)
A用ファイルmodule.EXE→ モジュール変更用ファイルです>137KB


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平成15年4月30日版レセプトファイルをアップロードしました
変更内容:外来レセプトを薬剤自己負担金欄を削除した書式に変更しました。
なお、従来のレセプトでも薬剤自己負担金欄を空欄にしてそのまま取り繕い提出が可能です。
OCR部分の変更はありません。


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4月からの制度改定に必要なソフトの変更はありません。

@負担割合の変更に対応するには患者登録名簿のデータの変更(社保本人の外来負担率を0.2から0.3に変更など)を行ってください。
A薬剤一部負担金の廃止には、カルテの会計作業での一部負担金の計算を行わないようにして下さい。

なお、15年4月分以降のレセプトの様式の変更(薬剤自己負担金欄・OCRデータなど)が必要になる可能性がありますが、その際は修正ファイルを4月末にアップロードする予定です。

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平成14年12月27日版レセプトファイルをアップロードしました
変更内容:国保請求先別集計レポートなどを一部変更しました。

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平成14年12月19日版カルテファイルにバグがあります
12月19日版として、モジュール<事務入力処理>を修正し、公費単独75歳以上の場合、老人保険項目が自動入力されるように変更しましたが、この版では、75歳以上の患者の場合、点滴手技料が自動入力されない不都合があります。
修正が終了するまでファイルのダウンロードを中止しました。ご迷惑をおかけしますが、なにとぞよろしくお願い申し上げます。

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平成14年12月19日版カルテファイルをアップロードしました
変更内容:モジュール<事務入力処理>を修正し、公費単独75歳以上の場合、老人保険項目が自動入力されるように変更しました。

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平成14年11月27日版レセプトファイルで、外来の場合、レセプトシステムに付属のカルテ上で処方内容の修正をすると、院外処方の場合も集計コードが作成されてしまうエラーがありますので、この点を修正しました。マクロ<カルテ>のみの修正です。
なお、カルテシステムのカルテ上で修正を行う場合はこのような現象は発生しません。
修正したマクロ<カルテ>のみを収容したMDBファイルは下記です。

マクロ<カルテ>のみの修正ファイル<db1203.mdb>100KB

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レセプトファイルをダウンロードして最初に使用される場合、レセプト表示設定画面で
以下のようなダミー値が入力されていますので、各医療機関でレセプトを作成する場合、
必ず、各医療機関固有の情報を設定する必要があります。
都道府県番号:01
医療機関名:ノーバメデイコ
医療機関の所在地:東京都港区芝
医療機関コード(書式付):03.1922.5
医療機関コード(書式なし):0319225

特に医療機関コードがダミー値のままになっているという誤りを時々支払基金から指摘されることがありますので、慎重に設定の御確認をお願いいたします.

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平成14年11月27日版レセプトファイルで、外来レセプトで国保レセプトでOCRを印刷しない場合の設定が無効になることが判明いたしましたので、レポート<医科入院外レセプト>のみを修正した平成14年11月29日版レセプトファイルをアップロードしました。

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平成14年11月27日版レセプトファイルのダウンロード可能になりました
修正内容は
@本人家族区分の編集が簡単に出来るようにしました。
A総計関係でいくつかのレポートに小計欄を追加したり、公費分を追加したり、フォントサイズを変更したりしました。
Bレセプト印刷順が印刷画面と一致するように変更しました
Cプリンタの機種に関係なく外来レセプトのOCR領域の印刷が社会保険支払基金が持っているOCRエリアマッチングシートとのずれが発生しないように外来レセプトを変更しました。
具体的な修正オブジェクトは、以下のファイルをご覧ください。

修正履歴内容<change.txt>3KB

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平成14年10月分対応のレセプトファイルの2回目修正ファイルのダウンロード可能になりました



平成14年10月分対応のレセプトファイルのダウンロード可能になりました

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14年10月1日からのプロフェッショナルドクター修正版で、Windows2000用でコンパイルエラーが発生するときのための外来単科用代替ファイルを追加しました.



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平成14年10月1日からの健康保険制度の変更とプロフェッショナルドクターへの影響について

(1)カルテシステムでの影響
カルテシステムでの処理上、
@自動入力機能の変更が必要になります。
従来、自動入力ボタンでは、老人保険項目・健康保険項目の入力が年齢によって切り替えられていましたが、
今回、70才以上でも75歳未満は老人医療対象になりません(前期高齢者と呼ぶ健康保険対象者になります)ので、自動入力関係の機能を変更する必要が出てきました。

A院外処方箋の表示の問題
70才以上の患者や家族の場合、負担率が2通りありますので、それを表示する必要があります。
なお、従来の診定額などの表示はしないことになりました。


B患者負担率の情報
*年齢3歳を境にした保険家族の場合、
*70歳以上の老人保険または前期高齢者の場合は収入により、

以上二つの場合は負担率がことなります。
患者登録名簿上で負担率を適切に入力すれば会計は可能ですが、
要求されるレセプト処理から逆にカルテ入力を見たときに、患者負担率の情報を診療録のデータとして入力することが必要と思われます。
特にレセプトの返戻時の処理を考えると、診療録テーブルそのものに、データとして
負担率の情報を記載した方がよいので、
診療録テーブルに新たにの<本人家族区分>という項目を作成して、フィールドに入力される内容を
本人
家族
三歳未満
高齢者九割給付
高齢者八割給付
などと入力することになります。
なお、この点につき9月20日に掲載したこの記事上では、診療録テーブルの入院外来フィールドに>患者負担率関係の情報を入力する予定を記載していましたが、検討の結果、新たに診療録テーブルなどに項目を追加する必要があると判断いたしました。そのため、<カルテシステムでの影響>の記事は以前に掲載したものとは異なります。ご了承ください。(14年9月25日)



(2)レセプトシステムでの影響
(レセプトの記載事項に付いては詳細は現9月20日時点で未確定です)

@レセプトの右上の部分の本人家族情報欄の表示が負担率の関係で変更になります。
Aレセプトの集計で負担率毎の集計データが必要になります。
負担率毎の集計データの作成は診療録データではなく、患者登録名簿のデータからもできなくはありませんが、月が変わって負担率が変わった場合には、通常のカルテでの会計処理と、レセプト作成を異なるデータで同時にすることができず、不都合が出ますので、診療録データに負担率情報を持たせることが必要と思われます.

以上のようにカルテ・レセプト双方のファイルの変更が必要になりますので、
プロフェッショナルドクターは14年10月1日版としてバージョンを変更し、
Ver6.02.10.01
とします。


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平成14年10月1日からの老人保険対象者の変更などに伴う、
カルテファイル・レセプトファイルに関して変更が必要となります。
新ファイルの申し込み案内ハガキを9月20日に発送いたしました。

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平成14年10月1日からの老人保険対象者の変更などに伴う、
カルテファイル・レセプトファイルに関して一部変更が必要となります。
*カルテに関しては自動入力モジュールの変更や、院外処方箋の表示の変更などが必要です。
*レセプトに関しても確定した詳細は9月末に判明しますが、レセプトの変更は必要です。
新ファイルの申し込み案内ハガキは9月20日までに発送いたします。
なお、9月末に新ファイルをアップロードするまでの間、ファイルのダウンロードは出来なくなりますのでご了承ください。

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お詫び
6月10日にアップロードした<db1.mdb>ファイルが本来のファイルではない古いものでした。
このためファイルをダウンロードされたユーザーの皆様に大変ご迷惑をおかけいたことをお詫び申し上げます。
6月17日に新しいファイルに修正いたしました。

新しいファイルは以下のように変更されています。
@<慢性疼痛疾患管理料>を算定したとき、その月に外来管理加算を算定しない。
A<人工腎臓>を算定したとき、再診料の例外とする。

カルテの自動入力ボタンの機能を、患者ごとに患者備忘録に<再診料例外>と入力しないで、以上のような処理を行うように変更しました。
<慢性疼痛疾患管理料>を算定することの多い医療機関や透析医療機関でご利用ください。
今後患者ごとに患者備忘録に<再診料例外>と入力する必要はありません。
なお、<慢性疼痛疾患管理料>を算定した患者が新病名で受診したとき、再診料の例外に該当しなくなりますが、この点については対応しておりませんのでご注意ください。
なお、ダウンロードサイトの<カルテB.MDB>ファイルの<事務入力処理>モジュールも6月18日に変更いたしました。


使用法(1):<db1.mdb>というファイルには
モジュール(事務入力処理)が1個があります。
@データベースウインドウからご自分の<カルテB.MDB>のモジュール(事務入力処理)を削除します。
A<db1.mdb>からモジュール(事務入力処理)をインポートしてください。
最後にVBA画面のメニュー→デバッグ→変換後Gのコンパイルを実行の上ご使用ください。


モジュール入り<DB1.mdb>非圧縮420KB(02-06-10)


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(1)<慢性疼痛疾患管理料>を算定する場合、算定した日付をレセプト上に表示する必要があります。
この場合、
慢性疼痛疾患管理料 (算定日16日)
というような日付を付記した派生項目を作成してカルテに入力するのがもっとも簡単です。
方法:
カルテのマスター保守で開く<診療点数マスター>で、
@慢性疼痛疾患管理料を検索し、メニュー→編集で行をコピーします。
A新規作成ボタンをクリックして、新規行に移動します。
B新規行にメニュー→編集で貼り付けします。
Cコードの末尾に-01をつけます。
D項目名の末尾に(算定日1日)とつけ慢性疼痛疾患管理料 (算定日1日)とします。
E点数欄その他はそのままとします。
Fこのようにして、1日から31日までの31個の派生項目を作成します。
Gコードは算定日が2日であれば末尾に-02をつけます。算定日が3日であれば-03とし、以下同様です。

(2)理学療法を実施した場合、実施した日数をコメントとしてレセプトに表示する必要があります。
これに対応するには、
<検査画像診断マスター>にコメントを登録します。
たとえばコード:comment1、項目名:実施日数5日、点数:0とします。
入力はカルテの検査画像欄に入力します。項目を実施日数5日とし、適用を”その他コメント”とします。
実施日数1日
実施日数2日
実施日数3日
実施日数4日
実施日数5日
実施日数6日
など、必要なだけコメントを作成しておく必要があります。
カルテにはその月の最後のころの来院時に実施日数のコメントを入力するか、レセプト作成時に入力するかどちらかが必要です。


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(1)4月30日に<レセプト.mdb>のダウンロードサイトに最新のレセプトファイルConventionalをアップロードしました。
プリンタドライバによってはOCR領域の印字の下部が隠れてしまうような印字になる場合がありますので、
このファイルはそのような不都合が生じないように設定しました。
OCR印字が正常に可能な場合は使用する必要はありません。
ただし、エラーが再現できない状況で修正していますので、このファイルを使用しても症状が改善されない場合はご連絡ください。

(2)<レセプト.mdb>はWindows95・98・NT・ME・2000のいずれでも起動可能です。
しかし、Windows2000ではプロフェッショナルドクター用として従来から使用されていたOCRBフォント(Iwata Engineering製)を認識できないために
マイクロソフト社のフォントを使用するファイルも必要となりますので、
二つのフォントに対応するために便宜上2種類を配布しています.

コンピュータにインストールされているフォントの判別法:
コントロールパネル→フォントでOCRBフォントを表示し、ダブルクリックします。
For Iwata Engineeringとあるのは当社の従来からのフォントです。→Windows95・98・NT用<レセプト.mdb>を使用。
Data By URWとあるのはマイクロソフト社のものです.→WindowsME・2000用<レセプト.mdb>を使用。

(3)レセプトをID順などで印刷したい場合は、以下のようにしてください。
@任意の患者のレセプトをプレビューで表示します。
Aデザインビューにします。
Bメニュー→表示→並べ替え/グループ化の設定を選びます。
C設定画面でIDがトップにくるようにします。現在は保険者番号がトップにきていますのでそれを変更します。

(4))5月1日に保険公費混在の場合の下線印刷に対応したレセプトNewをアップロードしました。
このファイルは(1)のConventionalと同じく、OCR領域の印字の下部が一部見えなくなるような不都合を回避するように設定してあります。
また、マスターに登録されていないレコードが紛れ込んだときに項目が空欄になったり点数が0になる現象を回避するようにしました.診療欄に入力したコメントの表示にも対応しています。


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@<レセプト.mdb>の変更オブジェクトとしてファイルの添付情報ファイルに記載がもれているものがありました.
(A)フォーム<病名サブフォーム_コード入力>のソースオブジェクトである、<Q病名>
(B)レポート<医科入院外レセプト>
上記はWindows9598NT用・ME2000用に共通の変更されたオブジェクトですが変更されたという記載にもれていました。

AWindows9598NT用の<レセプト.mdb>では上記のほか、
<クエリー>
QOCR1行目個別
QOCR2行目個別
QOCR3行目個別
<フォーム>
OCR1行目個別
OCR2行目個別
OCR3行目個別
以上のオブジェクトも追加・修正されています.
以上お詫びして訂正いたします.
(上記情報は<レセプト.mdb>ファイルをそのまま使用された場合には不必要な情報です)

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何人かのユーザーの先生からご指摘いただきましたが、診療点数マスターの分類番号が不適切なレコードがありますので掲載いたします.
修正をお願いいたします.
分類番号140→144に変更してください.

分類番号: 区分番号: 項番号: コード: 診療項目
140: C004: 0: 114009870: 救急搬送診療料(乳幼児)加算
140: C005: 2: 114010870: 在宅患者訪問看護・指導料(難病等複数回訪問)加算
140: C005: 2: 114010710: 在宅患者訪問看護・指導料(准看護師)(週4日目以降)
140: C005: 1: 114010610: 在宅患者訪問看護・指導料(保健師、助産師、看護師・週4日目以降)
140: C100: 0: 114007310: 退院前在宅療養指導管理料
140: C101: 2: 114010110: 在宅自己注射血糖自己測定(1型糖尿病)(3回)
140: C101: 2: 114010010: 在宅自己注射血糖自己測定(1型糖尿病)(2回)
140: C101: 2: 114010210: 在宅自己注射血糖自己測定(1型糖尿病)(4回以上)
140: C101: 3: 114010970: 注入器用注射針加算(1型糖尿病、血友病患者又はこれに準ずる患者)
140: C101: 3: 114011070: 注入器用注射針加算(その他)
140: C101: 2: 114009910: 在宅自己注射血糖自己測定(1型糖尿病)(1回)
140: C107-2: 0: 114010370: 経鼻的持続陽圧呼吸療法治療器使用加算
140: C111: 0: 114010410: 在宅肺高血圧症患者指導管理料
140: C111: 0: 114010570: 在宅肺高血圧症患者携帯型精密輸液ポンプ使用加算
140: C112: 0: 114011110: 在宅気管切開患者指導管理料
140: C112: 0: 114011210: 人工鼻使用加算


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@新カルテやレセプトを開いたときに、主病名云々のパラメータ入力画面が出る場合は、
<データ.MDB>の<病名>テーブルに主病名などの項目をまだ追加していないのが原因ですので、必要な項目の追加処理を先に行ってください.

Aレセプトで診療実日数が足りないときは、診療点数マスターで、老人の再診料関係の項目の実日数が1になっているかを確認してください.


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ご自分でレセプトを変更して205円ルールを変更される場合は以下のようにしてください。
@レセプトシステムを開きデータベースウインドウからマクロ<レポート表示制御改>をデザインビューでひらきます。
Aこのマクロの条件式の欄に205という数字が何箇所か出てきますが、これをすべて205→175に変更すれば175円ルール対応になります。
Bまた、205→0.01などに変更すれば205円ルール撤廃に対応できます。

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14年4月分以降のレセプトを印刷するためのレセプトファイルを23日・24日で発送いたしました。
27日までに到着しない場合はご連絡ください。
今後の修正ファイル・最新ファイルはホームページ上にアップロードいたします。


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レセプトNewを使用して、薬剤の項目が空欄になる現象を報告が1,2件寄せられました。
レセプトNewでは、データのコードから診療点数マスター・検査画像診断マスター・注射諸薬剤ーマスター・薬剤点数マスターを参照して摘要欄の表示データを作成し、レセプト集計用マスターを使用しません。
次の場合に上記のような現象が発生します。

@データにマスターに存在しないコードが紛れ込んでいるとき。
A注射薬剤適用に登録されている注射の投与法の用途区分欄が空欄になっているとき。
B薬剤マスター・注射諸薬剤マスターのレセプト処方箋用項目名欄が空欄のとき

@が原因の場合、レセプトConventionalではマスターに存在しないコードは無視されるのでこの現象はおきません。
Aが原因の場合もレセプトConventionalでは注射の投与法の用途区分欄を参照しないのでこの現象はおきません。
Bが原因の場合もレセプトConventionalでは適用欄の表示はレセプト集計用マスターの内容に依存し、レセプト集計用マスターを参照しますのでおきません。

@は、約束入力やDo入力で入力を行った場合に、過去に登録したマスターから特定のコードを削除してしまった場合におこります。

これを確認するにはレセプトのメインパネル→<検索>ボタン→<診療データ検索>ボタンで開く<診療データ表示>フォーム上で、問題の患者を表示します。
カルテデータ参照タブをクリックします。
この画面で患者のカルテ番号を入力すると、入力されているコード・それに対応するマスターコードの有無などを比較検討できますので一目瞭然です。
対策
@の場合はマスターに存在しないコードを削除します。
また約束処方などで、過去に登録した項目でマスターから削除してしまった項目がないかどうか調査が必要です。
ABの場合は空欄を埋めてください。
以上の処理が面倒な場合はレセプトConventionalをご使用ください。



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診療点数マスターの老人関係の再診料の実日数欄が1でなく0になっている問題、
および、処方せん料の分類番号が802であるべきところ800になっている問題を修正するファイルをアップロードいたしました.
しかし、4月25日にアップロードした診療点数マスターの老人関係の再診料の実日数覧を修正するための<jitunissuu.mdb>の中に

老人慢性疾患外来総合診療料(院外処方せんを交付する場合)
老人慢性疾患外来総合診療料(院外処方せんを交付しない)(1回目)
老人慢性疾患外来総合診療料(院外処方せんを交付しない)(2回目)

以上3項目が実日数0であるべきところ、1になっていました。大変申し訳ございませんでした。
昨日以降このファイルを使用された場合は上記3項目の実日数を0に変更をお願いいたします。
本日16時30分以降ダウンロードされた場合は修正されています。


使用法
自院サーバーの<マスター.MDB>を開きます。
ダウンロードした<jitunissuu.mdb>
から
以下の4個のオブジェクトを自院サーバーの<マスター.MDB>内にインポートします。
テーブル
@<実日数テーブル>
クエリー
@<01診療マスター診療実日数の更新>
A<02診療マスター回数の更新>
B<03診療マスター処方せん料の分類番号更新>

自院サーバーの<マスター.MDB>のデータベースウインドウから
インポートしたクエリーを選択し、
@<01診療マスター診療実日数の更新>
A<02診療マスター回数の更新>
B<03診療マスター処方せん料の分類番号更新>
を順に実行してください。

@を実行すると、自院の<マスター.MDB>の診療点数マスターの
診療実日数のデータが更新されます。

Aを実行すると、自院の<マスター.MDB>の診療点数マスターの
回数のデータが更新されます。

Bを実行すると、自院の<マスター.MDB>の診療点数マスターの
処方せん料の分類番号のデータが800から802に変更されます。

以上の処理が終了したら、インポートした4個のオブジェクトは
<マスター.MDB>から削除してください。

実日数修正用ファイル<jitunissuu.mdb>非圧縮204KB(02-04-25)



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14年4月から新設された理学療法の入力で、1日に複数単位の理学療法を行う場合は、

理学療法(1)個別療法 2

のように量を2とするのではなく、

理学療法(1)個別療法
理学療法(1)個別療法
というように、実施した単位分、行をかえて複数入力してください。
量を2とした場合は、点数欄が正常に表示されません。


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14年4月からの診療点数マスターで、処方せん料が4個追加されましたが、この分類番号がすべて
800
になっています。そのため処方せん料がレセプトのその他欄に表示されてしまいますので、分類番号
800を802に変更していただくようお願いいたします。
(誤)800→(正)802


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厚生労働省より後発医薬品の訂正情報が掲載されました。
以下の注射薬で点数の修正もあります。

セプラメタシンキット:(誤)753円→(正)813円
ピシリアントキット:(誤)357円→(正)373円

以下のURLをご参照ください。
自院マスターで該当薬があれば、後発品フィールドに後発品であれば1を、後発品でなければ0を入力してください。
なお、厚生労働省の後発医薬品の訂正情報で表示されるコードは薬価基準コードであり、薬剤のコードではありませんのでご注意ください。

後発医薬品の訂正情報へのリンク


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再診料の算定方法は、当月の再診の回数だけを数えて、月の途中に初診があってもリセットされない、ということになっていました。
今回、月の途中の初診があると次の受診は1回目の再診になるということになりました。
(このような算定方法による自動入力のモジュールおよびカルテファイルを4月19日にアップロードいたしました)

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株式会社アクテイブにより、プロフェッショナルドクターのデータから自賠責・労災レセプトを作成するシステムができました。

労災・自賠責レセプトシステムへのリンク


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新レセプトは175円ルールになるのかどうかというお問い合わせをいだきました。
205円ルールが廃止になりますので、そのとおりの仕様になります。175円ルールではありません。
また、主病名などの記載要領に従った表示を行うようにします。


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再診料の算定方法は、当月の再診の回数だけを数えて、月の途中に初診があってもリセットされない、ということになっていました。
今回、月の途中の初診があると次の受診は1回目の再診になるということになりました。
このような算定方法による自動入力のモジュールをアップロードします。
また、新制度による4月分のレセプトが打ち出せる<レセプト.mdb>(暫定レセプトファイル)もダウンロードサイトからダウンロードできます。
4月19日が最新です。
これらのカルテ・レセプトファイルおよび、複数薬を1レコードにまとめた表示とする新レセプトを4月23日より一斉に発送いたします。

使用法(1):<db2.mdb>というファイルには
クエリー7個
フォーム1個
モジュール(事務入力処理)1個があります。
@データベースウインドウからご自分の<カルテB.MDB>のモジュール(事務入力処理)など削除します。
A<db2.mdb>からモジュール(事務入力処理)クエリー・フォームををインポートし、置き換えてください。
重複したファイルは名前の末尾の1を削除するとオブジェクトが置換されます。
最後にVBA画面のメニュー→デバッグ→変換後Gのコンパイルを実行の上ご使用ください。

なお、これのファイルや、新しいカルテ・レセプトファイルをご使用になる前提として、
<データ.MDB>の病名テーブルに以下の項目の追加が必要です。
<主病名>:Yes/No型
<順位>:数値(整数)型
詳しくはダウンロードサイトのカルテの説明PDFファイルもしくはレセプトの説明PDFファイルをご覧ください。

(2)<カルテB.MDB>・<レセプト.mdb>ファイルをご希望の方はこのサイトトップから入るファイルダウンロード用サイトからダウンロードできますので、必要なパスワードをノーバメデイコまでお問い合わせください。
(一部のブラウザでは表示できないことがあります)

モジュール入り<DB2.mdb>非圧縮432KB(02-04-19)


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@マスター提出について
マスターは通常厚生省マスター以外のときに提出を要請されますので、厚生省マスターであることを通知してください。
それでも提出が必要な場合は、
<マスター.MDB> 内のテーブル
<レセプト集計用マスター>をコード・項目名・点数・単位だけを表示するようにして印刷して提出されるとよいでしょう。

A消炎鎮痛等処置の逓減のコードについて
140047670 消炎鎮痛等処置(5回目以降)逓減 50
という項目は磁気レセプトシステムで使用するコードで、
50%という意味です。


磁気レセプトシステムでは
消炎鎮痛等処置(湿布処置1)
のコードと、140047670のコードを抱き合わせてデータとして使用し、
消炎鎮痛等処置(湿布処置1)の35点がその50%として請求する、という意味になります。
いずれにせよ、現在この項目は使用しません。


消炎鎮痛等処置(湿布処置1)などの逓減の項目は別に作成する必要があります。
方法は検査画像マスターをひらき、
消炎鎮痛等処置(湿布処置1)のレコードをコピーし、新規追加します。
その際、コードの末尾に
−1
などとつけ、項目名を
消炎鎮痛等処置(湿布処置1)逓減
点数を50%にします。

B配布した厚生省マスターの再診料老人などで、診療実日数の誤りや、そのほかにも回数の誤りがいくつかあります。
現在検査・修正中ですので、修正が完了した時点で自動修正のファイルをアップロードいたします。

CCR用フィルム(検査画像診断マスターのCR用で始まる項目名・以下参照)はすべて廃止されましたが、マスターに掲載されていますので、検査項目名の先頭に廃止とマークをつけてください。
コード 検査項目 検査点数
E400CRA-1 CR用(25.7×36.4)1枚 21.00
E400CRA-10 CR用(25.7×36.4)10枚207.00
E400CRA-2 CR用(25.7×36.4)2枚 41.00
E400CRA-3 CR用(25.7×36.4)3枚 62.00
E400CRA-4 CR用(25.7×36.4)4枚 83.00
E400CRA-5 CR用(25.7×36.4)5枚 104.00
E400CRA-6 CR用(25.7×36.4)6枚 124.00
E400CRA-7 CR用(25.7×36.4)7枚 145.00
E400CRA-8 CR用(25.7×36.4)8枚 166.00
E400CRA-9 CR用(25.7×36.4)9枚 186.00
E400CRB-1 CR用(35.4×35.4)1枚 26.00
E400CRB-10 CR用(35.4×35.4)10枚 264.00
E400CRB-2 CR用(35.4×35.4)2枚 53.00
E400CRB-3 CR用(35.4×35.4)3枚 79.00
E400CRB-4 CR用(35.4×35.4)4枚 106.00
E400CRB-5 CR用(35.4×35.4)5枚 132.00
E400CRB-6 CR用(35.4×35.4)6枚 158.00
E400CRB-7 CR用(35.4×35.4)7枚 185.00
E400CRB-8 CR用(35.4×35.4)8枚 211.00
E400CRB-9 CR用(35.4×35.4)9枚 238.00
E400CRC-1 CR用(35.4×43.0)1枚 28.00
E400CRC-10 CR用(35.4×43.0)10枚 284.00
E400CRC-2 CR用(35.4×43.0)2枚 57.00
E400CRC-3 CR用(35.4×43.0)3枚 85.00
E400CRC-4 CR用(35.4×43.0)4枚 114.00
E400CRC-5 CR用(35.4×43.0)5枚 142.00
E400CRC-6 CR用(35.4×43.0)6枚 170.00
E400CRC-7 CR用(35.4×43.0)7枚 199.00
E400CRC-8 CR用(35.4×43.0)8枚 227.00
E400CRC-9 CR用(35.4×43.0)9枚 256.00



D旧丸め検査項目の点数を変更するのが面倒で、古い点数の項目をすべて削除して新しく作り直したい場合は以下のようにしてください。

(1)検査画像診断マスター
の旧点数で作られた、丸め検査項目の
@コード
A合成コード
の先頭に何らかの文字(文字数は3文字以下)をつけます。

たとえば、
D00700001→14-D00700001
など
合成コードの場合も同じように先頭に何らかの文字列をつけます。合成コードにも同じように先頭に何らかの文字をつけるのがミソです。
これにより同じコードが作成されることはありません。

B検査項目の先頭に
廃止などとつけます。これはカルテに入力するときに同じ項目名がならばないようにするため。

しかし、旧コードなどを変更しただけでは過去の入力内容の参照ができなくなりますので、次に
(2)<サポート.MDB>の<検査画像診断>テーブル
に入力されている、丸め検査項目のコードを
@で変更したコードと同じになるように古いコードを新しいコードに置換します。
たとえば、
D00700001→14-D00700001
など

以上で完成です。



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経過措置薬剤を使用しないようにするため、経過措置薬剤2年3月31日に期限が切れるものの名称に廃止マークをつけるファイルをアップロードします。

使用法
<keikasoti.mdb>をダウンロードした後、
自院<マスター.MDB>をひらきます。
<keikasoti.mdb>の中の
テーブル:@<経過措置薬>
@クエリー<14年経過措置薬変更_注射諸薬剤マスター>
Aクエリー1<4年経過措置薬変更_薬剤点数マスター>
を自院<マスター.MDB>内にインポートし、@Aのクエリーを順に実行(=開く)してください。




keikasoti.mdb(非圧縮164Kb)


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<マスター.MDB>内の<後発品>項目のデータが現在すべて”0”に設定されています。
厚生労働省から後発品リストが公表されましたので、お手元の自院<マスター.MDB>の後発品フィールドを自動更新するファイルを作成しました.
ダウンロードの上、自院<マスター.MDB>の更新のためにご使用ください。

<kouhatu.mdb>の使用方法:
<kouhatu.mdb>から<マスター.MDB>内に下の@ABをインポートします。
@テーブル<後発品データ>
Aクエリー<14年用後発品データ更新_注射諸薬剤マスター>
Bクエリー<14年用後発品データ更新_薬剤点数マスター>
<マスター.MDB>内で、クエリー<14年用後発品データ更新_注射諸薬剤マスター>をひらきます。
<マスター.MDB>内で、クエリー<14年用後発品データ更新_薬剤点数マスター>をひらきます。
以上のように、クエリーを2回実行すれば更新されます。


kouhatu.mdb(非圧縮424Kb)


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<マスター.MDB>内の薬剤・注射薬剤で、経過措置品目に指定された薬剤の場合、新しく新点数でコード項目が作成され、従来のコード項目を点数をそのままにしてあるものがあります。
自院マスターに新規に追加された薬剤を一括して登録された場合は、同じ薬剤名で旧点数の項目と新点数の項目が並存していることがカルテシステム上で薬剤を選択するときにわかりますが、自院マスターに新規に追加された薬剤を一括して登録していない場合、その点数は新点数でなく旧点数のままになっていますので、従来のように旧点数のままの薬剤を選んで入力してしまうということが起こりえます。
そのため、自院で使用する薬剤が経過措置品目に指定されていないか、またその薬剤の点数のチェックをお願いします。
簡単にチェックするため、一度自院マスターに、新規に追加された薬剤を一括して登録されることをお勧めします。
(なお、4月1日にマスターの経過措置薬剤を使用しないようにするための自動更新ファイルをアップロードしましたのでご利用ください)


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再診料の回数のかんがえ方について


月の初めから、
@初診
A再診
B初診
C再診
D再診


と受診した場合、最後の受診である<D再診>は
14年4月1日からの新制度では
(1)5回目の受診(再診)とする→医療機関にとってもっとものぞましくない
(2)3回目の受診(再診)とする→医療機関にとってややのぞましくない
(3)2回目の受診(再診)とする→医療機関にとってもっとものぞましい

以上3とおりの考え方があります。
ノーバメデイコで最近お送りした<カルテB.MDB>は(3)の考え方で自動入力されるように設定してあります.
しかし各地都道府県からの伝達によれば、(2)の考え方で処理することに確定のようです.

従いまして、(2)の考え方で自動入力する<カルテB.MDB>を作成し,今週中にも再度ユーザーの皆様のもとへお送りいたします.
当面は前回お送りした<カルテB.MDB>ファイルを診療にご使用ください。

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コンパイルエラーがでてカルテB.MDBが起動できない場合

コンパイルエラーがでて<カルテB.MDB>が起動できない場合は以下の処理をおこなってください。
(1)
@Shiftキーを押しながら<カルテB.MDB>をダブルクリックして<カルテB.MDB>を開きます。
Aデータベースウインドウが表示されたら、Shiftキーを離します。
Bデータベースウインドウの<フォーム>を選びます。
Cフォームの<検査パネル>を探して、選択し、Deleteボタンをクリックします。→削除します。
D次に<検査パネル保存010601>を探して、名前を<検査パネル>に変更します。
(2)
@次にデータベースウインドウの<モジュール>ボタンを選びます。(→モジュール1などの特定のモジュールのことではありません)
Aそのままデータベースウインドウの<デザイン>を選びます。
Microsoft Visual Basicのウインドウが開きます。
Bこのウインドウのメニュー→ツール→参照設定を選びます。
C通常8個の下のようなライブラリファイルが表示されます。
コンパイルエラーが出る場合、
Microsoft ADO Ext. 2.1 for DLL and Securityが参照不可になっている可能性があります。
(もしくはMicrosoft ADO Ext. 2.6 for DLL and Security)
Dその場合、その項目のチェックをはずします。
EOKボタンをクリックします。

F次に、メニュー→デバッグ→変換後Gの<コンパイル>が選択可能になっていれば選択します。
Gコンパイルが終了すれば、メニュー→ファイルカルテBの保存をえらびます。
コンパイルができなければ、
Microsoft Active Data Objects 2.1 Library
の参照設定も解除してください。その後再度コンパイルします。
HMicrosoft Visual Basicのウインドウを閉じます。
Iそのままデータベースウインドウからマクロ→AutoExecを選択します。
これでカルテが起動します。


Visual Basic For Applications
Microsoft Access 9.0 Object Library
OLE Automation
Microsoft DAO 3.6 Objnect Library
utilty
Microsoft Visual Basic For Applications Extensibility 5.3
Microsoft Active Data Objects 2.1 Library
Microsoft ADO Ext. 2.1 for DLL and Security もしくは
(Microsoft ADO Ext. 2.6 for DLL and Security)


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14年度用自院用マスター更新ファイルの使用法についてお知らせ

@マスター改定とカルテ変更のための必要な手順というワードファイルの内容で
c:\Pragram Files\Prefessiona Doctor Ver5 というフォルダの表示がありますが、
c:\Program Files\Professional Doctor Ver5 の間違いです。申し訳ありませんが、修正のほどお願い申し上げます。
下記ファイルはこの部分だけ修正しました。

マスター改定・カルテ変更のための必要な手順pdfファイル(01-11-26)


ACD上で起動した自院マスター追加更新ボタンをクリックしますとエラーが出る場合があります。
この場合は、CDから<基本マスター.MDB>をコンピュータのハードデイスク内に移動して、読み取り専用プロパテイチェックを解除の上起動してください。これはクエリーのバグによるものですがハードデイスク内で実行することで回避できます。
下記ファイルはLHAで圧縮した修正版<基本マスター.MDB>です。ダウンロードして、解凍後、<基本マスター.MDB>に名前を変更して使用してください.
すでに点数改定作業が終了した場合は、下記ファイルを使用する必要はありません。

圧縮版基本マスター

なお、修正版<基本マスター.MDB>についてはCDにても一応本日発送いたします。

B更新クエリー<自院の検査画像診断マスターの点数の変更>では同クエリの抽出条件、廃止年月日の項を"99999999"からIs Null Or "99999999"にしたほうがよいのではないかというご指摘を頂きましたが、このままでは自院検査画像診断マスターの画像診断のフィルム関係などの点数が変更になった分の点数が旧点数のままになりますので、この点も修正いたしました。

CWindows2000+ACCESS2000SR-1以前のバージョンの場合、ACCESS2000用<カルテB.MDB>は起動できません.NT用<カルテB.MDB>はモジュールのコンパイル時にコンパイルエラーがでます。ACCESS2000SR-1がない場合、この場合の回避方法についてはノーバメデイコまでご連絡ください。


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14年度保険制度改定の内容について(02-03-26)
はじめ厚生労働省ではこの<受診>の定義を初診の場合も含むという解釈でしたが、途中で再診の場合に限ると解釈を変更しました。
プロフェッショナルドクターでは厚生労働省の変更後の解釈にしたがって修正してあります。またこれに関連して、同一の月に初診が複数あって、あとの初診のあとに再診として受診する場合には1回目の再診となる、→初診のあとの再診の回数は1にリセットされる、という解釈でプロフェッショナルドクターでは修正しています。
プロフェッショナルドクターでは日本医師会の見解に沿ってこのように修正しました。
この点については厚生労働省の見解は示されていませんので、後日変更になる可能性があります。

お送りしたCD内の文書に記載してありますが、薬剤の後発品の定義が現時点ではまだ定まっていません。
そのため、お送りしたマスターでは<後発品>フィールドの値はすべて”0”(=すべて後発品でない)というデータになっていますのでご注意ください。
厚生労働省では3月末に後発品一覧をデータとして示すということです。



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@14年度改定保険制度では、再診料がその月の<受診>の回数によって点数が異なります。
はじめ厚生労働省ではこの<受診>の定義を初診の場合も含むという解釈でしたが、途中で再診の場合に限ると解釈を変更しました。
プロフェッショナルドクターでは厚生労働省の変更後の解釈にしたがって修正してあります。

Aお送りしたCD内の文書に記載してありますが、薬剤の後発品の定義が現時点ではまだ定まっていません。
そのため、お送りしたマスターでは<後発品>フィールドの値はすべて”0”(=すべて後発品でない)というデータになっていますのでご注意ください。
厚生労働省では3月末に後発品一覧をデータとして示すということです。



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14年度保険制度版マスターファイル・カルテファイルは3月23日に発送を完了いたしました。
3月26日までに到着しない場合はご連絡ください。
なお、今回お送りしたのはマスターファイル・カルテファイルで、レセプトシステムは4月中旬以降の発送になります。



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14年度保険制度改定に伴うマスター・システムの内容

14年度保険制度改定内容が大略決まりました。それに伴うマスター・システムの配布に関するご案内を3月はじめにハガキにてユーザーの先生方のもとにお送りいたした。
新制度にどのような変更があったかは医師会等の情報でご確認ください。

(1)お送りしたご案内では、
@マスターファイルのみの申し込みと、
Aマスター+カルテファイル+レセプトファイルの場合といずれかを選択できます。
自院ではマスターも自分で変更するという場合は、申し込みは不要です。
自院では制度の改定に自分で対応するという場合は、
@マスターファイルのみの申し込みでよいでしょう。
必要な変更に対応してほしい場合はAレセプト+カルテファイル+レセプトファイルの申し込みをしてください。

新制度では、再診料が月の何回目かによって入力項目が異なります。カルテファイルはこのような変更などに対応します。

レセプトは205円ルールがなくなりますのでこのような変更に対応します。

マスターファイルは自院のマスターの点数の自動変更、未登録分の自動追加などの機能により、マスター内容を更新します。

カルテレセプトを変更しなくとも制度の変更に対応できるかというご質問をいただきましたが、手入力をすれば再診料の変化には対応できるでしょうし、205円ルールの廃止にも経過措置があるようですので、短期間はシステムを変えなくとも対応できるかも知れません。ご自分でご判断ください。

当社ではマスターのほかにもカルテファイル・レセプトファイルともに変更が必要と言う判断の元にご案内していますが、カルテ・レセプトファイルは自分で変更するので不必要だという場合もありますので、抱きあわせでしか購入できないということのないようにオプションを設けています。
それにより、いずれかを申し込むかはご自分でご判断ください。
通常はAマスター+カルテファイル+レセプトファイルのお申し込みをお勧めします。

(2)まだVer5にバージョンアップしていない場合、3月末にバージョンアップおよびファイルの変更などを同時にするよりは、現在のシステムのままで自院のマスターの必要項目のみを変更してそのまま使用し、落ち着いたところでバージョンアップされることをお勧めします。バージョンアップとマスター変更などを同時にすると失敗すると困る場合があります。

(3)Access97版をご使用の場合、新制度用のカルテファイル・レセプトファイルを入手されてもそのままでは使用できず、まずバージョンアップすることが必要です。

(4)カルテファイル、マスターファイルの発送時期は未定です。なお、レセプトファイルのみは4月中旬以降の発送の予定です。

(5)案内のハガキに記載されたメールアドレスに誤りがありました。
お詫びして訂正いたします。
誤:ibara@.po.iijnet.or.jp
正:ibara@po.iijnet.or.jp


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14年度保険制度改定に伴うマスター・システムの配布のご案内

14年度保険制度改定内容が大略決まりました。それに伴うマスター・システムの配布に関するご案内を3月はじめにハガキにてユーザーの先生方のもとにお送りいたします。




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Ver5のマスターで収載されていないインフルエンザ検査関係のコードです。

ご使用になる場合は既存のインフルエンザ関係の検査項目のレコード、たとえば<インフルエンザウイルスA型抗体価>などの項目をコピー→新規レコードで追加貼り付け→コード・点数・項目名の変更を行うと簡単に済みます。

分類番号 区分番号 項目名  点数  コード
600 D012 インフルエンザAウイルス抗原 190点 160169450
600 D012 インフルエンザA/Bウイルス抗原 190点 160172650
600 D012 インフルエンザBウイルス抗原精密 190点 160173750



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ACCESS 2002(Office XP)では従来のACCESS 2000版カルテ・レセプトファイルはそのままでは使用できません。
ACCESS 2002上でカルテ・レセプトを開き、カルテ・レセプトファイル内の適当なモジュールを開き、コンパイルを実行すると一応稼動が可能になります。
しかし、ACCESS 2002には、レポートの<重複データの非表示>プロパテイの設定が有効に機能しないバグがあるようです。そのため、レポート印刷でいくつかの不具合が発生します。
当面、ACCESS 2002上ではプロフェッショナルドクターの運用はしないようにしてください。

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バイタルデータの移動に関し、移動は行われるにかかわらず、データ移動数が一致しないために、<データ.MDB>のバイタルデータが削除されずに残ってしまうというエラーが発生することが判明しました。
修正ファイルを現在Ver5をご利用の方に順次発送いたします。また、現在バイタルデータ関係で<データ.MDB>にバイタルデータが残ってしまうという症状が起きている方のために関係する修正モジュールのみを収載したファイルを掲載しましたので、ダウンロードして使用方法にしたがってご利用ください。

@データ移動モジュール更新ファイル
Aデータ移動モジュールの使用法

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指導などのためにカルテを持参される場合は、患者の印刷した
@カルテ
A患者頭書き
B点数表
を持参してください。特に点数表を印刷して持参することを忘れることが多いと思いますので、ご注意ください。
点数表はカルテのメインパネル→印刷パネル→<期間/カルテ・頭書・点数表>という表示のタブの画面から印刷が可能です。

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マスターの外来管理加算区分の編集ファイルを掲載します。ダウンロードの上御使用ください。
@外来管理加算区分の編集ファイル
@外来管理加算区分の編集ファイルの使用法
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カルテの外用薬剤一部負担金関係モジュールの修正ファイルを掲載します。ダウンロードの上御使用ください。
@薬剤負担金モジュール
@薬剤負担金モジュールファイルの使用法
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Windows2000版レセプトファイルができました。
プリンタドライバのバグに影響されにくいOCR印刷を実現しました。
Windows2000を導入したい場合にご注文ください。
ご希望の方は送料込みで1000円です。1000円の郵便切手を同封してお申し込みください。
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ドクターのための蔵書管理データベースソフト”My Library”
機能と特徴
@書名・著者名その他で蔵書を登録します。
A棚名・棚の段も登録できますので、書物の場所を検索するのにも便利です。
B蔵書を登録し、場所を検索できるだけではなく、書籍の内容に関する注釈や記載内容・記載されたページが書物ごとに複数登録できます。
C書名・著者名による検索が可能です。
DAnd/Or検索が書名について可能です。たとえば、’地震’と’予知’をキーワードとして両方のキーワードを含む題名の書籍の検索などができます。結果は一覧表で表示されます。
EAnd/Or検索が内容について可能です。たとえば、’神話’と’星座’をキーワードとして両方のキーワードを含む内容の書籍の検索などができます。結果は一覧表で表示されます。
F本格的クライアントサーバーデータベースですので、蔵書が数万冊あるいは数十万冊であっても軽快に処理します。
G携帯パソコンで自宅のサーバーに問い合わせて登録があるかどうかなどの情報を外から知ることができます。書店で買おうと思った本がすでに買ってあったということが時々ありますが、そのようなことを防ぐのに役立ちます(ただし蔵書をちゃんと登録していないと機能しません)
Hネットワーク対応・クライアント数制限なし。
I価格・販売開始時期は未定です。

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<サポート体勢強化プログラム・カスタマイズ支援プログラム>
サポート体勢強化プログラム・カスタマイズ支援プログラムをプロフェッショナルドクターの新バージョン(プロドク21=SQLデータベース)リリース以後に実施することになりました。


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Professional Doctor Ver5の13年版の修正版を1月25日に発送いたしました。
@修正版はレセプトシステムのみで、手術薬剤が表示されない問題を修正しました。
A患者名簿に入力された保険者番号などの桁数の異常を表示する機能を追加しました。

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<ノーバメデイコが株式会社になりました>
12年12月15日からノーバメデイコが株式会社になりました。

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<Linux Database版プロドクへ移行ツール開発が開始>
ユーザー数無制限・データ容量無制限の本格的C/SデータベースシステムであるLinux Database版プロフェッショナルドクターへ現ユーザーが簡単に移行できるようにするためのデータ移行ツールの開発が開始されました。
このツールを使って現ユーザーが1〜2時間程度の作業で自動的にかつ簡単に移行することを目的にしています。
現ユーザーは平成13年中に移行可能になる予定です。
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<Linux Database版プロドク試験運用開始決定>
プロフェッショナルドクターのVer5へのバージョンアップ作業のため開発作業が遅れていたLinux Database版プロドク(病院用)を平成12年9月から試験運用開始することになりました。
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<ACCESS2000サービスリリース1のバグについて>
ACCESS2000サービスリリース1には、フォームを開くときにWHERE条件式が最初の1回目しか効かない(フィルターも同様。マイクロソフトに確認済)というバグがあります。そのため、従来のACCESS2000上で正常に稼動していたプロフェッショナルドクターも受付け画面で患者名を選択してカルテを開くことが最初の1回目しかできないという動作異常が現れます。
ACCESS2000サービスリリース1のバグを回避して正常動作をさせるには各種の処理を施す必要が出てきますので、当面ACCESS2000サービスリリース1上ではプロフェッショナルドクターを稼動させないようにしてください。当面ランタイムファイル上でのみプロフェッショナルドクターを稼動させて下さい。(現在このバグは回避されています)
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<急ぎのサポート・ご連絡時の方法についてお願い>
*プロフェッショナルドクターの使用方法のサポートあるいはその他のお問い合わせで、明らかに返事を急ぐと思われる内容のお問い合わせを電子メールあるいはFAXにていただくことがありますが、そのように返事をお急ぎになる場合は電話にてお問い合わせください。
電子メールは時期によって何日も確認することができないことがあります。またFAXでのお問い合わせは順番にお答えをお送りすることになりますので、場合によっては5日から10日かかることがあります。電子メール・FAXでお問い合わせの場合は内容に関わらず回答に3日から7日かかる場合があるということをあらかじめご了承ください。
問題を即決するために、お急ぎの場合は解決すべき問題が出たときに必ずすぐその場で電話にてお問い合わせください。

*なお、特定の処理をするために、通常のサポート時間外にサポートを受けたいという場合もあると思われますが、そのような場合はあらかじめ日時を指定して連絡をしておいていただければ指定の時間にサポート要員が待機します。
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<データ切り離しソフトができました>
<サポート.MDB>のデータサイズが大きくなって参照に時間がかかるような場合に、古いデータを切り離してバックアップファイルに書き込み保存するシステムファイルができました。
御入用のユーザーの方はFAXにてお申し込みください。
手数料送料込みで3000円です。
発送は7月20日からになります。お申し込みの期間の制限はありません。
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<LANのエラーと回復の実例>
(1)
症状:
 ある時点からサーバーのデータなどに対する接続が非常に遅くなった。また電子カルテ上で入力などをすると数秒も砂時計が出たのちに入力されるようになった。ローカルコンピュータのバックアップデータに接続して動かしてみると、正常に稼動する。

原因と対策:
 
HUBもしくはLANボードやLANボードのドライバの異常が考えられます。また同様の症状がLANケーブルの問題で発生することもあります。

結果:
問題のコンピュータのLANボードを一度ぬいて再度装着し、再度LANボードのドライバをインストールしたら正常に動くようになった。

(2)
症状:
 
それまでは正常に動いていたが、ある時点からクライアントコンピュータを起動したときにネットワーク画面上でサーバーの名前が見えなくなった。したがってサーバー上のデータに接続することができず、とりあえずバックアップデータに接続して使用した。

原因と対策:
 
LANケーブル、HUB、LANボードなどの異常が考えられます。

結果:
LANケーブルは異常なく、このケースも問題のコンピュータのLANボードを一度ぬいて再度装着し、再度LANボードのドライバをインストールしたら正常に動くようになった。

(3)
症状:
 
コンピュータの後ろの掃除をした後でネットワーク上の他のコンピュータが見えなくなった。

原因と対策:

LANのトラブルで一番頻度が高いのがLANケーブルの接続異常です。普段ケーブルを踏んだりしているために断線したり、接続が緩んでネットワークがつながらなくなります。ケーブルの上に物を落した後ネットワークエラーが頻発するようになるということもあります。独立したHUBであればネットワークポートをみてリンクの状況を判断することができます。この場合はごちゃごちゃした配線に触れたためにLANケーブルのHUBとの接続が緩んだものと思われます。 なお、LANケーブルのコネクターがカバーで被われるタイプのもので、カバーの具合によってはカチリと音がするまで差し込めないことがあります。必ずHUBやLANボードにカチリと音がするまで確実に差し込まれたかどうかを確認してください。LANのネットワークエラーはデータ破損の原因としてもっとも脅威になる事態ですから、放置しないで原因を究明し必ず問題を解決しておく必要があります。


結果:LANケーブルをHUBにカチリと音がするまで差し直したら回復した。


(4)
症状:
 
1台のコンピュータだけがファイルの転送などに時間がかかる。

原因と対策:
 
LANケーブル、HUB、LANボードなどの異常が考えられます。

結果:
ネットワークエラーで問題なのは、異常がAll Or Nothingで発生するのではないということです。ある時は接続していたり、ある時は接続が断絶していたりという事が起こるほかに、データ転送速度が遅くなったりするだけということも起こります。明らかにネットワーク接続が断絶しているときはネットワーク上のコンピュータを表示しようとしても<パスが見つかりません>というメッセージが出ますのでネットワークエラーをすぐに検出することができますが、ネットワークエラーがあるのにもかかわらず、時間がかかるだけということもあります。このような事はLANケーブルの上に本を落としてしまっただけで起きることがあります。このような場合、リモートコンピュータ上のAVIファイルなどをローカルのコンピュータ上で開き、ビデオ画像がスムーズに連続するかどうかを確認したり、ある程度大きなファイルを転送してみて転送が終わる時間を計測して比較してみることでわかることもあります。
ネットワークプロトコールとしてTCP/IPが設定してある場合は、コマンドプロンプトからpingコマンドを実行すると、ネットワークが正常に機能しているかどうか、特定のホストからの応答時間を知ることでネットワーク上の障害の有無などを知ることができます。
正常化のためには
LANケーブルの取り替え
LANボードの差し直し
LANボードドライバの再インストール
など簡単なことから行ってみてください。ネットワークエラーの原因としてはLANケーブルの断線が頻度としてはもっとも多いようです。

(5)
症状:
 
突然コンピュータ上で他のコンピュータが見えなくなった(最近のノーバメデイコでの事例)
今まで正常にネットワーク機能を使用できたコンピュータからサーバーに接続できなくなりました。また、ネットワークコンピュータ画面には自己のコンピュータ名だけが表示されます。Pingコマンドを実行しても他のコンピュータにはデータが到達しません。HUBに至るケーブルを交換しましたが改善されません。念のためLANボードを交換し、ドライバを入れ替えましたが、状況は変わりませんでした。ネットワーク機能はあるが信号が他に出て行かないという状況のようですが、原因がまったく分かりません。

結果:
ふとHUBをみると、ケーブルコネクタを差し込んでもその部分のライトが点灯しません。他のコンピュータからのケーブルには点灯しています。再びケーブルを新しいものに交換してみると今度は正常に点灯します。同時に他のコンピュータが認識できるようになりました。原因はもともとケーブルの断線だったのですが、交換したケーブルもたまたま断線していたためにケーブルの断線以外の原因を考えてしまったということです。
(戻る)




<究極的なデータの破損>
症状:
 

いつもは無停電電源装置からコンピュータの電源をとっているが、その時に限って無停電電源装置をはずして直接コンセントから電源をとっていた。そしてシステムを稼働中に、何ということか突如停電してしまった。再度立ち上げたときにデータの接続が不能になってしまった。そこでデータシステムを修復・最適化しようとしたが、”ファイルが破損しています”というメッセージが出るだけで修復できない。


原因と対策:
 

データベースファイルが破損しますと、破損情報のメッセージが出ることもあり、でないこともあります。破損しているという情報が出たときはすでに大きく破損している場合です。このような場合に備えて必ずバックアップは必要です。また診療が終了したらカルテを印刷しておくことも必要だということがお分かりいただけるでしょう。
データベースファイルが破損しても通常はまったく問題なく、修復すればよいだけですが、修復もできないほどの大きな破損の場合はファイルの種類により対応が異なります。データベースファイルでもカルテシステムやレセプトシステムのように完全に破損した場合でもまったく問題ない場合と、データシステムのような大事なデータを含むファイルの破損のように問題が大きい場合とがあります。カルテシステムやレセプトシステムはインストールCD-ROMからコピー上書きすれば良いわけですがデータファイルの場合はそうはいきません。
しかし究極的なデータの破損が疑われる場合にもあきらめる必要はありません。修復もできないくらいファイルが破損している場合でも本当に破損しているのはその中の一部で、他は無傷であることも多いものです。修復するためにファイルを開くことすらできない場合は以下のようにします。
 別にフォルダーを作り、同名の空っぽのデータベースファイルを新しく作成し、この中に破損したファイルからすべてのオブジェクト(データシステムであればテーブルだけです)をインポートします。インポートできないオブジェクトがあればそれは破損しています。大部分のテーブルはインポートできますのでこのインポートできなかったテーブルのみをバックアップデータからインポートして補います。
但し、この場合、そのテーブルのバックアップ以後のデータは記録されていませんから何らかの方法で補う必要が出てきます。この時当日までの印刷したカルテがあれば役に立ちます。
なお、自動ナンバーのフィールドを含むテーブルであってもデータの内容がわかっていればテーブルの復元は可能です。
とにかくかけがえのないデータをバックアップしておくことは非常に重要です。またメンテナンスの一環としてデータベースファイルの修復・最適化を定期的におこなってください。

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<電子カルテの異常>
(1)
症状:
 院外処方箋の印刷で処方日に元号の部分が表示されない。

原因と対策:
 Windows上で和暦に設定しているにもかかわらず元号が表示されない場合はWindows上での日付の設定が不完全だからです。Windowsのコントロールパネル→地域→日付タブの選択でカレンダーの種類が和暦になっているのを確認した上で、短い形式・長い形式のサンプルで先頭がggで始まる形式を選択します。最初がyyで始まる形式を選択すると日付の元号などが正常に表示されません。

(2)
症状:
 
電子カルテで動きがおかしいので修復をしたが、しばらくは正常に戻るがすぐにおかしくなってしまう。しまいには起動すると”ファイルが破損しています”というエラーメッセージが出るようになった。

原因と対策:

本当に修復が行われたどうかが疑わしいので、インストールCD-ROMからカルテD.MDBを上書きしてそのまま上書きしたカルテD.MDBをダブルクリックして立ち上げてみると、その時は正常に起動し稼動するようになりました。しかし何日かするとやはり同じ症状が出るようになりました。こうなるとOS自体の異常も考えざるを得ませんが、念のため問題のコンピュータ上にあるすべてのカルテD.MDBを検索したら、 外付けハードデイスクにカルテD.MDBがありました。ショートカットでこの外付けハードデイスクのカルテD.MDBを起動するようになっていて、このファイルは修復したことはありませんでした。つまり普段起動して使用しているファイルがどこにあるものかを忘れてしまい、修復が必要になったときに見当違いのファイルを修復していたことになります。


結果:外付けハードデイスクのカルテD.MDBを修復したら正常になった。

(3)
症状:
 スタンドアローンで使用していたが、LANを構築したので、電子カルテを立ち上げて、初めてネットワーク上のサーバー内のデータに接続したら、”このデータセットは更新できません”というエラメーッセージが出てしまう。

原因と対策:
 
原因は二つ考えられます。1つはサーバーのデータなどを収めるフォルダーのプロパテイが読み取り専用になっている可能性。2つめは関係するデータベースファイル(カルテD.MDB・レセプト.MDB・データ.MDB・マスター.MDB・サポート.MDB)のプロパテイが同じく読み取り専用になっている場合。しかし通常データベースファイルはCD-ROMなどからコピー上書きしない限り読み取り専用になることはありません。

結果:サーバーの共有フォルダーのプロパテイが読み取り専用になっていたので読み取り専用を解除したら正常に使用できるようになった。

(4)
症状:
 包括(外総診)をとっている患者が急性気管支炎を起こしたので包括を解除して出来高に戻した。ところがレセプトをみると検査内容などが表示されず、相変わらず包括としての扱いになっている。

原因と対策:
 
総括を出来高に戻すにはカルテ属性の変更が必要です。具体的には受診記録画面からカルテ属性修正画面を開きます。その患者のカルテ番号に包括の内容が記録されていますが、包括の内容を削除するのではなく、そのレコードそのものを削除します。この場合は包括の内容を削除してそのレコードそのものを削除していないものと思われます。

結果:包括のレコードをそのものを削除したらレセプトにも表示されるようになった。

(5)
症状:
 
カルテがA4版で印刷されてしまうのでB5版に変えようとしてカルテ印刷のプレビューでページ設定アイコンをクリックしたら、そこでフリーズしてしまう。

原因と対策:
 
ハードはパソコン販売店組み立てのAT互換機でした。他のソフト上で同様の症状が出ないか確認してもらったところ、メモ帳などでも同じ症状がおきるとのことでした。他の症状として時折画面の色が変になるということです。
ビデオドライバーがあっていない可能性や、モニターの種類として不適切なモニターを指定している可能性があります。

結果:モニターの設定でリフレッシュレートを変更したら正常になった。



(6)
症状:
 メインパネルの照会で患者名簿を見ると、あいうえお順に並んでいるが、よくみると一順してまたあいうえお順に表示されているようだ。(相沢・・・渡辺、青木・・和田のように)

原因と対策:
 メインパネルの照会で患者名を表示する欄を横にスクロールしてみてください。患者の”ふりがな”が表示されますが、”ふりがな”の先頭にスペースが入っているグループがありませんか?”ふりがな”の先頭にスペースが入っていますと、先頭に表示され、
空白+あ
空白+い
・・
空白+わ



・・・
のように表示されてしまいます。

結果:確かにふりがなの先頭に空白が入っているものがあったので、空白を削除したら正常に表示された。

(7)
症状:
 注射欄に入力後自動入力ボタンをクリックしても手技料が入力されない。

原因と対策:
 
注射マスター内の筋注手技料のコードを削除していませんか?
削除していますと、実際は入力されているのにマスター内のコードがないために参照できずに表示されません。一般的に診療マスターに登録されているコードなどは自院に不必要と思っても削除するのは絶対に使用しないことが確かである場合以外は思いとどまってください。いつその項目が必要になるかも知れません。

結果:筋注手技料のコードを削除していた。

(8)
症状:
 診察画面からカルテを開くとエラーになり、カルテを開けない。受付画面からはカルテを開くことができる

原因と対策:
 コンピュータの設定→画面→詳細でデフォルトの<小さいフォント>を使用するを<大きいフォント>を使用するに変更していませんか?もしその場合は<小さいフォント>を使用する戻せば正常に診察画面からカルテを開くことができます。(新潟県の青木先生から寄せられた情報です)


(戻る)



<データの異常>

症状:
 データ.MDBを修復した後、最適化することができない。
 あるいはカルテシステム上でS・O欄に#Errorが表示される場合やカルテを開いて編集しようとすると、他に同じデータを更新しようとするユーザーがいないにもかかわらず、”このデータは他のユーザーが更新中ですというメッセージが出る”場合。

原因と対策:
 

データ.MDBを最適化することができない場合は、データ.MDBを構成する一つまたはそれ以上のテーブルが開けない場合などです。データ.MDBの修復が不完全である結果、依然として修復が必要な状態であることが考えられます。
 またもう一つの可能性として、カルテのソースであるテーブル”診療録”が特殊な状態になっていることがあります。この場合、カルテのあるレコードでS・O・A・P欄のいずれかに#Errorが表示されていれば、そのカルテのレコードは編集中(更新中)のままの不完全な状態になっています。
またわかりにくい場合として図・画像欄のデータの中にエラーがあり、同様の状態になることがあります。このような症状の原因はデータ.MDBの破損です。そのようなレコードがありますと、最適化ができませんので必要な診療データを保存した上で問題のレコードを削除する必要があります。
 削除するには以下の手順にしたがってください。


@
まずカルテシステムのデータ閲覧パネルから、テーブル”診療録”の中のレコードを調べ、S・O・A・P欄に#Errorが表示されているレコードを検索し、問題のレセプトコードを確認した後、すべてのカルテ番号を控えます。
Aそのカルテ番号の患者名を調べます。
B患者のカルテを新規に作成します。今日の受付画面で受付することによりカルテを作成します。
C新規に作成したカルテを開き、Do機能を用いて問題のカルテから診療・処方・検査・注射などの診療行為をすべて新しいカルテに入力します。このようにして問題のカルテに入力されていたデータを新しいカルテに入力し直します。
D新しいカルテに入力が終了したら新しいカルテの受診日時を本来の受診日時に変更しておきます。
E問題のカルテを順次開き、入力されていた診療・処方・検査・注射などの診療行為をすべて削除します。ついでカルテそのものも削除します。この段階ではこのカルテの内容は新しく作成されたカルテに入力済みですから古いカルテを削除しても大丈夫です。
Fすべての処理が終了したら、データ.MDBを最適化してください。
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今日のカルテのデータが消えてしまった?
(症状)複数科で運用しているが、マウスボールをまわしたときに、診察画面のデータがすべて”#deleted”と表示された。同時にカルテもすべて消えたようだ。調べてみると、<データ.MDB>の診療録・薬剤・診療・検査画像・注射薬剤のデータもすべて消えているようだ。患者登録名簿のデータはちゃんとある。<データ.MDB>が破損したのだろうか?

(結果)確かに<データ.MDB>の診療録に関連したテーブルのデータがすべて消えているようです。このような事はデータが破損するような状況では発生することは考えられませんし、人力で行うとすれば意識的に一つ一つテーブルを開いてデータを削除していくしかありませんので、偶発的に発生することはありません。しかし、一挙に同様のことを行うことがあります。それは受付け画面で全データ移動ボタンをクリックしたときです。<サポート.MDB>のデータを確認してもらったところすべてのデータはサポート.MDBに移動されていました。結局事務員が間違って全データ移動ボタンをクリックし、移動しますか?という確認のメッセージが出たときも慌てて”はい”のボタンをクリックしてしまったものでした。
同じ状況は業務の途中で未来の日付を設定したコンピュータでプロフェッショナルドクターのカルテシステムを起動したときにも起こり得ます。いずれにせよ実害はありませんが、びっくりしますので、日付の管理などにもご注意が必要です。
(戻る)


どうしてもサーバーのデータが表示されない
(症状)新しく導入したコンピュータからサーバーに接続したが、どうしても受付け画面に受付けされているはずの患者名が表示されない。他のコンピュータは正常に今日の患者が表示されている。確かに他のコンピュータと同じデータベースのセットに接続しているのは間違いない。

(結果)このような場合、必ず接続しているテーブルデータそのものをカルテシステムから確認してください。テーブルデータそのものがすべてを明らかにします。テーブルを確認しますと、今日のカルテは作成されています。ところが受付け画面にも診察画面にも表示されないというのです。受付け画面は今日の日付以前のデータを表示しないように設定されていますのでその事が関係あるようです。そこでコンピュータの日付を確認したところ、日付が昨日の設定になっていました。問題のコンピュータだけには今日の日付の診療録は過去のものになるので受付け画面に表示されなかったということです。
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<レセプトの印刷の異常>
(1)
症状:
 Windows 95でレセプトを印刷すると、プレビューで見ると正常に表示されるのに、実際の印刷では横の罫線の一部が印刷されなかったり、OCR領域の数字の桁数が少なく印刷されてしまう。別のプリンタを使用すると正常に印刷できる。

原因と対策:

プリンタドライバが適合していない可能性があります。また、プリンタドライバが正常でも詳細設定の具合によって正常に印刷されないことがあります。OCR領域の数字の桁数がプレビューでみるよりも少なく印刷されてしまうのはハッキリとプリンタドライバの不備・あるいはコンピュータのOSに合致していない場合です。たとえばNT用のドライバをWindows95にインストールしたなどということはありませんか? 同じプリンタでもWindows95にインストールしたドライバとWindowsNTにインストールしたドライバの場合では印刷結果が異なることがあります。たとえばCanonLBP-320はWindowsNT 4.0では設定の変更なしにレセプトが正常に印刷されますが、Windows95では印刷の詳細設定を変えないと罫線の一部が印刷されないことがあります。また、Epson 9300はプリンタの設定でCRT優先にしないと正常に印刷されません。CRT優先は印刷に時間がかかりますし、OCRが正常に印刷されたとしても、罫線の一部が印刷されなかったりします。


結果:プリンタドライバを最新のものに入れ替えたら正常に印刷された。

なお、最新のドライバを使用すればそれで問題が解決するというものでもなく、最新のドライバでもバグが残っている場合もあります。一般的に新しいプリンタほど正常に印刷できない確率が高いといえます。

(2)
症状:
 
レセプトを印刷したらOCRの印刷で最下行の表示される桁数が67桁より少ない。

原因と対策:

OCRBフォントのインストールがされていない可能性があります。その場合は代替フォントが使用されますので、所期の印刷結果が得られません。OCRBフォントが印刷に使用されているかを確認するためには4の字をみてください。 OCRBフォントでは数字の4を構成する垂直の線と斜めの線が融合せず離れています。また、OCRBフォントのインストールがされていてもプリンタドライバーが適合していない場合(上記(1)の例の場合)には同じような症状がみられます。


結果:コントロールパネルのフォントでOCRBフォントを確認したらインストールされていなかったので、インストールしたら正常に印刷されるようになった。

(3)
症状:確かにOCR Bフォントをインストールしているのにレセプトを印刷するとOCRBフォントで印刷されない。

原因と対策:

 OCR Bフォントをインストールしているかどうかはコントロールパネルのフォントを開いてみるとわかります。OCRBフォントをインストールしているにもかかわらず、OCR Bフォントが使用されていないのであれば、OCRBフォントの代わりにプリンタが代替フォントを使用しているのかもしれません。 レセプトをプレビューでみてください。プレビューで表示されるフォントがOCRBフォントでなければプリンタが代替フォントを使用しています。この場合はプリンタのプロパテイをみてフォント置き換えの設定を見て確認し、”OCRBフォントを置換しない”設定に変更してください。


(4)
症状:
 
OCR Bフォントをインストールしているし、確かにOCR Bフォントが印刷されていて、桁数もあっていると思うが、基金から読み取れないといわれた。

原因と対策:
 実物を見ますと、印刷されている数字が右にいくにしたがって微妙に間隔が大きくなっています。また数字のサイズが印刷されている部位によって異なるようです。正常に印刷されたものは数字の間隔は一定です。これはプリンタドライバの異常によるものです。

(5)
症状:OCRデータのうち、記号がすべて0000000000となっている

原因と対策:

保険者番号は数字以外の文字が入っていれば10個の0で表示されます。記号も同じ事ですが、この場合はすべて数字のみで構成されている番号が10個の0で表現されているというものです。原因は事務員が番号の前に・をわざわざ入力していたためでした。 プロフェッショナルドクターでは記号と番号は別の入力フィールドですので、記号と番号の間に区切りのために・を入れる必要はありません。レセコンに慣れている事務員がレセコンの場合と同じように考えて記号の前には・が入るものだと思い込んでいたのが原因です。


<レセプトのOCR領域が正常に印刷できない場合は以下のような手順で原因を確定してください。>

@コントロールパネル→フォントでプロフェッショナルドクター用のOCR Bフォントがインストールされているかどうかを確認する。 フォントの日付は平成10年2月25日で、サイズは140Kbです。日付が異なる(古いフォント)フォントでは正常に印刷されません。 また、プロフェッショナルドクター用ではない別のOCRフォントがインストールされていることがありますが、それでは正常に印刷できません。

まずパソコンにインストールされているフォントの確認が重要です。

*インストールされてる場合Aへ*インストールされていない場合  →インストールする →正常に印刷可能 →解決                              →インストールする  →やはり印刷異常→Aへ

Aレセプトをプレビューでみて4の字にOCR Bフォントの特徴がない、もしくはOCR最下段の桁数が67桁ではない。

→プリンタの設定でOCR Bフォントの置換設定になっていないかを確認

*プリンタの設定でOCR Bフォントの置換設定が”する”になっていない場合→Bへ*プリンタの設定でOCR Bフォントの置換設定が”する”になっている場合                              →フォントの置換をしない設定に変更する →正常に印刷可能 →解決                                                        →やはり印刷異常→Bへ

Bレセプトをプレビューでみて4の字がOCR Bフォントの特徴を持ち、OCR最下段の桁数が67桁あるにもかかわらず、実際の印刷はプレビューと異なる場合

→プリンタの各種詳細設定を変更して実際に印刷してみる

☆以上でも正常に印刷できない場合はプリンタドライバの不適合が考えられます。

☆パソコンのOSに適合した最新のドライバを手に入れてインストールし直してください。



(6)
症状:
 
マスターの食事の標準負担額を0にして、マスターの自動編集をしたら、入院レセプトで標準負担額が出ない。

原因と対策:
 
カルテ用マスターおよびレセプト集計用マスターでは食事の標準負担額の点数は0にしておく必要があります。但し、レセプトの標準負担額の欄ではレセプト集計用マスターを用いて点数の表示をしていますので、レセプト集計用マスターの標準負担額の点数は0でなく、実際の点数を入力しておいてください。
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<Professional Doctor32のフォルダーがいつのまにかいっぱいになるのはなぜ?>

 プロフェッショナルドクターのデータ.MDBなどのファイルを最適化するときに、データ.MDBをACCESS97で開かない状態でメニューからそのまま最適化しようとして、最適化先のファイル名を指定しなかった場合にこのような事態が起こります。
 ファイルを開いていない状態で、ファイルを最適化するときにはメニューから最適化元を指定した後、さらに最適化先を指定する必要がありますが、最適化先を指定しなければデフォルトでdb1.mdbなどのファイルが作られ、その名前で保存されます。しかもこの場合、最適化元になるデータ.MDBそのものは最適化されないまま残ることになります。またこのようなことを気づかないで続けていますと、どんどんファイルがたまっていきます。
 ファイルを開かないで最適化を行いますと、重大な失敗を犯すことがあります。たとえば、マスター.MDBを最適化するときにデータ.MDBという名前で最適化先を指定しますと、データ.MDBという名前で実際の内容はマスター.MDBであるファイルが残ることになり、本来のデータ.MDBは消滅してしまいます。これは実に深刻な事態ですので、必ず最適化を行うときはファイルを開いた後でメニューから最適化を選択してください。この方法ですと、最適化元・最適化先を指定する必要はありません。

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<ユーテイリテイー>
(1)<院外処方箋>
院外処方箋で薬剤自己負担の免除者に対する場合に”(免)”と印刷したり、末尾に<以下余白>と印刷したいがどうしたらいいだろうか。

対応したレポートを使用したファイルを作成しています。

(2)<自費診療>
産婦人科で自費診療が多い。自費分を処理できますか?

従来、病院用あるいは多科用システムでは自費分の入力と会計計算が可能でしたが、一般の単科クリニック用の自費分処理可能なシステムもあります。

(3)<検査データ自動取り込み機能>
 98年10月1日出荷分からのプロフェッショナルドクターではデフォルトでテキストファイル化した検査データの自動取り込機能がついています。検査センターから検査データファイルをテキストファイルで電子メールなどで送信してもらえばプロフェッショナルドクター内で自動的に検査データの入力ができます。

(4)<会計画面からの約束入力>
98年11月から
 会計画面から約束入力が可能になりました。酸素入力も簡単になりました。

(5)<院外処方箋に薬局入力事項欄の新設>98年11月から
 院外処方箋に薬局入力事項欄を新設しました。薬局入力事項欄は表示することも表示しないことも設定可能です。

(6)<眼科用眼鏡処方箋入力フォームなどの改定>98年11月から
 眼科用の眼鏡処方箋入力フォームや眼鏡処方箋・コンタクトレンズ処方箋などが新しくなりました。

(7)<ノートタブ付画面>99年1月から
患者登録名簿・会計画面・カルテ・患者医学情報画面がタブ付のフォームになりました。スクロール不要でタブによって画面を切りかえることができます。従来のスクロール画面で使用することも可能です。

(8)<保険証確認日付の自動入力>99年1月から
ボタンをクリックするだけで患者登録名簿に保険証確認日付を自動入力します。この情報は印刷するカルテ頭書きに表示されます。

(9)<患者名簿から頭書きの印刷>
患者登録名簿から頭書き(病名は現在のアクテイブ病名のみを表示)を印刷する機能が加わりました。これによりカルテ頭書きは、受付画面からの印刷・印刷パネルからの印刷に加えて患者登録名簿からも印刷できるようになりました。

(10)<多数の薬剤を表示する処方箋>
 18個以上の処方薬を表示する処方箋(B5)を印刷することが可能です。

上記のファイル(すべてワンパックです)をご希望のユーザーの方は送料・手数料として5000円を添えてノーバメデイコへお申し込みください。


オプション類:
 オプションとして以下のフォーム・レポートがあります。
(1)CT照射録
(2)X線照射録
(3)食事箋
(4)麻薬処方箋(入院・外来・院内)
(5)理学療法処方箋
(6)注射の判断料の回数表示を除外したレセプトシステム

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<お知らせ>
 レセプトシステムで精神療法・理学療法などのレセプト分類番号80の項目が(レセプトそのものには表示されるにかかわらず)「レセプト点検画面」に表示されないことがあります。その原因はレセプト適用区分フォーム に一部必要な項目が登録されていないためです。
これを回避するには以下のように処理してください。

@カルテシステムのメインパネルの下部のマスター保守の部分の「薬剤投与法フォーム」を開きます。
A上部の適用区分ボタンをクリックして、「レセプト適用区分フォーム」を開きます。
Bレセプト適用区分フォームに新規レコードとして以下の4個のレコードを入力してください。
適用・適用コードの部分のみの入力で結構です。レセプト区分は空欄です。

適用              適用コードレセプト            区分その他          802H           
その他(公12) 802W
その他(公2) 802X
その他(公1) 802Y



以上でレセプト点検画面に精神療法・理学療法などの項目が表示されるようになります。



<情報>
−レセプトOCR領域の印字について−
 レセプトOCR領域の印字は通常2行、時に3行になります。レセプト用紙の一番下部の行を1行目、下から2番目が2行目、最上部が3行目とします。印字される数字の位置とその意味は次のようになります。

 カッコ内の数字は桁数です。CDは検証番号で1桁の数字です。
<1行目(左から)>1行目は全部で67桁になります。
保険者番号(8)・医療機関コード(7)・請求点数(7)・CD(1)・薬剤一部負担金(5)・CD(1)・一部負担金(5)・CD(1)・CD(1)・診療実日数(2)・診療年月(4)・CD(1)・市町村番号(8)・受給者番号(7)・CD(1)・都道府県番号(2)・点数表(1)・保険種別1(1)・保険種別2(1)・本人家族入外(1)・整理番号(1)・CD(1)

<2行目(左から)>2行目は医療保険単独分・老人保険分の場合は26桁、公費単独分・2者併用分の場合は65桁になります。
性別(1)・元号(1)・生年(2)・CD(1)・記号(10)・番号(10)・CD(1)・公費@負担者番号(8)・公費@受給者番号(7)・CD(1)・公費@診療実日数(2)・公費@請求点数(7)・公費@薬剤一部負担金(5)・CD(1)・公費@患者負担額(5)・CD(1)・CD(1)

<3行目(左から)>3行目は3者併用分の場合で39桁になります。
公費A負担者番号(8)・公費A受給者番号(7)・CD(1)・公費A診療実日数(2)・公費A請求点数(7)・CD(1)・公費A薬剤一部負担金(5)・CD(1)・公費A患者負担額(5)・CD(1)・CD(1)


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<平成11年4月1日からの制度改定について>

 4月1日から老人の一部負担金は500円だったものが530円になりますが、プロフェッショナルドクターでは特別の変更は不必要ですので改定版はありません。老人の場合,会計画面で一部負担金欄に従来500と入力していたものを4月1日から530と入力するようにしていただければそれで結構です。 他に薬価の改定や点数の改定はありませんのでマスターの配布はありません。 また7月1日から70歳以上の老人の薬剤一部負担金は不要になりますが、これも現在の6歳未満の場合と同様の扱いになるわけですので、プロフェッショナルドクターで新たに対応する必要はありません。従いまして、制度変更に対応したプロフェッショナルドクターの改定版はありません。  なお、7月からの老人の薬剤自己負担金の取り扱いでは、27老人では院内処方時、薬剤自己負担金のレセプト上の表示が必要ですから(国が支払基金などに支払うという形になるので))、薬剤自己負担金ボタンをクリックしてください。これによりレセプトに薬剤自己負担金が表示されます。ただし薬剤自己負担金は27老人保険の患者からは徴取しません。  現在プロフェッショナルドクターのバージョンアップ版を準備中ですが、これは厚生省マスターを使用し、データが蓄積しても処理速度が遅くならないような構造にするための作業で、平成11年4月1日からの制度改定とは関係がありません。このバージョンアップに関しては近い将来アナウンスいたしますが、このバージョンアップは制度の変更がない時期に、いっせいにではなく、ユーザーごとに徐々に行う必要があるとかんがえて準備しています。


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<Delphi版Professional Doctor体験後感想座談会報告>
(これは1998年12月に行われたものです)
N(ノーバメデイコ):日頃プロドクをご利用いただきありがとうございます。本日はプロドクユーザーの先生方にお集まりいただき、と申しましても札幌市在住の2名の先生方ですが、当社が大規模医療機関向けに開発しているDelphi版プロドクに触っていただいてそのご感想などを語り合っていただきたいと思います。その結果をもとに今後の開発の参考にさせていただきたいと考えております。また今後の当社の製品の開発などについても率直なご意見を賜りたいと存じます。
N:Delphi版プロドクを使用されてのご感想はどうでしょうか。

A先生:慣れているせいか現行版のほうが使い勝手がいいような感じをうけました。入力がスムーズにいきませんね。

B先生:Delphi版はなんだか事務的で遊びがないような気がします。

N:まだ開発中で細部にわたっては手を入れていませんので、、、、、。デザイン的にどのフォームも同じように見えるということはあると思います。

B先生:さっき同じデータに接続していたわけでしょう?同じデータに接続して別のアプリケーションで入力できるというのは何か変な感じがしますね。ボタンの配置などは現在のシステムと同じなのでまごつきはしませんでしたが、開いたフォームが機能は同じでも現行版とは見た目はだいぶ違うなという印象を受けました。それと同じ機能のフォームでボタンの数が少ないのもありましたね。

A先生:画面を開いているときにこれは何をする画面なのかなということがしばらく眺めていないとピンこないような感じがします。

B先生:僕もそれは感じましたね。それはどうしてなのかな。カラーが少ないせいですか。

A先生:それからカルテの入力などで処方なんかを入力するときにタブキーでしか項目の移動ができないのは不便な感じがします。これは何とかしてほしいですね。

N:ユーザーインターフェースは開発ツールによって思想の違いがありますので、デフォルトの状態で使用しますとそれがモロに出てきます。それを何とか近づけて統一的にするようにとは努力しているんですが、、、、、、。ただおそらくお気づきの点はデータを表示するグリッドがみんな同じような外観をしているということが原因なのかなと思います。Delphiではデータを表示するグリッドの設計が簡単にできるものですから、それに甘えてどんなフォームでも同じグリッドを使って同じような外観にしてしまうということがあるかもしれません。ボタンの数が少ないフォームがあるというのは単純にまだ未完成だからです。それからフォームの数が少ないということはあります。というのは一つのフォームで多目的に使用するということがあります。たとえば、一つの画面で検査歴・処方歴などを切り替えて表示して、Do処方・Do検査・Do注射も切り替えて入力するようにしています。

B先生:さっきDelphi版プロドクを触ったのはほんのちょっとだったんでわからないんですが、完成度はどのくらいですか?

N:完成度というのはオブジェクトの量的な完成度のこととしますと、70%くらいでしょう。まだレポートができていません。

A先生:レポートというのは?

N:印刷物です。カルテやカルテの頭書きのような印刷して保存するものですね。オブジェクトそのものがまだ全部完成していませんので質的な完成度についてはなんともいえませんが、少なくとも通常の処理に関しては作りながらテストを行ってきています。

B先生:受付画面は現行版とはだいぶ違いますね。

N:受付画面に表示する項目をふやしましたので、1行に収まりきれないのでスクロールしないでみるためには1行を2段にして表示するようにしました。全体をざっと見るためにカルテ番号と名前を表示する表も同時に表示して連動するようになっています。

B先生:カルテを開くとノートタブを使っているんですか、これは使いやすいと思いますが、今までのようにカルテの全貌が見えるほうが考えをまとめるのにいいんじゃないかと思いますがどうでしょうか。これですと、所見や薬剤を入力するたびにタブで切り替えなければいけないわけですよね。

N:これはいろいろ考え方の違いもあるかもしれませんが、従来処方などの入力欄が小さいという話がありまして、それを大きくしますとカルテ全体が非常に縦長になってしまうわけです。スクロールするにも限度がありますので今度はタブで切り替えることで全体的に一つ一つの入力欄を広く取れますのでのびのびした感じになったと思います。

N:カルテから指示歴ボタンをクリックすると、さっきいいました、処方歴・検査歴・注射歴などを一つの画面で切り替えて参照できるようになっています。Do処理も同じく切り替えて行います。処方歴を表示していればDo処方になりますし、検査歴を表示していればDo検査になります。

A先生:シンプルになりましたね。たださっき指示歴ボタンをクリックしたときには何も表示されていなくて一瞬ドキッとしました。

N:開いたときは何も表示されませんが、たとえばこの処方歴タブをクリックするとその都度問い合わせが実行されて表示されます。

B先生:ただこれは現行版で処方歴ボタンをクリックしたときのほうが速いような感じがしますが、正直なところどうですか?

N:確かに処方歴なんかをみるときは現行版のほうが速いと思います。原因はまだよく分かりませんが、LookUpはDelphi版のほうが速いので、おそらくデータベースエンジンにより得手不得手があるのでしょうね。そのため、Delphi版プロドクではテーブルを複数結合してクエリーを作るよりも、できるだけ単独のテーブルをもとにクエリーを作って、必要な項目はLookUp項目として追加するようにしています。

B先生:具体的にはどんなことですか?

N:たとえば処方歴ををみるときにデータは薬剤のテーブルに薬剤のコードが入力されているわけですが、実際はコードでなく薬剤名をみたいわけです。そのためコードをもとに薬剤マスターから薬剤名を表示するLookUp機能を使用しています。これが現行版では薬剤マスターテーブルを結合して薬剤名を表示していたということです。

A先生:さっき気がついたんですが、カルテのSOAPはカルテに複数入力ができますね。これは新しい機能ですか。

N:SOAP欄が一つのカルテで複数の入力ができるのは入院外来版で最初からできるようになっています。Delphi版プロドクでは現在の入院外来版が移植のモデルになっています。

A先生:私は外来版を使っていて入院外来版というのは知らないんですが、内容は相当違うんですか?

N:違うところもありますが、基本的には同じだと考えてください。

B先生:患者医学情報のことですけど、たくさんのタブがあって循環器系・呼吸器系などという見出しがついていますね。一つ一つの項目の入力欄が拡大しているのはいいと思いますけど、またまたさっきの話を蒸し返しですが、患者の医学情報は,、呼吸器系は入力してあるけど、神経系は空欄になっているというように入力済み欄と空欄が混在しているわけですよね。むしろ空欄のほうが多いはずです。入力されている事項を後で参照する場合にいちいちタブで探してみた挙げ句、全部空欄だったということになりませんか?これは参照しにくいと思いますよ。

N:一つ一つの入力欄を拡大するとタブを使用しないわけにはいかないと思います。今ご指摘の点は実は最初から考えていました。データのある項目とない項目をフォーム上で一目で区別して見れるようにできますので、いま言われたことはご心配要りません。

A先生:むしろデータのある情報だけをまとめて表示するというのはどうですか。

B先生:データの入力を1ヶ所にするということですか?

A先生:いやそうでなくてもいいんですけどね。

N:入力は各系の欄に入力して、表示用のデータは1ヶ所にまとめて表示するということですか。それはできますね。どちらがいいのか検討してみます。

B先生:患者登録名簿はすっきりしていますね。入力事項は今のものとかわらないですね。

N:基本的に現在のシステムと入力データは大きな違いはありません。患者名簿も5つのタブを使っていますが、ずいぶんすっきりしていると思います。

A先生:カルテから患者名簿の参照も速いですね。

B先生:受診記録も速いですよ。ただスクロールが遅いような感じですね。照会画面とかも今のバージョンと同じ配置になっていますね。これはやはりそういう方針があってのことですか?

N:そうですね、やはり今までのシステムと統一的に扱わないと移植作業自体もうまくいかないということもあります。大規模にインターフェースを変更する必然性もないわけです。といいますのはプロフェッショナルドクターもリリースされて4年ですので、ある程度あちこち手を加えられています。そのため現段階で改めて大きく変更する必要もないと思っているわけです。

B先生:今見せてもらったソフトは大規模医療機関用とのことですが、われわれも使うことはできるんですか?使えなければこうやって見せてもらってもね、、、、、、という感じになるんですが。

N:ごもっともなご意見だと思います。
 そもそもこのシステムは社内で処理速度の比較用に作っていたものです。ここ数年の間にいろいろな開発ツールも出てきていますし、一つの製品がいろいろな用途に使えるわけではありませんのでいずれは大規模医療機関で百のオーダーの規模の端末を使用するシステムが必要になるはずですが、現在の状況ですと,まず各医療機関が独自に発注して自分の医療機関用にゼロから開発するというパターンしかありませんが、そのやり方では経費もかさんでとてもとても今の医療情勢では負担できないというのはハッキリしています。そこでパッケージとしてそんなシステムが構築できないかという話になってきたわけです。
 これはいつもいっていることですが、規模の大小に関係なく医療機関の業務内容は共通しているはずです。ですから最大公約数的な部分をしっかりしておけばどんな施設であっても使えるはずだということです。あるいは反対に最小公倍数を作っておくということで同じことが言えると思います。そこでこのシステムはそのための基本セットということです。ちなみにデータベースはOracleです。
 DelphiとOracleで神託コンビと呼んでいるんですが、ただ、問題はいろいろありまして、データベースが難しいと一般的なユーザーには到底使えないということがあります。電子カルテや医事システムの場合は制度の改定ということを常に視野に入れておく必要がありますが、Oracleのようなデータベースですとまず一般のユーザーは使えません。制度の改定のときにアプリケーションの修正だけですむようであれば問題はありませんが、どうしてもテーブルの拡張とか追加が必要になってきます。そういう場合はシステムエンジニアが常駐しているような施設でないと制度の改定のときに困るということがあります。
 そんなことで、クリニック規模の施設では今みていていただいたようなシステムはとても管理が難しいということで簡単に導入できますよとはいいにくい面があります。

A先生:クリニックで実際に使っているところがありますか?

N:いえいえまだそんな段階ではないです。

B先生:今見せてもらったのは電子カルテの部分ですよね。レセプトシステムはどうなっていますか。

N:レセプトシステムは現行バージョンをそのまま使います。

B先生:そういうこともできるんですか。

N:できます。

N:といいますのは、今後の電子カルテの有るべき姿を考えると、やはり診療に関した機能を充実させるという新しい目標があると思います。

N:
たとえば先生方のところにいつも厚生省から薬剤の副作用情報が送られてきますよね。厚生省とか製薬会社は副作用情報を送ったということで責任逃れができますけど、実際に薬を使うドクターであれば次から次と薬剤情報が送られてきても読まなかったでは済まされないことが起きてもおかしくありませんよね。だんだん時代が医師の責任をますます重くするような方向に進んでいますが、それに対抗する手段として電子カルテであれば処方した薬の相互作用なんかを即座に表示するような機能を持たせてきっちりと対応するということです。
 これは別に楽をしてずるをするという問題でなくて情報があふれている中でいかにそれを処理していって正しい道を進むことができるかという問題ですから、今後とても重要な問題だと思っています。ですから現行版のバージョンアップでも当然そのようなことを考えていますし、今までは医事システムの部分に重点を置きすぎていたきらいがあります。電子カルテでないとできないような機能で先生方のお役に立つようなものを増やしていきたいということです。

A先生:ですけど、われわれ開業医としては医事システムとしてきちんとしてもらってこれからの制度の変化にも対応してもらわないと困りますよ。

N:もちろんそれは基本的な部分です。今後医事システムはレセプト電算化の方向に進んでいくと思いますが、そうなると、いまのようにレセプトの細かい部分でこの場合は表示する、あのような場合は表示しないというような一言で言えばどうでもいいことをひねくり回すような処理が減っていくと思うんですね。

N:コンピュータを使用して処理する場合はすべての情報を表示するということであればそっちのほうがよっぽど楽なんですが、紙のレセプトの場合はどうしても手書きの場合と同じような処理をする必要が出てきますから、あれこれいじくりまわす必要がありました。レセプト電算化になれば情報を吐き出してしまえばいいわけですから、一度作ってしまえばその辺の処理がずっと楽になると思います。

A先生:さっきOracleは一般のユーザーには使えないという話がありましたが、それはどうしてですか?

N:とっつきにくいということと、まるで融通が利かないということですね。
N:つい最近までOracleの製品はパソコンソフト販売店では買えませんでした。本も今のように増えてきたのは最近のことではないでしょうか。いままでは一般のユーザーを対象に考えていなかったんでしょうね。私は個人的にはInterbaseがいいと思っているんです。行レベルのロックができますし、いち早くLinux版を出していますしね。使い方もシンプルですしね。SQLベースのデータベースで行レベルのロックができるのはInterbaseが初めてだったはずですよ。

B先生:これはDelphiでできているということでしたが、それも何か理由があるんですか。

N:Delphiは私が個人的に好きで色々作っています。会社で使うものは全部作っています。Ver.1の頃からの長い付き合いですからとっつきやすいですよ。ちょっとしたものはあっという間に作れます。

A先生:さっき見せてもらったのもそうですか

N:Easy Writerはそうです。
(注:Easy Writerというのはカードに入力してテキストファイルを作るソフトです)
電子カルテのような大きなシステムは生産性が重要だと思っています。

B先生:今後のソフト開発はこのDelphiでやられるわけですか?

N:いいえそういうことではありません。その時々の最善のツールを選んでやります。
SQLベースのデータベースを使う電子カルテはJavaで作ろうということでやっていました。色々問題があって、休んでいたんですが、その間にDelphiでこつこつ作ってあったものを引っ張り出してきて手を入れました。

B先生:このシステムを私が使いたいというときにはどうすればいいですか。

N:Oracle+Delphi版は規模の大きな病院用で導入する場合とか、先生のようにすでに現在のプロフェッショナルドクターをご利用中の場合にアップサイズしたいという場合に使っていただくということを考えています。
 病院の場合はシステム管理者が必要ですし、クリニックレベルでは先ほどもいいましたように最初からOracle+Delphi版を導入して使うということはどう考えても現実的ではないと思いますから、ある程度すでにプロフェッショナルドクターという電子カルテを使いこなしておられる場合にということになります。それからそういう場合は御自分でアップサイズから管理ができるというまでに勉強する必要もあります。

N:
実際には開業のドクターが本来の医療をやりながら管理もするというのはたいへんなことで相当な無理があると思います。アップサイズ自体も1日で手際よく完了する必要がありますね。将来的には会社から全国へ出向いてアップサイズのお手伝いをすることも考える余地がありますね。

A先生:今後はこのシステムがプロフェッショナルドクターの主流になるわけですか。

N:いえ、当分ここ4,5年は主流にはならないと思います。現在のプロフェッショナルドクターがとっつきやすさ、レポートの作りやすさなんかですばらしいものがありますので、制度の改定に迅速に対応できるという大事なメリットがあります。大事に大事にしていきます。99年のバージョンアップで性能も上がりますし。 ノーバメデイコ付属クリニックでもずっと使いつづけられます。
 Oracle+Delphiは将来のパソコン環境の変化に向けた準備のそのまた準備です。さっき開業のドクターがこういうシステムを管理するのはたいへんではないかとという話がありましたが、私はそうでもないと思っています。というのはつい最近まで個人でLANを構築するのはたいへんなことでしたが、今はまったくそんなことはありません。それと同じでSQLベースのデータベースが今よりずっと使いやすくなるでしょうし、ユーザーもデータベースになじんでいくと思います。ただそれには相当時間がかかります。4、5年かかるでしょう。その頃にはOSの世界も相当な変化が出ていると思います。将来のパソコン環境の変化は本屋さんでならべられる本を見ると大体分かりますよね。

B先生:ノーバメデイコでは今後のパソコン環境の変化をどういう風に予測していますか?

(注:この部分掲載を省略します。今後のパソコン環境予測については後日機会を改めて論議することができると思います)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
N:病院では大学病院とか一部の病院を除いて電子カルテは普及していませんし、普及にはいろいろ問題があります。院内のコンセンサスの問題が一番大きいですね。コンピュータを使うとなると必ず反対する人が出てくるわけです。

A先生:使う前からアレルギーを起こす人が必ずいますね。

B先生:そういう意味では個人の開業医が進んでいるとも言えますね。自分の判断だけで導入できますから。

N:大規模な病院で電子カルテが普及するのはまだまだ先のことだと思います。開業医でごく普通になった頃にやっと大病院でぽつぽつと出てくるという感じじゃないでしょうか。ノーバメデイコは管理が簡単な現行プロフェッショナルドクターを普及させていって、ユーザーの要望に応じてSQLベースのデータベースにもアップサイズしたい場合はちゃんと対応したいですね。
ユーザーとともに成長したいということですね。

A先生:プロドクがバージョンアップするときにはこのシステムもバージョンアップするんですか?

N:今度のバージョンアップのことでしたら、このシステムはすでに次期プロドクのバージョンアップ後の構造に対応しています。データ構造は同じでないといけませんので将来の構造をいち早く先取りしています。

B先生:
次期バージョンアップで何か新機能の追加はありますか。

N:特別ないです。ただ処理を早くするため構造を変えるということと、マスターの変更があります。

N:いま予定している新機能は息の長い計画の中で実現する予定のものですね。電子カルテの長所を生かした機能ということで診療中にこういう機能があったらいいなというものを取り入れる計画です。

B先生:今のうちにいっておきたいんですが、さっき新しいシステムでどのフォームも同じように見えるということをいわれましたが、もう一つ、フォームが全体的に小さいんじゃないでしょうかね。なんとなく窮屈な感じがするのはそのせいだと思いました。今のプロドクのように大きすぎるくらいにしないと使いにくいですね。この部分も改善が必要と思いますよ。

N:参考にさせていただきます。本日は貴重なご意見をありがとうございました。

B先生:最終的な姿ができたらまた見せてください。注目しています。

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<紙カルテを印刷しないデータ保存法>
厚生省が電子カルテも従来の画像情報と同様にデータの保存上一定の条件を満たせば紙のカルテとして保存しなくとも電子カルテとしてみとめるという通達を出しました。
条件は
@真正性
A見読性
B保存性
ということですが、プロフェッショナルドクターのユーザーも今までのカルテ保存について毎日のカルテ印刷からようやく開放されるということでほっとされた方も多いと思われます。ホームページの”電子カルテが認知”欄でデータの保存方法について記載がありますが、現在のところCD-Rに書き込んでいくという方法が唯一可能な方法のようです。CD-Rでデータの保存を開始されたとして、紙のカルテの印刷はなくなるわけですから、今まで以上にデータの保存については神経を使う必要が出てくると考えられます。

紙のカルテが消滅したクリニックでの問題点

@<CD-Rで毎日書き込みを行う場合に、すべてのデータを書き込みしていくのは無駄が多い>
 確かに毎日データ.MDBをCD-Rに書き込んでいくとしますと、データサイズが100MBとしますと、同じCD-Rに書き込むとしても1週間で1枚以上消費することになります。それと毎日すべてのデータを保存していくことはなんとなく無駄が多いという感じもします。
 そこでまとまった<データ.MDB>を保存するのは1週間なり1ヶ月毎にして、毎日行う保存はその日に増加した分だけにするという考え方もあります。ただし、現在のプロフェッショナルドクターではその日増えたデータだけを出力しませんのでご自分でそのように改造する必要があります。この点は現在進行中のバージョンアップ版で、当日分のデータと過去のデータがテーブル上で分離されますので、今日のデータだけをテキストファイルとして出力して保存する機能を付け加える予定です。

A<カルテのデータを保存するとそれ以降はカルテの内容の変更はできない=改ざんということになる?>
 実際上、レセプト請求時にカルテ内容を見直して過去のデータを追加したり削除したりすることはありえますし必要です。このような変更はカルテを真正の内容に訂正するということですからいわゆる”改ざん”には該当しないと思われます。
 ただし、診療内容に関して訂正があった場合は、その変化がわかるということが重要です。そのために保存を頻繁に行うということが必要になります。
 たとえば、97年1月30日の診療内容について問題が発生したときに、97年1月30日の診療内容の保存データと半年後の保存データに食い違いがあれば、97年1月30日の診療内容が重要視されることになります。また、もし97年1月30日に近い日付のデータの保存がなく、その半年後の保存データしかないとしたら、半年後の保存データは証拠能力が弱いということになります。
そのために保存を頻繁に行うということが必要になります。

B<カルテの印刷は不必要になったが、その他の書類はどうする?>
 他院からもらった紹介状・検査センターからの検査結果の紙・患者が持参した自宅での血圧経過を記載した紙など、診療に付随した紙はなくなりそうにありません。またこれらを無理になくしてしまう必要はないと思います。SONYのデータ−イータのような機器を使うと、紙を読み込んで置けばあとで呼び出して表示することができますので紙をなくすのにはよいかもしれません。またスキャナーで読み込んで保存するというのも同様の方法ですが、検索に時間がかかるかも知れません。またもしこのようなファイルをデジタル化して保存して紙を無くすというのであれば、これらのデータもきちんとバックアップしておく必要はあるでしょう。
 検査センターの結果報告書・紹介状など種類に応じて(患者毎でなく)まとめてファイルしておくのも実際的な方法だと思われます。

C<CD-Rにデータを書き込んでいけば改ざんができないものとして保証されますか?>
 
もちろんそんなことはありません。デジタルデータが絶対的に改ざん不能な態様で保存されることはありません。一度記録されたCD-Rそのものの内容は変更できませんが、アクテイブなデータを持ってきて新たなCD-Rを作成できるからです。
 一度入力した事項を変更することができない、あるいは変更のログがすべて記載され、人為的にアクセスできないというようなテーブルをカプセル化したような電子カルテのシステムが作れるかどうか考えてみますと、できないことはないと思いますが、制度の変化に追随できないなど致命的な欠陥が付随することが避けられませんので、実用的ではありません。したがってどうしてもテーブルにアクセスできるシステムを使用することになるわけですから、過去のデータを変更することは可能です。
 過去のデータを変更することができない様にすることよりも、本物があるので変更が意味を持たないというような制度を作ることがいずれ必要と思います。たとえば、医療機関が定期的にデジタルデータを預託できる公的な施設を設置するなどということです。


C<CD−Rへの保存の実際>

 CD-Rに書き込む前に<データ.MDB>及び、<サポート.MDB>を同じコンピュータの同じドライブ内の一つのフォルダーに移しておきます。 フォルダーの名前をその日の日付に関係づけます。たとえば99年7月1日に保存するのであれば
¥990701\データ.MDB
というようにします。ついでフォルダーごとCD-Rに書き込みます。こうしておけば、フォルダ名からいつの書き込みかがわかりますし、同じファイルを一つのCD-Rメデイアに何度も書き込むことができて経済的です。
なお、書き込みが終了した後はファイルを本来のフォルダーに戻しておきます。
 実際にCD-R上で保存されている先生の経験では、データ.MDBのファイルサイズが50Mb程度の場合、1週に1度保存して、1枚のCD-Rに7〜8回以上の書き込みが可能で、新しいCD-Rを2ヶ月に1枚位の割合で消費するということですので、1年間では5〜6枚程度ですんでしまうようです。
 CD-R内の保存された過去のデータを電子カルテから読み込むには、CD-R内の<データ.MDB><サポート.MDB>をハードデイスク内に移動して、それに接続してカルテを立ち上げます。

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<電子カルテ認知の背景にプロドクの普及>

 今年のはじめ、プロドクのユーザーの先生が、医師会の理事の先生にカルテを見せてくれと言われてみせたところ、印刷したプロドクのカルテをみた医師会理事の先生は県の技官に相談され、県の技官は厚生省までわざわざ出張して相談にいったということです。技官は厚生省に何を相談したかったのかはわかりません。おそらく紙に書かないコンピュータ処理でのカルテは許されないのではないかと考えていた可能性もあります。
技官はパソコンでカルテ!?電子カルテ!?<=>パソコンカルテ?というようなごちゃごちゃした頭の中身だったのかもしれません。

その後、今年4月始めに医師会の理事の先生はユーザーの先生に”カルテの保存法に一部問題があるので後日県の技官が指導する”といわれたそうです。
プロフェッショナルドクターのユーザーの先生は当時、

@データを1ヶ月に1回プリントアウトして保存している。
A1週に1回、データ・サポート・マスターをMOにバックアップしている。


というようなデータの保存状況であったらしいので電子カルテのデータの保存法としては確かに不備はあったようです。
 ところが、プロフェッショナルドクターもユーザー数がうなぎ上りに増加しており、電子カルテに対する扱いをそろそろ緩和する必要性を感じていた厚生省では、今後も頭が固い医師会の先生や都道府県の無知な吏員から同じような電子カルテの取り扱いについての問い合わせが多くなると面倒だと感じたようで、電子カルテでのデータの保存に関してデータ保存の要件をはっきりきめて紙の印刷が不用になるように方針を固め、今回の指針を4月末に通達として出しました。
 通達を受け、今後はプロフェッショナルドクターも紙のカルテを印刷する必要はなく、さっそく5月からはカルテの印刷を止め、CD−Rに書き込んで保存している先生も増えています。
ちなみにユーザーの先生の連絡によると”その後医師会・県より何のアプローチもない”とのことです。
 以上のような顛末で、今回厚生省が電子カルテに関するデータ保存の指針を出して紙のカルテを不要とした背景の一部には、プロドクユーザーの先生に対する、医師会の理事の先生、県の吏員の活躍があったというのが事実のようです。
 なお、プロフェッショナルドクターは全国ほとんどすべての県で導入されていますが、厚生省の今回の通達以前にも同様の指導云々と言う話は聞いたことがありません。
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<OCR印刷のご注意>

Ver5やVer5でない旧バージョンでも、レセプトのOCR印刷が正常に印刷されない場合、コンピュータ内に<プロフェッショナルドクター用のOCRBフォント>でないOCRBフォントがインストールされていないかどうかをまず確認してください。Office2000のインストール時に本来のOCRBフォントがOffice2000内のOCRBフォントとおきかえられてしまう事があります。この場合は正常に印刷ができません。まずインストールされているOCRBフォントが本来のプロフェッショナルドクター用のフォントであるかどうかを確認する必要があります。
確認する方法はコンピュータのスタート→設定→コントロールパネル→フォントをダブルクリックしてOCRBフォントを詳細表示します。<プロフェッショナルドクター用のOCRBフォント>は
更新日時が平成10年2月/25日午後06:36、サイズ141KB,でありさらにこのフォントをダブルクリックすると、
バージョン1.00 1998/02/25 for Iwata Engineering
となっています。
Data by URW.・・・Microsoft Corporation,All rights reservedなどと上記と異なる記載のあるものは<プロフェッショナルドクター用のOCRBフォント>ではありませんので、使用しても正常な印刷はできません。必ず<プロフェッショナルドクター用のOCRBフォント>でないフォントがある場合は削除の上、<プロフェッショナルドクター用のOCRBフォント>をインストールしてください。
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<正常なOCR印刷可能なプリンタ>

プリンタドライバのバグがありますとOCR領域の正常な印刷ができない場合があります。現在ユーザーの先生方が御使用中の正常印刷可能なプリンタの一部の一覧(OSとの組み合わせは不明です)を掲載いたします。ただしProfessiona Doctor 32での使用でOffice2000版上の使用ではありません。
すべてユーザーの先生方のご協力によるものです。

**沖電気のOKI Multiwriter 24 DXは印刷不能領域が5mmよりも大きいために、余白の設定ができず、レセプトそのものを印刷しようとすると2枚から4枚印刷されてしまいます。

<NEC>
MultiWriter 2000X
MultiWriter 2200XE

<Canon>
MEDIO GP-211
BJC-250J
LBP-220
LBP-220Pro
LBP-310
LBP-320
LBP-430
LBP-450
LBP-720
LBP-730
LBP-740
LBP-750
LBP-850
LBP-910

<Epson>
LP-700W
LP-800
LP-1600
LP-1700
LP-1700S
LP-1800 (Windows NTで可、 98では不可)
LP-3000
LP-8300
LP-8300S (Windows95・98で不可、NT可)
LP-8400
LP-8600FN
LP-9200
LP-9200S
LP-9200SX
LP-9300 (ただしプリンタプロパテイの印刷モード設定を<CRT優先>にすることが必要)

<Hewlett Packard>
895cxi
LaserJet 5L
LaserJet 4000N


<Richo>
NX110
Ipsio colo 2000
Imagio MF 200

<Fuji Xerox>
able322 IPA
able3321
able3350
Laser Wind 1100
DocuCentre 250FS

<Brother>
HL-1040

<Minolta>
Page Pro 15

<Kyocera>
LS-6700S

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<Professional Doctor Ver5にバージョンアップ時の疑問>

おしらせ


新バージョンへのバージョンアップ作業時のご注意:
データベースファイルの拡張が終了したときに必ず新バージョンのプロフェッショナルドクターを起動して今日の1名分のカルテを作成して、カルテ番号が従来の続き番号であることを確認後、すぐに<データ.MDB>・<サポート.MDB>・<マスター.MDB>・<イメージ.MDB>をACCESS2000ファイルに変換するようにしてください。

ACCESS2000に変換したファイルに接続してProfessional Doctor Ver5を起動したときに新たに作成されるカルテ番号が1番から始まってしまう場合は、以下のような処理を試みてください。

@「ACCESS2000に変換される前の新バージョン用に拡張された<データ.MDB>」をACCESS97もしくはACCESS2000で開きます。ACCESS2000で開くときは、ファイルの変換をしないで開くだけにします。
Aデータベースウインドウから、診療録を開きます。
B診療録はこの時点では空白ですが、ID欄に適当なID番号を入力します。
C作成されるカルテ番号が1番であれば、Dの処理を行います。
作成されるカルテ番号が従来のカルテ番号の続き番号であればEの処理に進みます。

Dサーバーの<データ.MDB>をインポートします。このインポートした<診療録1>という名のファイルに対して、準備作業で行ったようにテーブルの構造の拡張(=項目の追加など)を行います。
それが終了したら、<診療録1>を→<診療録>に名前を変更します。そして<診療録>のレコードをすべて削除します。
次に、このテーブルのID欄に適当なID番号を入力します。
これで作成されるカルテ番号は従来のカルテ番号の続き番号になります。
この時点でEの処理に進みます。

E「ACCESS2000に変換される前の新バージョン用に拡張された<データ.MDB>」を閉じます。
FACCESS2000に変換した<データ.MDB>をACCESS2000で開きます。
GACCESS2000に変換した<データ.MDB>内のテーブル<診療録>を削除します。
H「ACCESS2000に変換される前の新バージョン用に拡張された<データ.MDB>」からテーブル<診療録>をインポートします。このテーブルには従来の続きのカルテ番号が入力されたレコードがあるはずです。
I以上で処理は終了です。Professional Doctor Ver5で新たに作成されるカルテが従来の番号の続きであることを確認します。
<受付画面の診療科の問題>99/12/31
診療科を登録して受付画面に入力するのが面倒だというご意見を多くいただきましたので、従来の受付け画面を復活させたファイルを近々お送りいたします。
<Ver5御使用時のおしらせ・御注意>

Q:バージョンアップしてみましたが立ち上がるのに、30秒くらいかかるような気がします。 重くなっているのでしょうか?

A:ACCESS2000そのものは重くなっています。旧バージョンと比べて原理的にいくつかの処理で時間がかかるようになった場面があります。しかしそれ以外のところでは早くなりました。

@Ver5では、1日の最初の立ち上げ時に診療録関連のデータをすべてサポート.MDBに移動します。
そして移動が完全に行なわれた事を確認するためにすべてのデータを読み込み、データ数を計算します。
移動されたデータ数と移動する前のデータ数が一致する事を確認した上でデータ.MDBの診療録関連のデータを削除します。
すべてのデータを読み込みますと時間がかかるのは分かっていますが、データを削除する前に確認する事が安全のために必要なのでこの様な処理を行なっているわけです。
 この様な処理を1日に1回だけ行ないますので、最初の立ち上げ時には時間がかかります。最初の立ち上げはサーバー機で行なうのがよいかもしれません。
 また起動時にはメインパネルが開いても画面の下部で<計算しています>という表示が出ている間は処理を受け付けませんのでご注意ください。

Aまたデータソースが今日の診療録と過去の診療録にわかれましたので、
過去のデータの参照から今日のデータの入力へ
あるいは
今日のデータの入力から過去のデータの参照へと切り替えたり、最初の立ち上げ時にデータソース設定の切り替えを行いますので、この処理には数秒の時間がかかります。

Bマスターがすべての項目を登録しているために、コンボボックスの選択入力に以前よりは多少時間がかかります。自院で不必要な項目は削除されるとよいでしょう。

Cデータ.MDB・マスター.MDB・サポート.MDB・イメージ.MDBが旧バージョンのままで運用していないでしょうか?旧バージョンのデータベースに接続したままで運用しますとかなり時間がかかります。接続するデータベースの変換を行なうと従来よりも早くなりますので、データベースの変換を早めに行ってください。

結論としては新バージョンでは
@最初の立ち上げ時
Aカルテのデータソースの切り替え時
B薬剤などの項目をコンボボックスから選ぶとき(これは登録項目数が多くなったからです)
には以前よりも時間がかかるようになりました。
それ以外の場面では従来よりも早くなりました。
それなのにその実感がでないのは旧バージョンのデータベースに接続しているからです。
接続データも同じバージョンにすると軽快に動くようになります。早めに接続するデータベースを変換して運用してください。
またRAMが64Mb程度であれば96か128Mb程度に増設される事をお勧めします。もしACCESS2000そのもののメニュー→ツール→オプション→全般の設定が<名前自動修正情報をトラックする><名前の変更を自動記録する>などになっていれば解除してください。これらがチェックされていますと動作が遅くなります。

Q:従来使用していたコードを新バージョンで使用できますか?

A:従来作成されていた検査・手術・処置・画像の項目などは一部の項目を追加入力しておくことでそのまま使用できます。追加入力は検査画像マスター・レセプト集計用マスターの<分類番号>欄に分類番号を入力してください。分類番号は従来の<コード>の左3桁の数字です。但し、80その他の項目の場合は処方箋料だけが左3桁:800→802に他の項目は左3桁:802→800になります。

Q:マスターの分類番号というのは何ですか?

A:分類番号は診療点数マスター・検査画像マスターではレセプトの点数欄への出力先を決定します。レセプト集計用マスターではレセプトの適用欄での表示を決定します。なお、マスターに新規に項目を入力した場合はマスターの項目の入力方法は メインパネル→閲覧処理→マスターテーブル閲覧で
a)<検査画像マスター>の該当項目で<回数>欄に1を入力しておいてください。<回数>欄に1が入力されていないとレセプト点数欄の回数に算定されません。
b)<レセプト集計用マスター>の<適用欄表示>欄に1を入力しておいてください。<適用欄表示>欄に1が入力されていないと、レセプト適用欄に表示されません。

処方箋料は上述のごとく分類番号が802にならなければいけませんが、前回の<マスターの修正のお願い>でもれていました。<診療点数マスター>・<レセプト集計用マスター>の<分類番号>欄に802を入力しておいてください

Q::今日受け付けた患者のレセプトを印刷しようとしてもでてこないのですが?

A:レセプトは旧バージョンが<データ.MDB>のデータをそのまま使用していたのとは異なり、<サポート.MDB>に移動したデータがレセプトの作成に使用されるデータとなります。今日受け付けしたデータは<データ.MDB>内にあり、翌日にならないと<サポート.MDB>に移動しません。そこで今日受け付けた患者のデータをサポート.MDBに移動するために、<受付画面>で患者名を選択し、<データ移動>ボタンをクリックしてください。これにより患者データがサポート.MDBに移動する結果、レセプト作成が可能になります。

Q::処理終了ボタンをクリックして終了してもレセプトに表示されない項目があるのですが。

A:レセプト適用欄に項目が表示される条件は
1データがレセプトシステムに取り込まれること(処理終了ボタンで集計コードが作成されている/包括対象でない)
2入力されたコードに対応する項目が<レセプト集計用マスター>に登録されていること
3レセプト集計用マスターのその項目の<適用欄表示>欄に1が入力されていること以上が条件です。今回最後の条件が増えました。

またレセプト点数欄に回数が算定され表示される条件は診療点数マスタ・検査画像診断マスターなどの<回数>欄が1になっているものが回数として算定されます。項目がどのようになっているかを調べるにはメインパネル→閲覧処理ボタン→マスターテーブル閲覧で検査画像診断マスター・診療マスターを開きコードや項目名の検索で確認することができます。

Q::過去の日付のカルテを作成する方法はどうするのですか?

A:今日の日付で受付をします。メインパネル→閲覧処理ボタン→データテーブル閲覧→診療録テーブルを開き、その患者のID番号が記載されたカルテを検索し、日付を希望の日付に変更します。ただし、このカルテはデータ.MDB内にありますが、過去の日付になっていますので受付画面などには表示されません。このカルテを加工してレセプトなどに出力したいようなときは受付画面で作成したカルテをそのままデータ移動した後、受診日照会画面でそのカルテを表示させ、日付を変更したり、カルテを開いてデータを入力したりしてください。カルテ画面では日付の変更はできなくなりました。カルテの日付の変更は診療録テーブルの日付データを変更するか、受診日照会画面で日付を変更するかどちらで行ってください。

Q::マスターの項番号とは何ですか?

A:項番号は厚生省の医科点数表における分類項目の下位の分類です。区分番号と同様その項目がどの区分に属するかを表示するものです。検索の便宜のために入力してあるものでレセプト作成などの処理には不要です。

Q::マスターの病名登録済という項目は何ですか?

A:<病名登録済>といいますのは薬剤などで将来病名チェック機能を使用するときに必要になるものです。ロンゲスの病名をいくつか登録してあるとしますと、病名登録済とします。病名登録済の薬剤を使用したときに病名チェックを働かせることができますが、登録していないときにはチェック機能を使えません。いくつかの薬を処方していたとして、病名登録済でない薬が1種類でもあると病名チェック機能を働かないようにする必要があります。このような目的のための項目ですが、現時点ではまだ使用していません。

Q::手術をしたのに外来管加算が自動入力されるのはなぜ?

A:現在外来管理加算に関するマスターの項目に必要事項がデータとして入力されていないので外来管理加算が入力されてしまうことがあります。不適切に入力された項目は削除してください。

Q::自分で新作した薬剤投与法の薬剤料が計算されない

A:薬剤投与法(注射薬剤適用も)に新たに独自の投与法を追加したときは、薬剤投与法マスター・注射薬剤適用の他の項目のうち、以下の項目にすでに入力されているデータに習って入力してください。
@<負担区分>:負担区分は会計・レセプト計算で必要です。負担区分のデータは会計計算に使用されます。負担区分はコードの左から3から4桁目がHであるとき、<保険>と入力します。他の場合は以下のように入力します。

H→<保険>:この場合は保険扱いになります。
N→<非算入>:会計されません。
J→<自費>:自費扱いになります。
W→<公12>:公費1・公費2に該当します。
X→<公2>:公費2に該当します。
Y→<公1>:公費1・公費2に該当します。
A<レセプト点数分類番号>:レセプトの適用欄での表示先を指定します。コードの左から4桁+Dを入力します。
B<レセプト点数集計先>:レセプトの点数欄での表示先を指定します。
コードの左から3桁を入力します。
但し、注射薬剤材料適用の場合は、40*→401のように単なる注射でなく処置などに使用する場合は末尾が1になります。

Q::システムをたちあげた後にデータ移動漏れメッセージが出る時はどうすればいい?

A:Ver5では<データ.MDB>の診療録に関係するテーブルのデータは、入力された翌日には<サポート.MDB>の同名のテーブルに移動します。移動が正常に終わると<データ.MDB>のテーブルのレコードは削除されます。しかし、正常に移動できなかった疑いがあるときは<データ.MDB>の該当するテーブルのレコードは削除されずにそのまま残り、データ移動漏れメッセージが発生します。たとえば<データ.MDB>のテーブル<診療録>のレコードが50レコードあったとします。入力の翌日に<サポート.MDB>の<診療録>に移動されますが、この時、<サポート.MDB>の<診療録>のレコード数が2000レコードであったとし、移動後に2049になったとしますと、50レコード移動するはずのものが移動しなかったとして、<データ.MDB>のテーブル<診療録>のレコードは、本来であれば削除されるはずのものが削除されずそのままになり、データ移動もれメッセージが発されます。データが移動したときにそのまま<データ.MDB>のテーブルのレコードを自動的に削除してしまっては、果たして本当にすべてのデータが移動したかどうかがわからないからです。
このようにデータが正常に移動したかどうかは<サポート.MDB>の移動前後のレコード数と、対応する<データ.MDB>のテーブルのレコード数が一致したかどうかによって判断されます。
通常データ移動漏れがあったというメッセージが出てもデータの移動そのものに”もれ”があったということを意味するものではありません。たとえば<データ.MDB>のテーブル<診療録>にカルテ番号のないレコードが含まれていたとしますと、このレコードは正常なレコードではありませんので<サポート.MDB>には移動しません。データ移動漏れメッセージは発生しますが、正常なデータは移動しているということになります。
データ移動漏れが発生した場合、まず<データ.MDB>の<診療録>及び、・<サポート.MDB>の<診療録>のレコードを調べる必要があります。原因として、<データ.MDB>の<診療録>のレコードの一つがカルテ番号やID欄が空白になった破損データであったのかも知れませんし、あるいは<サポート.MDB>の<診療録>のレコードと重複するカルテ番号が含まれていたのかもしれません。いずれにせよ何らかのデータのエラーが発生した結果として正常なデータの移動がなされなかったものと判断された場合にデータがすべて移動したかどうかということに関係なく<データ.MDB>のテーブルの削除されるべきレコードが削除されずに検査を待つ、、、という状況になっているというのがデータ移動漏れメッセージが発生したときの状態です。そこでその日のうちにデータを調査し、正常なデータの移動がすべて行われていることを確認後に<データ.MDB>のテーブルの昨日以前のレコードを削除してください。これを削除せずに放置していますと、次の日に再度データ移動漏れメッセージが発生します。削除されなかったデータが再度移動されようとして重複移動ができない結果、データ数の不一致が発生するからです。

<データ移動漏れメッセージの対応法>
@その日のうちに本当にデータの移動漏れがあったのかどうかを確認します。データ移動漏れ数が0でないテーブルの<データ.MDB>・<サポート.MDB>のテーブルを調べます。
Aデータ移動漏れメッセージがでた原因を確定します。これは必要な項目(たとえばカルテ番号)が入力されていないようなレコードがないかどうかなどです。
B次に昨日のデータで移動漏れがないことがわかった<データ.MDB>のレコードを削除します。<データ.MDB>に残っている正常なレコードと内容が一致するものが<サポート.MDB>のテーブルのレコードに存在する、ということを確認できたばあいに、<データ.MDB>のレコードを削除してください。削除しないといつまでもそのレコードは移動しないために<データ.MDB>そのテーブルのデータは削除されず溜まりつづけ、翌日も翌日以後も毎日データ移動漏れメッセージが出続けます。
また<診療録>・<領収書>以外のテーブルのデータは<データ.MDB>から<サポート.MDB>に毎日移動するためにデータが重複して入力される状態になります。したがってデータ移動漏れメッセージが発生したときはその日のうちにデータを検査し、<データ.MDB>内の過去のデータを削除する必要があります。

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<ACCESS2000での改造について>
ACCESS2000でさっそく改造に取り掛かっておられる先生方も多いと思われますが、改造をされる前に必ず改造直前のファイルのバックアップを保存しておいてください。ACCESS2000ではオブジェクトの名前の変更が内部的にいろいろなオブジェクトに影響が及ぶようになっているようですが、何かのはずみにその副作用が出ることがあります。症状としては変更を加えたばかりのフォームが開けなくなる(データベースウインドウに名前が表示されているにもかかわらず)という現象です。これは
データベースファイルを修復・最適化しても直りません。
また開けないフォームを削除しようとしても削除できません。
同名のフォームをインポートして置き換えようとしてもできません。
したがってそのデータベースファイルは全体として使用できなくなるので廃棄せざるを得ません。どのような場合にその現象が出るのかが判然としませんが、フォームデザインやフォームのモジュールなど複数のオブジェクトに変更を加えたり、名前の変更などをしたりして、あるものは変更を保存したり、あるものは変更を保存しなかったり、というような処理を行ったときに発生するようです。
一応このような現象が起こりうるということを念頭において、改造の前にバックアップファイルを保存しておくということと、頻繁にファイルの上書き保存を行いながら改造を進めるということをお勧めします。

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新マスターの項目の名称が従来の名称と異なり、省略名が多くなっています。迷いやすいものを選んで掲載いたします。検査では原則的に略語があるものはアルファベットでの略語を使用するようです。
特に紛らわしいものを掲載しました。
<正式名称>:<マスターの項目名>の順に並びます。

赤血球沈降速度測定:ESR
網赤血球数:レチクロ
末梢血液一般検査:末梢血液一般
血液浸透圧測定:浸透圧(血)
末梢血液像:像
出血時間測定:出血
凝固時間測定:凝固
プロトロンビン時間測定:PT
線維素分解産物測定:FDP
アンチトロンビン3:AT−3
α1−アンチトリプシン:α1−AT
α2−マクログロブリン:α2−MG
血小板第3因子(PF3):PF3
血小板第4因子(PF4)精密測定:PF4精密
トロンビン・アンチトロンビン3複合体(TAT)精密測定:TAT精密
総ビリルビン:BIL/総
直接ビリルビン:BIL/値
総蛋白:TP
アルブミン:Alb
酸性フォスファターゼ:ACP
エステル型コレステロール:Echo
アミラーゼ:Amy
総脂質:TL
総コレステロール:Tcho
リポプロテイン試験:LP
胆汁酸:TBA
胆汁酸(胆汁):TBA(胆汁)
シスチンアミノペプチダーゼ(CAP):CAP
1,5−アンヒドロ−D−グルシトール(1,5AG):1,5AG
レムナント様リポ蛋白(RLP)コレステロール:RLPコレステロール
副甲状腺ホルモン関連蛋白(PTHrP):PTHrP精密
肝細胞増殖因子(HGF):HGF
血液化学検査入院患者初回加算:入院患者初回加算
エストロジェン:エストロ
エストロジェンとエストリオール(E3)精密測定同時測定:エストロとE3精密
ABO血液型:ABO
抗溶連菌エステラーゼ抗体(ASE):ASE
寒冷疑集反応:寒冷疑集
免疫グロブリン(IgA):IgA
補体蛋白(C3):C3
補体蛋白(C4):C4
β2−マイクログロブリン(β2−m):β2−m
β2−マイクログロブリン(β2−m)(尿):β2−m(尿)
免疫電気泳動法(同一検体に対し一連につき):IEP
アレルゲン刺激性遊離ヒスタミン(HRT)測定:HRT測定
表面免疫グロブリン測定検査(一連につき):Sm−Ig
細菌顕微鏡検査(その他のもの):S−M
病理組織迅速顕微鏡検査(1手術につき):T−M/OP
病理組織顕微鏡検査(1臓器につき):T−M
心電図検査(四肢単極誘導及び胸部誘導を含む最低12誘導):ECG12
心電図検査(ベクトル心電図):VCG
負荷心電図検査(四肢単極誘導及び胸部誘導を含む最低12誘導):ECG負荷12
心音図検査:PCG
脳波検査(8誘導以上)(30分以内の場合):EEG8(30分以内)
電気眼振図(誘導数にかかわらず一連につき):ENG
細隙燈顕微鏡検査(前眼部及び後眼部):スリットM(前・後眼部)
網膜中心血管圧測定(簡単なもの):眼底血圧
眼球電位図(EOG)と電気眼振図(誘導数にかかわらず一連につき)併施:EOGとENG
嗅裂部・鼻咽腔・副鼻腔入口部ファイバースコピー(部位を問わず一連につき):EF−嗅裂・鼻咽・副鼻腔
咽頭ファイバースコピー:EF−咽頭
胃・十二指腸ファイバースコピー:EF−胃・十二指腸
血液採取(静脈):B−V
血液採取(その他):B−C

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Ver5でレセプト作成準備中にエラーが出るとき。
(1)入力データの項目の診療点数マスターの診療実日数が0または1でなく<空欄>になっている場合にはレセプト作成時にエラーが発生します。このときレセプト作成準備中に”型が違います”というメッセージが出ます。
(2)このような場合は診療点数マスターの診療実日数欄を調べ、<空欄>になっている項目がないかどうかを調べてください。
簡単に調べるには以下のようにします。
<マスター.MDB>を開いて行います。
@テーブル<診療点数マスター>を使って下記のような選択クエリーを作成します。
Aテーブル<診療点数マスター>から、<診療項目>・<診療実日数>という2個のフィールドをクエリーの項目として出力します。
B<診療実日数>欄の抽出条件欄に
Is Null
という文字を半角で入力します。
Cこのクエリーを実行します。
Dもし診療点数マスターの診療実日数欄が空欄の項目が存在する場合は項目名・及び空白の診療実日数欄が表示されますので、診療実日数欄に半角で0または1を入力してクエリーを終了します.終了時にクエリーを保存する必要はありません。
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Professional Doctor 最新版のお知らせ
最新版ではご希望が寄せられていた下記のような過去のカルテ上での処理機能を追加いたしました。
@過去のカルテでのDo処理
Do診療
Do処方
Do検査
Do注射
A過去のカルテでの約束入力・定型文入力
約束診療
約束処方
約束検査
約束注射
定型文入力
B過去のカルテでの薬剤自己負担計算
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困ったときの対処法

(1)従業員が間違って<患者登録名簿>の最初の方の1名分の患者のレコードを削除してしまった。


患者名簿はIDが自動的に作成される項目で、削除したIDをその同じテーブル内でそのまま回復することはできません。(特定の追加クエリーを作成して実行しますと失われた番号を復活させる事はできますがここではふれません)元の患者登録名簿と同じものを新たに復元する事も可能ですが面倒です。このようなケースでは元の患者登録名簿と同じものを復元しなくとも問題を解決する事は可能です。

ここでは患者登録名簿を新たに復元しないで対処する方法を記載します。
その場合、患者登録名簿のIDをもとにカルテなどが作成されていますので、それらのデータとの関係が問題になります。
<患者登録名簿>のIDが直接影響を及ぼすテーブルは<診療録>・<患者医学情報>です。
<診療録>・<患者医学情報>では外部キー項目として<患者登録名簿>のIDが使用されます。
間違って削除されたIDを1番と仮定します。
新たに削除してしまった患者を再度登録することにします。
新たに登録した結果、以前はIDが1番だった患者の新しいIDが1000番となったとします。
また患者の<サポート.MDB>内の診療録のレコードは以下のように3レコードあったとします。
カルテ番号:12 ・ID:1
カルテ番号:200・ID:1
カルテ番号:450・ID:1
<サポート.MDB>のテーブル<診療録>の3個のレコードのID欄の1を1000に置換します。これで診療録との関係では問題は解決しました。診療・薬剤・検査画像・注射薬剤などのテーブルとの関係が心配になるかも知れませんが、診療・薬剤・検査画像・注射薬剤はテーブル<診療録>の<カルテ番号>を外部キーにしていますので、これらのテーブルのデータの変更は必要なく、診療録のIDを変更するだけですみます。

次に<データ.MDB>のテーブル<患者医学情報>にもIDという項目があり、IDが1番の患者データがあります。しかしIDの1番そのものがなくなったので、同じように<患者医学情報>のID:1→1000に置換します。
これで問題は解決します。
なお、他に病名・紹介状・診断書など項目としてIDがあるテーブルがありますので、もしこれらのテーブルにデータの入力があるようであれば同じようにIDの置換が必要です。

(2)確定申告の時期になると患者が1年分の領収書をくれといって来院する。カルテを開いていちいち領収額を計算するのも面倒だ。どのようにしたらよいか?

現在集計フォームで期間を区切って領収額などを集計表示できるようになっていますが、これはその期間のすべての患者について計算を行います。特定の患者のみについて同じ事をできないだろうかというお問い合わせです。
このような時はその患者の領収額を集計計算するクエリーを作ります。方法は
@クエリーの新規作成をします。
使用するテーブルは
<領収書1>・<診療録1>です。クエリーの新規作成でこの二つのテーブルを選択します。
Aクエリー画面上でこれらのテーブルの中の<カルテ番号>同士をドラッグドロップして線で結びます。
Bもっとも簡単にするためにクエリーの新規作成の中で<診療録1>から<ID>と<受診日>を、<領収書1>・から<領収額>・をダブルクリックします。
Cクエリーの<ID>欄の抽出条件欄に患者のIDを入力します。
D<受診日>欄の抽出条件欄に
Between #1999/1/1# And #2000/1/1#
などと入力します。日付は必ず#で囲んでください。
E以上で抽出条件付きのクエリーができました。これを実行すると受診回数だけ受診日・領収額がそれぞれ表示されますが、それでは領収額の合計はあらためて計算する必要がありますので、この期間内の領収額の合計を一気に求めるためにこのクエリーを集計表示にします。集計表示にするには、
Fメニュー→表示→集計を選んでください。
Gそのままでは集計欄がすべて<クループ化>になりますので、集計欄を変更します。
<ID>欄は<WHERE条件>に変更
<受診日>欄は<WHERE条件>に変更
<領収額>欄は<合計>に変更します。
Hこの集計クエリーを実行すると、指定期間内のその患者の領収額の合計が表示されます。

(類似のクエリーをプロフェッショナルドクターの最新版で集計処理画面で表示できるようにしましたのでご利用ください)


(3)特定のコンピュータ上でだけ集計が先月中旬以降空白になる

原因は問題のコンピュータだけ別のデータセットに接続しているからです。集計のデータは<領収書1>テーブルのデータを集計したものですから、接続しているデータセットの<領収書1>テーブルのデータが先月中旬以降空白になっているものと思われます。
たとえば先月中旬までのバックアップファイルに接続しているということが考えられます。確認するにはカルテをデータベースウインドウが見える状態で立ち上げます。領収書1のリンク先をみてください。<領収書1>テーブルをデザインビューで表示してプロパテイをみるとリンク先が表示されます。次に正常に表示されるコンピュータ上で同じように<領収書1>テーブルをデザインビューで表示してプロパテイでリンク先をみてください。リンク先が異なっているはずです。問題のコンピュータでカルテをたちあげるときにサーバーのデータセットに接続しなおすと正常に表示されます。

(4)ファイルを修復・最適化したあと、カルテで過去のデータが参照できなくなった

カルテから処方歴を参照したところ、今日入力した内容が表示されました。ということは<サポート.MDB>というファイルの代わりを<データ.MDB>が行っていることになります。原因は<データ.MDB>を修復・最適化するときに最適化先を<サポート.MDB>という名前にしてしまったためです。このような事を防ぐためにファイルの修復・最適化を行うときは必ずそのファイルを開いてデータベースウインドウが表示されている状態で修復・最適化を行うことが必要です。またデータベースファイルのバックアップも必ず毎日行ってください。

(5)薬剤自己負担金の計算のしくみで疑問
@A薬 1錠 1週1日1回内服 1日分
AB薬 2錠 2回内服朝夕食後
C薬 2錠 2回内服朝夕食後 /14日分
BD薬 2錠 2回内服朝夕食前 14日分
CE薬 3錠 3回内服毎食後 14日分

以上を処方していて、薬剤自己負担金は450円だった。ところが

@A薬 1錠 1週1日1回内服 1日分
AB薬 2錠 2回内服朝夕食後 14日分
BC薬 1錠 1回内服朝食後 14日分
CD薬 2錠 2回内服朝夕食前 14日分
DE薬 3錠 3回内服毎食後 14日分
のように、B薬と同じ服用法・日数で処方していたC薬の量・服用法を変更したところ、薬剤自己負担金は一挙に840円に跳ね上がってしまった。理由を患者に聞かれたが説明できなかった。薬剤種類数は4種類が5種類になっただけなので、自己負担金は変わらないと思うが。

患者にしてみればもらう薬の総量としては減少したのになぜ自己負担金が増えるのだ、というところでしょう。
この場合、薬剤種類数は4種類が5種類になったのではありません。
3種類+4種類の混合から4種類+5種類の混合に変化しました。処方期間中に患者が服用する薬剤が日によって変化するということが問題です。
はじめの処方内容では薬剤種類数 ・薬剤負担金算定法は以下のようになります。

4種類が1日分+3種類が13日分=60×1+30×13=60+390=450円

変更した後の薬剤種類数・薬剤負担金算定法は以下のようになります。

5種類が1日分+4種類が13日分=60×1+60×13=840円

(6)コンピュータの日付を変えて電子カルテをたちあげたら、受付け画面のデータが見えなくなってしまった。

診療録に関係するデータは毎日日付が変わると<サポート.MDB>へ移動します。そのため、コンピュータの日付を未来の日付にして電子カルテ上で処理をする必要がある場合は、あらかじめ<データ移動ログ>画面を開いて、最初に表示されるデータ移動の日付を未来の日付にして置いてください。
たとえばコンピュータの日付を2010/1/1にして電子カルテを起動する場合はコンピュータの日付を変える前にあらかじめ<データ移動ログ>画面の最初に表示されるデータ移動日を2010/1/1にします。こうすると、コンピュータに日付とデータ移動日が一致するのでデータの移動は起こりません。なおデータが移動してしまった場合は<受診記録画面>から受け付け画面と同様にカルテを開くことができます。

(7)今日のカルテで過去のカルテの参照ができない。

実は昨日1台のコンピュータで未来の日付(=昨日の段階で今日の日付)になっているコンピュータがあって、昨日そのコンピュータで電子カルテを起動してしまったということでした。
データ移動ログをみますと最新の日付は今日の日付になっています。
どのような現象が起きているかといいますと、データ移動ログの日付は昨日入力されたものですが1日経過していますので今日の日付になっていて一見正常に見えます。言い換えますと、昨日2回のデータ移動が起こり、最新のデータ移動の日付は今日になっています。したがって今日システムを立ち上げてもデータ移動がされず、同時に過去のデータの入れ替えもなされていませんので、過去のデータを参照しても表示されないデータが発生します。
これを正常に戻すには、
@最新のデータ移動ログを削除します。
Aサーバー上電子カルテを起動します。
以上で完了です。

(8)すでに過去に患者名簿に登録のある患者を間違って再度患者登録して受付けをしてしまった場合はどのように処理すればよいか?

受付け画面の受付けしたカルテのID番号を旧ID番号に変更します。次に患者登録名簿の誤って入力したレコードを削除します。以上で完了です。

(9)一月に同一患者で初診が2回以上ある事がありますが、最初の病名の転帰欄に治癒と記載したのにレセプトにその病名が表示されません。

病名の終了日を入力していないのが原因です。月の最初の初診の病名があるときに終了したら終了日を入力します。そこで始めて次の受診時に初診にすることができます。
そもそも同一月に初診が複数ある場合は最初の病名の病名終了日欄を空欄にしておくと、2回目の初診料は自動入力されないはずです。そのため2回目の初診料を手入力されたのだと思いますが、このような場合はかならず病名の終了した日を入力する必要があります。病名終了日が入力されていればレセプトに病名が表示されます。

(10)通常は院外処方を行っているが、時間外などに院内処方にすることがある。そのようにして会計をしてみると、院内処方なのにも関わらず処方薬の点数が0になっていた。

院内処方で処方した薬剤の投与法が自院で新たに作成した投与法でした。
自院で新たに投与法を追加したときは<薬剤投与法マスター>の<投与区分>・<負担区分>・<レセプト集計先>・<レセプト分類番号>などの他のフィールドの内容を既存のマスターの内容に習って記載してください。この場合院内処方で会計をしたのに処方薬の薬剤料が0になっていたのは<負担区分>など会計に必要なフィールドの記載が空欄になっていたからです。院外処方の場合は会計には無関係ですが院内処方の場合には<負担区分>が空欄の場合には会計に反映されません。

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(11)カルテから処方歴をみたら、過去のデータが全部空欄になっている。考えられる原因はなんですか

コンピュータ設定の参照データの設定が<抄データ>になっていないかどうかを確認してください。受付けで参照データの設定を<抄データ>にしないで受付けをしていれば、他のコンピュータで参照データの設定を<抄データ>にしても過去のデータを参照することはできません。参照データの設定を<全データ>に変更してください。
他の原因としてその日のデータ移動が行われなかった場合には過去のデータの参照ができなくなります。この場合は全コンピュータで同じ症状が現れます。データ移動が行われなかった場合の対処法については次項目を参照してください。

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(12)一日の始めにクライアントから立ちあげたとき、データ移動の異常が発生したようで、データ移動ログが空白になってしまった。そのため過去のデータが参照できなくなった。対処法は?

データ移動ログの<移動漏れ数>欄が数字でなく、空欄になっていればデータ移動がおこなわれておらず、同時に実行される過去のデータからの参照データ用のデータが過去のデータテーブルから移動してこないために過去のデータを参照できなくなります。
対処法はデータ移動を完全に行うことです。
具体的な方法としては、
@表示されているデータ移動日欄のデータ移動日を削除します。
このようにすると最新のデータ移動日が今日の日付でなく、過去の日付になります。
A次にクライアントコンピュータの電子カルテを終了します。
B次にサーバーで電子カルテを起動します。
これによりデータ移動が行われます。
かならず1日のはじめの電子カルテの起動はサーバー上で行ってください。

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(13)処置薬剤としてベネトリンその他をカルテに入力したのですが、処置に使用した薬剤がレセプトに表示されません

まず原因を調べるために患者のID・カルテ番号を調べてください。
テーブルのデータを調べるのが手っ取り早い方法ですが、フォーム上からテーブル内容を調べることもできます。
過去のカルテのデータは<サポート.MDB>内のテーブルにあります。
レセプトデータに関連するテーブルは、<サポート.MDB>内診療録・薬剤・診療・注射薬剤材料・検査画像診断・領収書が主なものです。
他に<データ.MDB>内の患者登録名簿・病名も必要です。
また、<マスター.MDB>内のマスターも必要です。
カルテ上からテーブルデータを調べるにはメインパネル→閲覧処理で各データベーステーブルを閲覧してください。

(1)まずカルテにデータが入力されているかどうかを確認してください。

ベネトリン 1A 処置薬剤今月1種類目用
のように入力されていなければなりません。

(2)その患者は包括の対象ではありませんか?あるいは自費・非算入の対象ではありませんか?
@診療録のカルテ属性欄を調べてください。
A包括であればレセプトで請求できない場合に該当していませんか?

(3)包括の対象あるいは自費・非算入の対象でもないとすると、
@レセプトの点数欄の処置薬剤欄に点数は表示されていますか?


(4)点数欄に点数が表示されず、適用欄にも表示されない場合は、データがレセプトシステムに取り込まれていません。この場合は

@カルテを処理終了ボタンで終了しましたか?
処理終了ボタンをクリックしないで終了すると集計コードが作成されません。集計コードがなければレセプトにデータが取り込まれません。確認するためにカルテ番号を調べ、注射薬剤材料テーブルを検索して集計コードの有無を確認してください。

(5)集計コードは作成されているとしますと、レセプト点数欄に薬剤の点数が表示されます。
点数欄に点数が表示されているにもかかわらず、適用欄に表示されない場合はレセプト集計用マスターを確認してください。自院で新たに登録した場合などにレセプト集計用マスターに追加するのを忘れる場合がもっとも多いようです。

@レセプト集計用マスターにベネトリンが入力されていますか。
Aレセプト集計用マスターのベネトリンのレコード項目の適用欄表示項目が1になっていますか
B投与法のマスターで、自院で新たに作成した投与法を使用していませんか?
Cその場合は注射適用という注射の投与法マスターの項目の入力が空欄になっていませんか?

通常、以上のいずれかの段階で原因は判明します。

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カルテ改造法

改造の前に:カルテシステムなどを加工する場合は、まずデータベースウインドウを表示させる必要があります。ACCESSがインストールされているコンピュータ内で、カルテB.MDB・レセプト.MDBなどをShiftキーを押しながらダブルクリックするとデータベースウインドウが表示されます。次にそのままシステムを立ち上げたいときはデータベースウインドウのマクロタブの中のAutoExecを選択し実行するとそのまま立ち上がり、メインパネルが出ます。

改造の原則:
@自分でできる範囲の事だけをする
A自分でできない事を他人に依頼しない(ただしユーザー同士は別)
Bカスタマイズした結果について自分で責任を負う ということです

改造法の原理:
@フォームやレポートには通常フォーム・レポート全体の<レコードソース>(テーブルまたはクエリー)があります。
Aフォーム(以下レポートも同じなので代表してフォーム)に含まれるテキストボックスなどには通常<コントロールソース>があります。そのコントロールソースはフォーム全体のレコードソースであるテーブルまたはクエリーの内容の一部です。したがって、フォーム上のテキストボックスのコントロールソースは必ずレコードソースの一部に含まれている必要があります。
改造する場合に一番多い需要は、すでにあるフォーム・レポートに何か追加して表示したいという事でしょう。このような場合は順序としてフォーム・レポート全体のレコードソースに必要な項目を追加し、フォーム・レポートに追加したテキストボックスにレコードソースに追加した項目をコントロールソースとして指定します。

例1)フォーム<患者登録名簿>に自院カルテ番号(従来自院で使用していた患者番号)を表示する方法を例に取ると
(1)<データ.MDB>のテーブル<患者登録名簿>をデザインビューで開き、自院カルテ番号というような項目を追加します。

(2)
@<カルテD.MDB>もしくはVer5では<カルテB.MDB>を開きます。
Aフォーム患者登録名簿をデザインビューで開きます。フォーム患者登録名簿のレコードソースはテーブル<患者登録名簿>です
Bツールボックスからフォーム患者登録名簿にテキストボックスを追加します。名前を自院カルテ番号にします。
Cプロパテイウインドウを開いて、そのテキストボックスのコントロールソースを自院カルテ番号にします。この時点では((1)での操作の結果)テーブル<患者登録名簿>の一部に<自院カルテ番号>が含まれています。

上の例でいえば、フォーム<患者登録名簿>のフォーム全体のレコードソースはテーブル<患者登録名簿>です。フォーム<患者登録名簿>にテキストボックス<自院カルテ番号>を追加したいときにテキストボックス<自院カルテ番号>のコントロールソースとしてテーブル<患者登録名簿>の中に<自院カルテ番号>がなければならないので(1)の処理であらかじめ自院カルテ番号という項目を追加しておく必要があったわけです。

例2)次に<院外処方箋(書式付)A5>に患者負担率を表示する方法について説明しますと、対象はレポートになります。
@データベースウインドウでの作業:データベースウインドウからレポート<院外処方箋(書式付)A5>をデザインビューで開きます。
Aレポート<院外処方箋(書式付)A5>を表示しての作業:
<院外処方箋(書式付)A5>が開いた状態で、メニュー→編集→レポート全体の選択を選びます。
B次にメニュー→表示→プロパテイを選びます。
Cプロパテイウインドウが出ますので、プロパテイウインドウの<すべて>タブを選択します。
Dプロパテイウインドウ一番上の<レコードソース>を見ると、<Q院外処方箋>となっています。
Eプロパテイウインドウの<Q院外処方箋>と記載のある行の右端のドットが3個あるボタンをクリックしますと、クエリー<Q院外処方箋>がデザインビューで開きます。
Fクエリー<Q院外処方箋>での作業:右のテーブル<患者登録名簿>をスクロールして、<負担率>を表示し、これをダブルクリックルックします。これにより、テーブル<患者登録名簿>の負担率がクエリー<Q院外処方箋>の項目として追加されました。
G次にクエリー<Q院外処方箋>を閉じますがこの時変更を保存します。
Hデザインビューで開いているレポート<院外処方箋(書式付)A5>の左上部にある<ID>というコントロールを選択し、コピーします。
I同じ<ID>を選択して、この<ID>の上に貼り付けます。
J次にプロパテイウインドウ内で、コピー・貼り付けしてできた<ID>の名前を<負担率>に変更します。
K次に<負担率>のコントロールソースを<ID>から<負担率>に変更します。
L次に可視プロパテイを<いいえ>から<はい>に変更します以上で作業は完成です。ここではすでにあるテキストボックスをコピーして名前・レコードソースを変更して新しいテキストボックスを作成しました。
Mレポート<院外処方箋(書式付)A5>を閉じるときに変更を保存します。
上の例ではレポート<院外処方箋(書式付)A5>のソースはクエリー<Q院外処方箋>ですが、その中に患者負担率がないためにクエリー<Q院外処方箋>を拡張して患者負担率を追加しました。その後レポートの中に患者負担率を表示するテキストボックスを作成しました。

<質問1>自分でいろいろな用途の診断書を作りたい。どのようにするのがよいか(山形県O先生)

すでにあるレポート<診断書>を利用して作られるのがよいと思います。
@まずデータベースウインドウからレポート<診断書>をデザインビューで開きます。
A次に名前をつけて保存します。自分で作ったことがわかりやすい名前をつけてください。これでレポート<診断書>と同じ内容のものが別の名前で作られたことになります。
Bこれを仮にレポート<診断書自作1>と名前をつけたとしますと、これを加工していくことになります。どのように加工するかは内容によります。この場合、レコードソースの変更は必要ないことが多いと思います。もしレコードソースの内容の変更が必要であれば、新たな名前で新作してください。たとえば<Q診断書自作1>など。
C次に、フォーム<診断書>からレポート<診断書自作1>を印刷するための自動化処理を行うためにコマンドボタンを追加します。フォーム<診断書>に入力した事項を印刷することになりますからコマンドボタンで必要なのは、レポートの印刷を実行するコマンドです。すでにあるもの(マクロ)を参考にしてコピーして印刷オブジェクトのレポート名の変更などをして書き換えるとよいでしょう。その際、マクロ名も名前を自分が自作したということが分かるようにすることが必要です。

<質問2>質問1の続きで、診断書を新作中だが、デフォルトの診断書で自院の住所などをどのような方法で表示しているのかがわかりにくい。(山形県O先生)

カルテシステムには、見えませんが常に開いているフォームがあります。その一つが自院の名称・住所・電話番号などを登録しているカルテ表示設定フォームです。その中のコントロールのデータをレポートのフォーマット時イベントで参照して、自院住所などを表示するラベルの表題をモジュールで設定するようになっています。これはレポート<診断書>をデザインビューでみて<詳細>の部分のフォーマット時イベントを見ればわかります。ただしこのような事をレポートのフォーマット時イベントで処理する必要はありません。そのためには現在のようにラベルを使用するよりも、テキストボックスを使用してそのコントロールソースを

=Forms![カルテ表示設定フォーム]![自院住所]

などと指定する方が簡単です。

<質問3>保険証のコピーをスキャナーで取り込み、カルテシステムで参照できるようにしたい。何かいい方法は?(長野県U先生)

スキャナーで取り込みますと、データサイズが大きくなりすぎますので、デジカメで撮影するのがよいと思います。書類はある程度ピクセル数の多いカメラでないと文字の解像度が落ちます。ファイルサイズを少なくするために白黒画像に変換することも有効です。撮影したファイルをカルテシステムのメインパネル→医学情報設定画面→画像情報登録(患者別)で登録します。このようにして登録したデータは現在、患者のカルテから参照できます。画面が小さすぎて見づらいときは画像をダブルクリックして画像ソフトを立ち上がらせて全体を表示させます。このような画像情報を表示する場所を患者名簿などに作成することもできます。ただし保険証をデジタルに登録してカルテで表示するということそのものがリソースの消費に値するものかどうかは別問題で、個人的には保険証のコピーをファイルしてあいうえお順にとじ込んでおくことの方が手間もかからないのではないかと思いますが、一つのファイルサイズが数十キロバイト程度に収まれば実用的に使用できると思います。

<質問4>薬剤の投与法などで瀕用する項目をコンボボックスの先頭に表示するようにしたい。どのようにしたらよいか?

瀕用する項目をコンボボックスの先頭に表示するようにしたい場合は、その項目の先頭に昇順の最初に来るような字句(スペースなど)を入れます。
ときどきこのようなご質問を受けますが、コンピュータに不慣れな方に多く、コンボボックスの機能について誤解があるようです。コンボボックスはスクロールして求める項目を選択するためにあるのではありません。スクロールすることがあったとしてもまずは適当な語句を先頭に入力して検索することが主な機能です。一覧して表示できないほどの量がデータとしてある場合にコンボボックスを使用しますが、検索ということから考えますと、瀕用する項目が数十に及ぶような場合はこのような工夫はかえって使いにくくしてしまうことがあります。

<質問5>印刷する紹介状を当地の医師会で決めた様式にしようと思って、ソースのクエリーを加工して乳・障・母番号も表示できるようにした。ところが乳・障・母番号を持っている人のデータしか表示されないようになった。

クエリーにテーブル<乳・障・母番号>を追加して別のテーブル<患者登録名簿>などとフィールド<ID>で結合されたのだと思いますが、原因は結合プロパテイが一対一結合になっているためです。一対一結合の場合は両方のテーブルに共通してIDが存在するもののみを表示するようになります。テーブル<乳・障・母番号>ではテーブル<患者登録名簿>に登録された患者のうち、乳・障・母番号を持っている人だけが入力されている(=乳・障・母番号のデータは患者登録名簿の部分集合になります)わけですから、一対一結合ではテーブル<患者登録名簿>の中で乳・障・母番号を持っている人だけを抽出するようになります。これを回避するにはフィールド<ID>同士を結ぶ線をダブルクリックして、結合プロパテイを1対多結合になるように変更します。矢印がテーブル<患者登録名簿>からテーブル<乳・障・母番号>へ向かうようにします。

<質問6>自分でファイルを改造した場合のうまい名前管理方法がないだろうか?

小樽市のT先生に見せていただいた方法が非常に印象に残っています。すべての改造したオブジェクトにもともとのオブジェクトの名前の先頭に半角で"My"をつけておられました。こうするとデータベースウインドウの先頭にすべてが並びます。もちろん元々のオブジェクトは元の名前で存在します。このようにすると元のオブジェクトがなんであったかもわかりますし、新しくバージョンアップされたファイルに移動するときも<My・・・>という名前のオブジェクトを一括して選択してそのままインポートできます。一個所に集まるという意味で管理が簡単になります。また、フォームなどに新たにコマンドボタンを新設する場合も同じようにボタンのラベルに"My"をつけます。さらにまったく新しく作成したオブジェクトにはMyOwn・・などとつけるとよいと思います。

<質問7>一月分の全受診者の領収金額のリストを出すにはどうしたらよいか?

(1)カルテ.BをACCESS2000で立ち上げ、クエリーの新規作成をします。
使用するテーブルとして、
@患者登録名簿
A診療録1
B領収書1
以上を使用します。

(2)
@患者登録名簿とA診療録1はIDで結ばれます。
A診療録1とB領収書1はカルテ番号で結ばれます。

(3)
@患者登録名簿から患者名をクエリーの項目にします。
A診療録1から受診日をクエリーの項目にします。
B領収書1から領収額などを必要な項目をクエリーの項目にします。

(4)
A診療録1から受診日の欄の条件式に
Between #2000/7/1# AND #2000/7/31#
と入力しますと、この期間内の情報に限定することができます。
上記のクエリーを実行しますと、患者の受診日毎の領収書のデータを一覧表示できます。
さらに上記クエリーの表示を<集計>に変更して、領収額などの患者毎の合計を表示することも可能です。
この場合には
クエリーの表示を<集計>に変更したあと、
患者名をグループ化
受診日をWhere 条件式
領収額などを合計にします。

(5)上記のクエリーを名前をつけて保存しておき、受診日の欄の条件式を
Between #2000/7/1# AND #2000/7/31#→
Between #2000/8/1# AND #2000/8/31#
のように変更すればいつでも使用できます。
なお、このように期間をその都度クエリーに入力するのが面倒なときは開始日・終了日をそれぞれパラメーターとしてパラメータークエリーを作成する方法もあります。その場合は受診日を2個クエリーの項目として出力し、>=[開始日]などと条件式を記載します。

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開発室から
(1)開発室では次世代電子カルテが準備中です。

私どもは次世代の電子カルテはどのようなものであるべきかを常に考えてきましたが、最近では次のようなことを(実現できるかどうかは別として)理想と考えています。

@自然な存在であること

アメリカでは小さなショップであっても、何台かのコンピュータがLANで結ばれ、販売管理・顧客管理などを簡単ながらもネットワーク上で行われているのが普通だという事を聞いた事がありますが、日本でもLANは普通になってきています。ただ医療機関はこれからというところでしょう。
自然な存在の電子カルテとは、紙のカルテ同様に、身構えないでもデータを入力したり参照したりできるようなインターフェースを持つシステムが身近にあって、医療機関内の各人がそれぞれの立場で簡単に使えるシステムという事です。

A酷使に耐え、堅牢なシステムであること

コンピュータですから不意のアクシデントはつきものですが、それでもアクシデント後の処理が簡単であるという事も必要でしょう。

B面倒な設定がいらず、保守・管理が簡単なデータベースであること

図書館の蔵書を検索するような読み取り専用で使用される事が多いシステムや、社会制度の変化に無関係なたぐいのシステムは一度構築するとほとんどメンテナンスが不要です。電子カルテは残念ながらそうはいきません。しかしそうはいってもできるだけ管理やメンテナンスに手をかけないですむようなシステムが望まれます。

CさらにはOSやアプリケーションの矢継ぎ早なバージョンアップにできるだけ影響を受けないようなシステムでありたいものです。

これにはSmalltalkの実行環境のようなものや、Linuxなどのオープンソース環境で一定の環境を保持しつづけるというような事でも対応できるかもしれませんがなかなか難しいことです。安定や変化がないという事と停滞という事は似ています。

Dデータが拡大していったときもスムーズに業務が運用できること

患者データを参照するときに問題なのは、患者ごとに時間的なデータの幅が異なるという事です。具体的には、今日きた患者が10年前にも1回だけ受診した事があるというような場合です。このような場合は新患と同じようなものといっても、やはりデータとしては参照する事ができなければなりません。しかし常に数10ギガバイトのファイルに接続する必要はありません。コンピュータでは倉庫から古いカルテを探してくるよりも早く検索する事はできるでしょうが、常に過去のデータをすべて参照する体制である必要はありませんので必要な時だけ必要なデータベースに接続して参照するという構造がよいとおもいます。

E軽快であること

機能が多くなると軽快さが失われてしまいますが、多機能であっても軽快さを求めたいと思います。

Fスケーラビリテイがあること

ネットワーク上の接続ユーザー数・データそのもののサイズも大きくなっていっても対応できるものです。

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2000年4月1日からのマスター変更関係情報案内


Ver5では介護保険に対応する予定ですが、旧バージョン用(カルテD.MDB)では介護保険に対応しません。

マスターの更新の方法
旧バージョン用(カルテD.MDB)のマスターとVer5用(カルテB.MDB)のいずれの場合も、自院でお使いのマスターをそのまま自動的に更新することができるようにしました。
その場合、準備として必ず<自院用マスター登録>に自院で登録したマスター項目を追加しておき、点数の改定があった項目については<自院用マスター登録>内で点数を新点数に変更しておいてください。
その後お送りする説明書の通りにテーブルのリンクをすると後はボタンをクリックするだけで現在ご使用中のマスターに自動的に新項目の追加、既存の項目の点数の更新が行われます。詳しくはマスターファイルと同時にお送りする説明書をご覧ください。
なお、説明書の一部の図がワードのバージョンによっては印刷・表示されないことがあります。ユーザーフォーラムの先頭に説明書のPDFファイルがありますのでダウンロードの上印刷してご利用ください。

新マスターは25日までに発送を完了しました。追加でお申し込みのユーザーの先生はできるだけ早くお申し込みください。
またマスターを申し込んだのにまだつかないという場合は至急ご連絡ください。

<4月1日からのマスター交換の手順>
@自動更新処理をした後のファイルのうちどれを4月1日から使用するのかというご質問がノーバメデイコにきましたが、¥自院マスター¥マスター.MDB  を使用します。 使用した<サポート.MDB>のコピー・お送りした<マスター.MDB>のCD-ROMからのコピーは作業したハードデイスク上から削除してください。
A4月1日に
\Program Files\Professional DoctorVer5\マスター.MDB(旧バージョンでは\Program Files\Professional Doctor32\マスター.MDB)

\12年3月までのマスター
というフォルダーを作成してここに移動します。これは3月31日まで使用した古いマスターです。
B\自院マスター\マスター.MDB

\Program Files\Professional DoctorVer5(旧バージョンでは\Program Files\Professional Doctor32)
に移動します。これは4月1日から使用する新しいマスターです。
Cこのようにするとカルテをたちあげるときに接続先の設定はそのままでたちあげることが可能です。
D4月に3月分のレセプトを作成するときは旧マスターに接続する必要がありますので、レセプトをたちあげる時にマスターだけは
\12年3月までのマスター\マスター.MDB
に接続します。これで旧マスターの内容でレセプトを作成できます。


*旧バージョンからVer5にバージョンアップされる場合は、バージョンアップの説明書にしたがって、最後まで<データ.MDB>・<マスター.MDB>・<サポート.MDB>の拡張・変更を行います。それが終了後に今回お送りしたあたらしいマスターを使用してマスター更新説明書にしたがって旧マスターの点数の更新・新規項目の追加を行います。

*マスター改定時のサポートについて:3月31日は10時より20時までサポートいたします。4月1日は朝9時より13時までサポートいたします。
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4月版カルテのバグ情報

@運動療法関係
4月から運動療法に糖尿病を主病とするものと、高脂血症を主病とするものが追加されましたが、これらの場合にカルテ属性がそれぞれ
糖尿病
高脂血症
と記載されます。この場合、Professional Doctor Ver5で運動療法としてのカルテの領収書画面で計算結果の表示ができない不都合があります(カルテ属性が運動療法の場合は計算結果を表示します)。

A継続管理加算
継続管理加算の入力で再診のたびに入力されるエラーがあります。
原因は追加クエリー
<QDATA_ADD診療今月分データ>のフィールド<コード>の抽出条件に
In(・・・)
という条件がついているためです。
(In(・・・)には括弧内にいくつかの診療点数マスターの検査判断料関係のコードを列挙してます)
この<コード>の抽出条件を削除すると修正の翌日から正常に月1回の入力されるようになります。
@Aを修正したファイルを発送します。ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。
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Ver5にバージョンアップしたのち、起動に極端に時間がかかることを経験されたユーザーがいらっしゃいます。

解決するためにまず確認事項として、接続するデータファイル・アプリケーションファイルが
@ACCESS2000のファイルである事
A破損していないこと
を確認してください。
Bまた1日のはじめに起動するときはサーバーコンピュータ内で起動してください。

以上を確認しても起動が遅いときはテンポラリーファイル内にプロフェッショナルドクターを起動するたびにJETデータベースエンジン関連のテンポラリーファイルがないかどうかを調べてみてください。もし起動するたびにJETデータベースエンジン関連のテンポラリーファイルが作成されているいるものがアプリケーションを終了しても削除されていないようであれば、ACCESS2000を再インストールしてみてください。(鹿児島県久保田先生による報告です)
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プロフェッショナルドクターの最新版

現在のプロフェッショナルドクターの最新版はVer5.01.07.1(Windows2000,Me,95,98,NTに各対応ファイル、SR-1のバグ回避)です。
マスターフォームで語句検索が可能です。
なお、Office XP上では稼動させないでください。
ご希望の方は送料込みで1000円です。1000円の郵便切手を同封してお申し込みください。



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Professional DoctorVer5の最新版を使用する方法

(1)プロフェッショナルドクターは複数のデータベースファイルから成り立っています。そのうちデータを主に収容するのは
@<データ.MDB>
A<サポート.MDB> であり、
診療点数などのマスターテーブルを収容するのが
B<マスター.MDB> です。
一方、アプリケーションとしてデータの入力・更新、あるいはレセプトの印刷などを行うファイルがあり、これが
C<カルテB.MDB>であり、
D<レセプト.MDB>(入院のrezeptn.mdbも)です。
このCDの2個のデータベースファイルは内部にデータを保存していません(例外的に自院住所・施設名・医師名などを保存しるだけです)のでファイルを入れ替えても既存のデータにはまったく影響がありません。制度の改定や新しい機能の追加などはすべてこの
C<カルテB.MDB>
D<レセプト.MDB>(入院のrezeptn.mdbも)を入れ替えることにより行います。
制度の改定などの場合に最新版をお送りする場合は常にこれら
C<カルテB.MDB>
D<レセプト.MDB>(入院のrezeptn.mdbも)などですから、これらのファイルをコンピュータの
\Program Files\Professional Doctor Ver5\カルテB.MDB
\Program Files\Professional Doctor Ver5\レセプト.MDB
といれかえる(=ドラッグドロップしてコピー・上書きする)ことにより最新版を使用することが可能になります。

(2)CD-ROMからハードデイスク内にコピーされたファイルのプロパテイは自動的に読み取り専用になりますので、読み取り専用チェックをはずしてください。
ファイルの読み取り専用チェックをはずす方法は以下のようにします。
@マイコンピューターの画面上で<カルテB.MDB>あるいは<レセプト.MDB>を選択します。
Aメニュー→ファイル→プロパテイ→属性欄で読み取り専用のチェックをクリックするとチェックがはずれます。

(3)最新版に置き換えて新しくカルテシステム・レセプトシステムを最初に立ち上げるときはデータベースの接続先の設定を自院のサーバーの設定にしたがってやり直す必要があります。2回目からは一つ一つ設定する必要はありません。
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介護用レセプト・新制度用レセプト発送

介護レセプトは4月3日に発送完了しました。
今後介護用レセプトは使用登録をされたユーザーに対してのみ修正版・最新版の発送をいたします。
継続して使用予定のユーザーの先生方はFAXにて使用登録をお願いいたします。

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旧バージョンご利用の皆様へお願い

医療保険制度の変更時の旧バージョンへの対応はアプリケーション・マスターともに今後いたしません。Ver5のみに対して対応しますので、まだバージョンアップをされていないユーザーの方は早急にVer5にバージョンアップをしていただくようお願いいたします。月末と週末が重なるような月がバージョンアップ作業には最適です。
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国保レセプトにOCRを表示するには

旧版のプロフェッショナルドクターで国保レセプトにOCRを表示するには以下のようにします。
レセプト.MDBをAccess 97で開きます。
クエリータブを選択して、
下記のクエリーをデザインビューで開いて<用紙区分>欄の抽出条件の”社保本人”などとなっている部分を削除します。
下記のクエリーすべてについて行って下さい。
Qブロック11データ追加
Qブロック12データ追加
Qブロック13データ追加
Qブロック14データ追加
Qブロック21データ追加
Qブロック23データ追加
Qレセプト点数合計表OCRのデータ作成
以上7個について同じ事を行います。
Ver5では国保に表示することは印刷時の設定で可能です。
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プロフェッショナルドクターは医療事務項目の入力について自動入力ボタンを用意していますが、このボタンはすべての入力条件を検討して漏れなく必要な項目を入力するものではありません。医事システムとしてはすべての項目をもれなく入力して人間が考える余地をなくすという事が理想でしょうが、制度の改定に100%追随する事を目標にはしていません。たとえば会計で老人の一部負担金の530円を毎回入力するようにしていますが、これを自動的に入力するようにすることも可能ですが、いずれ制度が変わるとなるとそのたびにシステムを変更する必要が出てきます。結果としてユーザーに金銭的な負担をかけることになります。
同様に自動入力でも現在は80%程度の判断入力を行う程度です。また人間が判断して入力された項目を変更する必要がある事もあります。
以下にいろいろな例を記載します。
@外来管理加算の判断
外来管理加算は検査画像診断マスターの項目<外来管理加算区分>に1が入力された項目が入力された場合に外来管理加算の入力がされません。現在配布しているマスターにはこの項目がすべて空欄になっていますので、よく使用される項目が外来管理加算不可の項目であれば検査画像診断マスターの項目<外来管理加算区分>に1を入力しておいてください。
A生体検査付回目の項目生体検査を月に2回行うときに逓減されますが、現在マスター自体に逓減された点数の項目はありません。ご自分で瀕用する項目は基本となる項目を利用してコードの末尾に−2などと追加して新項目を作成してください。同一月に2回目の同一検査の場合は逓減された点数の項目を入力してください。
B筋肉注射を同一日に2回した場合も手技料は1回分が入力されます。2回の筋肉注射とするのが妥当な場合は手技料を追加入力してください。
C尿を検体としてホルモンなどの定量検査を行ったとしますと、採血料が入力されます。これは検体を区別していないため→通常は血液のことが多いため検査の項目に対して採血料を入力するようにしているためです。このような場合、不必要な採血料は削除してください。


継続管理加算を再診欄に表示する方法

継続管理加算が外来管理加算から再診料に所属が変更になりました。
レセプトの表示を変更するための方法を記載します。

(1)Ver5での処理
継続管理加算を再診欄に表示するには以下のようにしてください。
@カルテシステムから診療点数マスターを開きます。
A<継続管理加算><継続管理加算老人>を検索します。
Bこの項目の<分類番号>を122から120へ変更します。
Cこの項目の<回数>欄の数値を1から0へ変更します
以上で完成です。

(2)旧バージョンでは複雑であり、完全には表示できません。
方法A:新しく継続管理加算のコードを作成して、既存のデータを置換する方法
@まず、診療点数マスターを開き継続管理加算の項目を検索します。
A以下のように既存の継続管理加算の項目名に×をつけます。
121A001112007170 継続管理加算→121A001112007170 ×継続管理加算;旧コード
B次に新たに以下のように診療点数マスターにコードを登録します。
前のコードを変更して、コードの左から3桁目を0にします。
120A001112007170 継続管理加算;新コード
Cレセプトに表示するために必ず他マスター追加を行っておきます。
D次に<データ.MDB>のテーブル<診療>を開きます。
E121A001112007170 ×継続管理加算:継続管理加算の旧コードを検索し、
新コード(120A001112007170 継続管理加算)に置換します。
F
121A001112007170→120A001112007170
とします。
G以上で継続管理加算は再診の項に点数が合算表示されます。
但し、継続管理加算の回数も再診の回数に合算されますので、回数を手書きで修正する必要が有ります。

方法B:新たに継続管理加算と再診料を統合した項目を作り、入力されていたデータの継続管理加算のコードを置換する方法
@診療点数マスターを開き、再診料のコードをもとに新たに
再診料(継続管理加算)
という、再診料+継続管理加算の点数にした項目を登録します。
120A001A−1 再診料(継続管理加算)
等とします。
Aレセプトに表示するために必ず他マスター追加を行っておきます
B次に<データ.MDB>のテーブル<診療>を開きます。
C121A001112007170 ×継続管理加算:継続管理加算の旧コードを検索し、
新コード(120A001A−1 再診料(継続管理加算))に置換します。
置換のかわりに更新クエリーを作成すると1回の処理で置換が完了しますが、
不慣れな場合は置換を行ってください。また最初は必ずバックアップデータに対して処理を行ってください。

**診療テーブルのすべてのレコード行のコードAAAAA